私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?~⑨ | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は


私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー~?①

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?②

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?③

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?④

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?⑤

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?⑥

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?~⑦

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?~⑧

の続きです。


長すぎるんだよ、ドアホゥ!と刺される日も近いです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


新しい眼鏡の御披露目会から数日後の日曜日。


ヲタ夫とC子はとある駅で待ち合わせをしていた。



時間通りに待ち合わせ場所で落ち合う二人。



ヲタ夫「今日はわざわざ貴重な休日なのに、


こんなことに時間を割いてもらって、なんか申し訳ないなと・・・。」



C子に、休日を割いてもらったことを侘びると



C子「いいの、いいの、気にしないで~。


実はね。これから行く美容院って、私の行きつけなんだけどね。


そこの、美容師さんがね、


カッコイイの~~~ドキドキ(〃∇〃)


だからね、少しでもお客さんを紹介して増やしてあげようと思って!


うふっドキドキ



どうやら、C子にはC子の目的があったらしい。


(さすが・・・抜け目の無い女だ。)





しばらく歩いて美容院に到着。


C子に連れられ、ドキドキしながら入り口にはいるヲタ夫。



イケメン美容師「お~C子ちゃん!こんにちわ~。」


C子「あ~!○○さん!新規のお客さん、連れてきたよ~。」



イケメン美容師「ありがと~。


こんにちは~。僕、C子ちゃんの担当の○○です。」



ヲタ夫「あ、こ、こんにちは。今日はよ、よろしく、お願いします。」



イケメン美容師「今日は、どうしますか?」



ヲタ夫「えっ?!えっ、えっと、えっと・・・。」



どもるヲタ夫をよそに



C子「実は、この人、私の友達のことが好きで。


改造しようってことになってて。


説明すると、長くなっちゃうんだけどね。


とにかく、今風にかっこよくして欲しいの。」



イケメン美容師「ふんふん。面白そうだね。」



C子「まず、髪はカラーリングして明るい色にして~。」



イケメン美容師「うんうん。この辺の色でいいかな?」



カラーリングの見本の前でなにやら話し合う二人。



C子「じゃあ、この色で決まりね!スタイルなんだけど・・・。」



イケメン美容師「そうだな~。この明るいカラーに合った雰囲気で・・・


サイドは短めに・・・トップはこんな風にふわっとさせる感じでどう?」



ヘアスタイルカタログを取り出す美容師さん。



C子「それいいね!それで、前髪はこんな風なのがいいと思うんだけど。」


イケメン美容師「了解、了解。まかせておいて!」



二人の話し合いも済み、施工される本人は何もわからないままカットが始まった。



生まれて初めての美容室。


煌びやかでおしゃれな店内も


上を向いた状態でされるシャンプー&リンスも


少しヒリヒリするカラーリングも、


すべて初体験。


店内で、オドオドしながらも、


C子と美容師さんのフォローにより、なんとか乗り切る。





そして・・・数時間後。





美容師さん「これで・・・どうでしょう?」






カットのため、外していたメガネを渡される。


その、メガネをかけて恐る恐る鏡を覗き込んでみると・・・




そこには、いつもの自分


ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-ヲタ夫シルエット


とは違う



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-ヲタ夫シルエット?

今風のイケメンが!!





な・・・なんじゃこりゃ~~~!!

( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚




びっくりして口をパクパクさせるヲタ夫。



イケメン美容師「どうですか~?」



C子「いいじゃん、いいじゃん!


ヲタ夫君!すごくかっこよくなったよ!」



興奮気味にはしゃぐC子。



こ・・・これが・・・オレ・・・?


髪型一つで、こんなにも変わるものなのか・・・。



鏡の中の自分の姿をまじまじと見つめるヲタ夫。



イケメン美容師「どこか、気に入らないところとかあれば直しますので


言ってくださいね~。」



ヲタ夫「いや、そんな・・・気に入らないところなんて・・・


そんな、そんな・・・。」



おどおどするヲタ夫の横で 冷静になったC子が一言。



C子「でも、この髪型って結構セットって大変だったりする?」



その言葉で我にかえるヲタ夫。



そ、そうか・・・


セットというものをしないと


この髪型にはならないんだな・・・



イケメン美容師「大丈夫、そんなに難しくないよ~。


まずWAXを指先につけて、トップの髪の毛を~・・・。」



わっくす?!



ヲタ夫「え・・・えっと~。


当方、”わっくす”というものを持ち合わせていないんですが~・・・。」



焦りに焦って変な言葉遣いになるヲタ夫。



イケメン美容師「え?ワックス持ってないの?


そっか~。でも大丈夫。


今、使ったこのワックス、ここの店で売ってるから!


これさえあれば、セットもらくらくだよ~。」



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-wax


C子「そうだよ~。


ヲタ夫君、買ったほうがいいよ~。」


イケメン美容師君のポイントを稼ぐためなのか、妙に進めてくるC子。




ヲタ夫「じゃあ・・・買います。」


勧められるがまま即決したヲタ夫。


(もう、これさえあれば幸せになれますよ~。とかいう壺でも買いそうな勢いデスネ・・・。)




イケメン美容師「ありがとうございま~す。


1,500円です。」



1,500円・・・・∑(゚Д゚)


こ・・・この小さなプラスチック容器にはいっている”のり”みたいなものが?!


た・・・高い・・・(´□`。)


しかし、これを買わないと、この髪型が保てないのなら、


買わないわけにはいかない!!



意を決して財布を握り締めるヲタ夫。




イケメン美容師「じゃあ、本日のお会計です。


カット、シャンプー、カラーリング、スタイリスト指名料、WAX代金、


すべてあわせて


14,500円で~~~す。」




チーン




14,500円・・・



美容院であれば、至極当然の金額であったが、


いつも近所のさびれた床屋・・・


シャンプーなしカットのみの激安2000円コースに通っているヲタ夫には・・・


数日前に5万円以上のメガネを買わされたヲタ夫には・・・


あまりに高い会計であった。




ヲタ夫「いちまんよんせんごひゃくえん・・・。


は、は、はい。」



あたふたしながらなんとかお金を払うヲタ夫。




イケメン美容師「ありがと~ございました~。」


美容師さんの見送りの元、店を出るヲタ夫とC子。




ショックのあまりろくに口も利けないヲタ夫と


イケメン美容師と戯れたことで充電完了しツヤツヤしたC子。


対照的な二人は最寄り駅に到着。



すると、その駅ロータリーでC子があるものを発見する。



C子「あ!ヲタ夫君!見てみて


あそこに証明写真があるよ!」



C子が指差したのは、証明写真を撮影する撮影BOX。


そう。500円をいれると、自動で撮影してくれる、駅前にあるあの機会だ。



C子「せっかくだから、そのカッコイイスタイルを撮影しておいたら?」


提案するC子。



う・・・・・・・・・・


この、かっこよくなった自分を


撮影したい・・・!!



しかし・・・・・・・・・





今は500円ですら、惜しい!!




ヲタ夫「いや、えっと、だ、大丈夫・・・です。


や、やめておきます。」



C子「そお?


いいアイディアだと思ったんだけどな~。」




ヲタ夫「じゃあ、僕は帰りますので・・・


今日はどうもありがとうございました。」



C子「いいえ~。


のりこのこと・・・頑張ってね!!


じゃあね~!」



そんな風に言うC子を背に駅に向かうヲタ夫。



電車に乗って家へ・・・




ではなく



駅へ向かい、電車に乗る振りをして



徒歩で家に帰ったそうな。


ギリギリのキモヲタに明日はあるのか?!



というわけで、つづく。








次回・・・イケメンヲタ夫とのりこの再会!

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


今回の記事、私、のりこの出番がゼロ。


そのためヲタ夫に聞いたことを記事に起こしました。


10年も前の出来事・・・ちゃんと再現できているんだろうか?


というわけで、悲しいことにまだ続く~・・・