前回の走行会から中2日、SRCでは26日にも再び走行会を開催した。今回の参加は2チームのみで、会場も同じく加須のジョイナスサーキット。
室温24.5℃ 湿度48%。コースには同グループの他に2〜3チーム。
▲RDM5 SD2.0 13.5T
▲数戦前からリヤ→アッパーデッキへ移設されていたESC
RDM5では、好調なSD2.0に再びアメリカンボディを載せての走行に回帰。
また、新たに増備されたRaveDスプリングを投入、
リヤサスアームへ5gのウエイト搭載、ジャイロ設定も見直され、マシンの安定性がさらに向上。
チェスターとの熱い追走バトルを演じて見せた。
「よく走るマシンは楽しいものだ。これまでの苦しみから解放された事が何よりのご褒美だ。
ストレートエンドの長い飛距離でのドリフトも、各コーナーで角度をつけても破綻しにくく、動きは素直でスムーズだ。
マグネットが弱い以外は、とりあえず現状のマシンには満足している。」
▲チェスターR TT-01RWD 10.5T
▲マシン後方上部に謎の箱を設置
ロールさせる、チーム2台目のマシンとして誕生したチェスターR TT-01RWD。
ダンパーシャフトの2mmアップ(28mm→30mm)、車高、ボディマグネットやウエイトの位置変更、高い位置に追加された黒いメカボックス内にも160gのウエイトを搭載。
しかし相変わらずロール量は少なく、改善策は効果が薄かったようだ。
「マシンにはスピードもあり、操縦性も悪くはない。走行性能をスポイルして車体を傾けるのはあまり意味がない。
マシンのセットアップ幅が極めて狭いため、バランスを取りつつ変更を加えるのも一苦労だ。」
▲チェスターR TT-02RWD 10.5T
前回の不満を解消すべく、各部のセット変更を行なってきたチェスターR TT-02RWD。
フロントはサスアームを伸長しスクラブ量を大幅に減少、アッカーマンも再調整、リヤダンパー位置変更、前後ダンパースプリング変更、4穴→テーパー付6穴とオイルもAXON♯20→♯30、リヤサスアームに5gウエイトなど。
マシンの挙動は以前のバランスを取り戻し、RDM5と互角のペースを発揮。追走シーンでも対等に渡り合った。
「フロントのスクラブが常識的な範囲に抑えられた事で、車の動きも正常化したようだ。サスアームのウエイトも効果絶大で、ドリフト走行全般で走りやすくなった。
まだ調整は必要だが、良好なバランスを得られたので安心したね。」