写真の産状のサメの歯化石を採取しました。

主咬頭と思われる咬頭とその右脇に側咬頭が見られ、歯根の一部が岩から顔を出しています。
クリーニングを開始しました。
母岩が固い!

ようやく左側にも咬頭が出てきました。やはり中央の咬頭は主咬頭でした。
歯根もここまでは綺麗に出てきていて、保存状態の良い化石を期待してしまいます。
更にクリーニングを続けました。

唇側面です。
高さ9mm、幅11mmのほぼ完形のサメの歯化石が出てきました。その形から後歯化石だと思われます。歯根が分厚く、正面から撮影すると側咬頭が歯根に隠れてしまいます。
側咬頭が見易いように角度を変えて撮影しました。

歯頸帯が見られ、側咬頭が丸みを帯びています。
舌側面です。

歯幹下部に明確な凹凸と細かい線条が見られます。これは、双葉層群で産出頻度の高いと言われている(とは言ってもサメの歯化石自体の産出頻度は高くありませんが) Cretalamnaには見られない特徴です。
ここでは同定することを控え、調べていきたいと思います。
Unknown (the Futaba group, Fukushima)
珍しいサメの歯化石を採取することができました。
サイズの対比を見て頂けるよう最近アップしたクレタラムナと共に並べてみました。
左から、10月12日、9月10日、本日(11月10日)、11月4日にアップしたものです。

左から9月24日、10月29日、10月12日、10月17日にアップしたものです。

全体の比較をして頂けるよう、10月12日にアップしたクレタラムナは両方の写真に入っています。