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【リオン】耳かけ型デジタル補聴器ハイパワーシリーズ

新米補聴器店員レンコンです。
これまでいろんな補聴器をご紹介してきましたが、いずれも外国のメーカーです。
国内最大の補聴器メーカー、リオンを忘れてはいけないですね。
今回は3月に発売開始された、ハイパワーシリーズHB-G7PA、他をご紹介します。
スタイリッシュな7色のカラーデザインです。

ゆとりある出力、利得を備えるとともに、同社の従来の高出力タイプ耳かけ型補聴器と比べ、消費電流を約60%抑え、電池寿命を約2倍(約345時間)にしたそうです。
特にHB-G7PAはデジタル信号処理が10バンド7チャンネルと、細かな信号処理が可能で、装用者の聴力にあわせて調整しやすい特徴があります。
にっこり補聴器屋さんのブログ-七色のHB-G7PA

機種名        HB-G7PA          HB-G7PB
価格(非課税)198,000円(両耳356,400円) 118,000円(同212,400円)
90dB最大出力
音圧レベル    150dB以下(ピーク値)  148dB以下(ピーク値)
デジタル信号処理 10バンド7チャンネル   7バンド4チャンネル
電池寿命(PR44P) 345時間         345時間

汗に強く、高い耐久性のスタイリッシュな7色のカラーデザイン
FM補聴システムや外部入力、イヤホンクロスへの対応
使う人にやさしい親切な機能を搭載
など、使いやすさを高める機能も工夫されています。
(いずれも同社資料より)

同社からは、自立支援法対応のHB-19も新たに出されています。
筐体は大体同じようですが、中身は2チャンネルだとか。
製品注文中ですが、入ったらまたご紹介したいと思います。

■「HB-G7PA」「HB-G7PB」のカタログスペックです。クリックすると拡大されます。

にっこり補聴器屋さんのブログ-HB-G7PAスペック

【自立支援法】重度難聴用耳かけ型 LITE PLUS HP(シーメンス)

新米補聴器店員レンコンです。
本日は自立支援法補聴器を紹介します。

最近の福祉法(自立支援法)補聴器の性能、以前と比べてかなり向上しています。
アナログ補聴器が多かったのですが、福祉法補聴器でもデジタル補聴器が主流になってきました。
これまでアナログ補聴器をお使いの方は、デジタルの聞こえ、ぜひお試しいただきたいです。

障害者自立支援法対応補聴器
重度難聴用 耳かけ型 LITE PLUS HP

・4chフルデジタル補聴器
・雑音抑制、ハウリングキャンセラー、指向性機能付き
・利得、コンプレッションを各chで独立調整可能
にっこり補聴器屋さんのブログ-LITE HP

シーメンスから出ている自立支援法対応補聴器です。
カタログ数値でピーク時147dB以下と、耳かけ型補聴器の中でも最強クラスです。
装用した状態はこんな感じです。
にっこり補聴器屋さんのブログ-LITE装用

当社にデモ機あり、お試しいただけます。

当社では身体障害者手帳を持つ高度難聴以上の方向けに、自己負担の少ない、自立支援法対応補聴器をいろいろ取りそろえています。先にご紹介した3000DM(オーティコン)の他、スターキー、リオン、ワイデックス、フォナックなど各社のデモ機があります。ぜひお試しください。

■「LITE PLUS HP」のカタログスペックです。クリックすると拡大されます。
にっこり補聴器屋さんのブログ-LITEスペック

古くなった補聴器は、5年を目途に再交付される場合があります。
イヤモールドの修理は1-2年でOKです。

■「障害者自立支援法 補聴器購入基準価格表」です。クリックすると拡大されます。
にっこり補聴器屋さんのブログ-支援法価格表
但し2010年3月31日付けの官報で「補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の改訂」の発表がありました。上の表の範囲にはないのですが、次の金額が変更されています。

・骨導式ポケット型 (以前)67,000→70,100円に変更

・重度難聴用耳かけ型でFM型を必要とする場合は80,000円増し(以前は89,000円増し)とすることとし、ワイヤレスマイクを必要とする場合は、修理基準の表に掲げる交換の額の範囲内で必要な額を加算すること。

他にイヤモールドの修理額が6,400円→9,000円になる等、いろいろ改訂されています。

【FM受信機】新製品 アミーゴ・アーク

新米補聴器店員、レンコンです。
オーティコンから販売予定の新製品、ご紹介します。

アミーゴ・アーク
FM受信機。43,000円(非課税)
同社の自立支援法対応受信機アミーゴR5が発売当初68,250円でした。比較すると、いかに安いかわかりますね。
にっこり補聴器屋さんのブログ-アミーゴアーク

ネックループタイプのFM受信機です。FM送信機は他機種と共通です。
首に提げて使用し、FMを受信するのですが、受信した音声を補聴器や人工内耳のテレコイル機能を使って聴くところが違います。

ネックループの長さは75cmまたは55cmいずれか選択できます。
帽子サイズが58cmのレンコンは、55cmだと頭に入りそうにないです(笑)。
カタログでは、充電時間2時間半で100%。電池寿命は10時間以上。
LEDライト表示が2つあり、FM信号受信状況、電池残量が見てわかるように知らせてくれます。
音楽用のスーパー低域ブースト機能があり、同社の従来のネックループタイプ受信機よりも豊かな音質を届けます、とのこと。

5/15に行われたオーティキッズセミナーで、ニシノさんが仕入れてきた情報をもとにご紹介しました。
お客様が使っている補聴器等にテレコイル機能があれば、そのまま使えるので、汎用性が広いこと。
また、費用が安いこと。
この2点だけでも、多いに注目しますよね!
ユーザーの立場で見て、利便性がかなり高いです。

まだ現物を試していませんが、当社でも扱い検討します!
ご希望の方はぜひお尋ねください。

■「アミーゴ アーク」のカタログスペックです。クリックすると拡大されます。
にっこり補聴器屋さんのブログ-アミーゴアーク スペック
(オーティコン社カタログから引用)

【アクセサリー】耳掛補聴器用汗カバー

にっこり補聴器屋さんのブログ-補聴器カバー
耳掛補聴器用汗カバー
画像は右からピンク、青、ダークブラウンのいずれもSサイズ
1袋(5ケ入)1,500円(税込)
ダークブラウンはサイズSとM
赤・ピンク・緑・黄・青はサイズSのみ
ベージュはLのみ、2枚セットで420円

補聴器本体にかぶせて使う、防汗カバーです。
といっても汗を防ぐのではなく、吸い取るものです。
カバーは補聴器にかぶせたまま、ボリューム調整やスイッチ操作がほぼ可能です。
一日使い終わった後または汗をかいた後、カバーをはずして洗濯すれば、再度使用できます。
Sサイズはコンパクトタイプや小児用補聴器に適します。

オーティコン製
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これからの季節、汗が多くなりますね!補聴器のメンテナンスに気を使うところです。
汗をかくたびにテイシュで拭くのも追いつかなくなるので、常時防汗カバーを使用していると、ちょっと安心です。
運動でひどく汗をかくときには、終わったあとすぐにカバーをはずし、補聴器本体や電池周辺も汗が入ってないか、気を使いましょう。
こういう気遣いが補聴器の寿命を延ばしてくれます。

【フォナック】フォナック FM 通信 Vol.7

(参考 フォナックFMブログ)
http://phonakfm.blogspot.com/

2010年3月31日付けで「補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準」が一部改正となりました。それに伴い、FM システムの交付額が以下の通り、変わりました。

 ● FM 型用ワイヤレスマイク交換(充電池含む)・・・ 送信機として 98,000 円
 ● FM 型受信機交換・・・ 受信機として 80,000 円
 ● オーディオシュー交換・・・ オーディオシューとして 5,000 円

つまり、送信機 1 台と受信機 1 台の場合、178,000 円交付されることになります。
受信機はお使いの補聴器に合わせて、MLxi、ML9i、ML10i、ML11i、ML12i から選ぶことができます。詳しくはフォナック自立支援法カタログをご覧ください。

このパックは、ZoomLink+、ピンマイク、および受信機をセットでご購入いただく時に有効になります。例えば MLxi 単体で販売する際は、今まで通りの金額です。
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2. お知らせ : 送信機、受信機、オーディオシューの非課税について

身体障害者用物品として、FM 製品の送信機、受信機、オーディオシューの消費税が非課税となりました。

その他のアクセサリー(AC アダプターや人工内耳用接続ケーブルなど)は課税対象となりますので、ご注意ください。カタログなどの記載価格は順次改訂していきますので、よろしくお願いいたします。
(サイトから引用 情報元:フォナック FM 通信 Vol.7)
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以下、新米店員のレンコンです。
この前の記事で、
■フォナックFM自立支援法対応パックを発売
フォナック社では3月末の官報で補装具関係費用の改定があったのに伴い、2010年5月12日からフォナックFM自立支援法対応パックを発売することになりました。
フォナックFM自立支援法パック(片耳用) 178,000円
 送信機ZoomLink+(1台)、外付けピンマイク(1台)、受信機(1台)
フォナックFM自立支援法パック(両耳用) 258,000円
 送信機ZoomLink+(1台)、外付けピンマイク(1台)、受信機(2台)

とあるのですが、金額の計算方法がよくわからないでいました。
そうか、送信機と受信機の福祉上限合計額なんですね。マイクの金額は送信機に含めてたのか。
この範囲で価格を決めて福祉(自立支援法)に対応しますよ、ということだったんですね。じゃあ他のメーカーのFMも同じになるんじゃ???
オーディオシューをはかせれば、さらに5,000円アップするのでは?
と、新米でないと言えないことを言ってしまうレンコンでした(ML9i、ML10i、ML11i、ML12iの受信機なら、オーディオシューと一体型ですから不要です)。

画像はナイーダV UPにオーディオシューをはかせ、FM受信機MicroMLxS(92,400円)を取り付けたものです。
にっこり補聴器屋さんのブログ-ナイーダ V UP