今月24日、SRCは走行会を開催した。会場は初開催となる加須 JOYUS。
ボーリング場に併設される形で、かつてのラジコン天国→VEGA→JOYUSと変遷しているという。
▲初心者優先コース
▲初心者超優先コース
どちらも非常に考えられたレイアウトで、美しいジオラマにより背景に迫力があり、路面も非常にクリーン。
屋内の気温19.3℃ 湿度43%。サーキット内には他に4〜5チームが走行。
▲URD RD1.0 13.5T
▲バッテリーは下部固定とされた
真っ黒なニューボディを投入したURD。真っ赤なアンダーネオンが強烈な印象を与えているが、同チームにとってはフェンダーの下にタイヤが収まる事も重要事項となっている。
19日にも川崎のDr.サーキットでテストを実施しており、マシン側もキレ角が改善。バランスの調整などにより更にペースアップを果たしてきた。
「マシンはようやく良好な挙動を示すようになってきた。ライバル勢に対して間違いなく差は縮まってきており、場面によっては付いていける。
シャシーの理解度もかなり向上しており、RC初参入のチームとしては良いペースだろう。」
▲RDM5 SD2.0 13.5T
▲10.5T、13.5Tを比較テスト
これまでの数戦の間、ダンパー内部のEリングが外れていたことが発覚したRDM5。それらの修復とスプリングの変更、リヤオーバーハングからアッパーデッキ側にESC位置も変更となり、劇的にバランスは改善。
ここ数戦でチェスターに煽られていたマシンは、逆に余裕で付いていけるまでにペースアップを果たした。
「SD2.0の持つポテンシャルをようやく体現できたようだ。立ち上がりの加速もスライドコントロールも遥かに容易になり、挙動も分かりやすくなった。
まだ好みの動きにするまでは至っていないため引き続き改善を目指すが、大きな問題はない。」
▲チェスターR TT-01RWD 10.5T
▲チェスターR TT-02RWD 10.5T
▲オフセット F8mmハブ+9mmホイール、R10mmハブ+12mmホイール
ついに200mmオーバーのボディを投入したチェスターR TT-02。ボディの準備に多大な時間を要したため、トレッドは単純にホイールオフセットの変更のみ。
しかしフロントのスクラブが巨大化、アッカーマン、ダンパー、足回りのバランス全てが見直しを要する事態となり、マシンの挙動は大幅に悪化。我慢の走りとなってしまった。
「ボディの変更のために、わざわざ絶好調だったTT-02のセッティングを変える必要があったが、時間がなく車幅のみ変更したのが仇となった。
現状は角度の維持が難しくスピンを誘発、スライドも多く前に出ない。フラストレーションが溜まるね。」