『外食』に求めるものは『お腹を満たす』だけだろうか?
もちろん『美味しいものを食べたい』というのはあるだろう。
しかし、『最近美味しくない物を食べたか』と聞くと、大抵の人は『無い』とこたえる。その通りだと思う。最近はコンビニの惣菜だって昔ほどはまずくない。
食べ物が溢れている上に、『味』も差別化のポイントとしてはなりにくくなっている。
そればかりか、入りやすさで言えば、窓硝子が沢山で中が見えるコンビニやファミレスのほうが圧倒的に有利だ。(実際コンビニはそれを狙って本の側を全部ガラスにしている)
では、小さなお店はどうすればいいか?
一つの答えが『おいしい』以外の『ワクワク』を上げることだと思う。
外食に求めている物は『お腹を満たす』以外にも『明日への活力』『楽しい時間』というのがある。
たとえばこのお店、都内で多店舗展開をする【スパゲッティーのパンチョ】さんは
『大盛りが無料』『昔懐かしい』『店の中が面白い』
という『ワクワク』をあげている。
メニューからみても、店の雰囲気からしても、きらびやかに着飾った女性が似合う場所ではない。
ワクワクポイントとして『大盛り』や『昔懐かしい』をあげているところからターゲットは30代から40代しかも男性だと思う。
一つのターゲットに対して徹底して「ワクワク」を追求していくことにより、他の周りの人間もついてくる。
一つの『差別化』の例として。
世界初?販売促進の小説。
「シャッター商店街のシャッターを開ける方法」
読んでわかる商店街活性と、販売促進の方法