写真の産状の化石を採取しました。



左側の側咬頭と歯根が見えます。
側咬頭下の歯根が欠けていますが、周りを探して何とか見つけました。


化石本体は、クリーニングするまでもなく、スルッと母岩から抜けました。


3分割してしまいましたが、部品はちゃんと有り、補修できそうです。



歯根に着いた岩を取り除いて、各部位を張り合わせました。
高さ19mm、幅12mmのクレタラムナの前歯でした。


舌側面です。

唇側面です。
Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

小さいですが、保存状態の良い化石を採取することができました。




10年以上前に採取したサメの歯化石2点です。舌側面です。



どちらもクレタラムナの歯化石だと考えていました。いずれも高さ20mm 幅15mmです。
左側は前歯、右側は側歯と推定していました。

が…
唇側面を比較してみると…


右側の歯化石は
クレタラムナで間違いなさそうです。

左側の歯化石は
①歯幹下部に隆起が見られます。
②歯根が分厚いことが分かります。



更に、歯幹下部を拡大してみると…
③主咬頭下部から側咬頭にかけて短い線条が見られます。
①~③の特徴から、冒頭の写真の左側の歯化石はクレトダスだと同定しなおしました。



Cretodus sp. (the Futaba group, Fukushima)

産出頻度の高くないクレトダスの歯化石を10年以上前に採取していました。
クレトダスの歯化石は大きいとの先入観は良くないですね。


(参考文献)
渡部世利英(2022 MS) 福島県いわき市の上部白亜系双葉層群足沢層より産出した板鰓類化石群集, 筑波大学大学院生命地球科学研究群地球科学学位プログラム修士論文.

写真の産状の化石を採取しました。





サメの歯化石の歯根としては、あまり見たことの無い型をしています。これまでに採取したことの無い化石だと良いなと思ってしまいます。

幅20mmあり、最近採取したサメの歯化石の中では大型です。右側下部が欠落していますが、別に回収できています。

罅が入っているので補修しながらクリーニングしました。罅を瞬間接着剤で補修したため、歯根の一部の色が変わっています。

舌側面です。



唇側面です。
Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)


高さ30mm 幅20mm のクレタラムナでした。
主咬頭の先端がわずかに欠けています。採取したことの無いものではありませんでしたが、綺麗なサメの歯化石が採取できました。


産状の写真はクレタラムナを矢印の方から見たものでした。
こちら側から化石とにらめっこすることがあまり無いので、珍しい形の歯根に見えてしまいました。

写真の化石を採取しました。





アンモナイトだと思われます。
この産地では珍しく、外殻が残っています。


クリーニングしました。
上の写真の面はこの様になりました。


長さ18mmです。
肋が確認できます。



緑の矢印の側から撮影すると…




Yezoites pseudoaequalis (the Futaba group, Fukushima)

写真の右側は母岩で、左側が化石です。
圧縮されて変形していますが、緩い巻きが確認でき、異常巻きアンモナイトのエゾイテスだと思われます。





サメの歯化石を採取しました。

割れて産出しました。

一所懸命破片を集めました。


が…





バラバラです…(涙)


頑張って修復した結果…



Cretalamna sp.(the Futaba group,
Fukushima)

クレタラムナでした。高さ16mmです。
何とかなりました。