以前、写真の化石を採取しました。



Eriphyla higoensis (the Futaba group, Fukushima)

二枚貝のエリフェラだと思われます。
化石の上部から黒い水管が? まさか…


化石の裏側を見てみると…



Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

クレタラムナと思われるサメの歯化石がはまっていました。


貝化石とサメの歯化石が表裏一体となった面白い化石でした。

写真の産状のサメの歯化石を採取しました。



主咬頭と思われる咬頭とその右脇に側咬頭が見られ、歯根の一部が岩から顔を出しています。

クリーニングを開始しました。
母岩が固い!


ようやく左側にも咬頭が出てきました。やはり中央の咬頭は主咬頭でした。

歯根もここまでは綺麗に出てきていて、保存状態の良い化石を期待してしまいます。

更にクリーニングを続けました。


唇側面です。
高さ9mm、幅11mmのほぼ完形のサメの歯化石が出てきました。その形から後歯化石だと思われます。歯根が分厚く、正面から撮影すると側咬頭が歯根に隠れてしまいます。

側咬頭が見易いように角度を変えて撮影しました。
歯頸帯が見られ、側咬頭が丸みを帯びています。


舌側面です。
歯幹下部に明確な凹凸と細かい線条が見られます。これは、双葉層群で産出頻度の高いと言われている(とは言ってもサメの歯化石自体の産出頻度は高くありませんが) Cretalamnaには見られない特徴です。
ここでは同定することを控え、調べていきたいと思います。

Unknown  (the Futaba group, Fukushima)

珍しいサメの歯化石を採取することができました。

サイズの対比を見て頂けるよう最近アップしたクレタラムナと共に並べてみました。
左から、10月12日、9月10日、本日(11月10日)、11月4日にアップしたものです。


左から9月24日、10月29日、10月12日、10月17日にアップしたものです。

全体の比較をして頂けるよう、10月12日にアップしたクレタラムナは両方の写真に入っています。













写真のサメの歯化石を採取しました。



歯根と割れた断面が見えます。


もう一方は露頭に潜っています。
割れない様に取り出しました。

両方をクリーニングしたところ、主咬頭から歯根中央にかけて縦に割れていました。

接着したところ…

主咬頭の先端が欠落していますが、高さ9mm、幅11mmのクレタラムナの後歯だと思われる化石でした。

舌側面です。




唇側面です。
Cretolamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

主咬頭の先端以外は保存状態の良い小さな化石を採取することができました。




写真の産状のサメの歯化石を採取しました。




歯幹と歯根の一部が割れて落下してしまいました。時間がかかりましたが、何とか割れた部分を4つ回収しました。

何とか補修しました。(汗)


Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

高さ25mm、幅20mmのクレタラムナの前歯でした。
主咬頭の真ん中に回収できなかった部分がありますが、ほぼ完形のサメの歯化石が採取できました。



写真の産状の化石を採取しました。


露頭を剥がしていたら、サメの歯かな、と思われる化石の断面が剥がした岩に…。もう一方も露頭から慎重に剥がしました。

それぞれをクリーニングして、断面を接着してみたところ、


Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

主咬頭、側咬頭の先端に磨耗が見られますが、高さ15mm、幅15mmのクレタラムナの側歯化石でした。

見落としがちな化石の断面も丁寧に見つけると、ご褒美がありますね。


冒頭の写真の断面は緑の線で示したところで割れた面でした。











同じ日に写真の産状の化石も採取しました。
咬頭の下の母岩からわずかに歯根が見えています。クリーニングが楽しみです。


クリーニングしてみると…
Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

見えていた歯根しかありませんでした。
この様な部分化石の産出の方がはるかに多いのですが、採取できると嬉しいです。