私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?⑤ | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は


私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー~?①


私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?②

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?③

私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?④


の続きです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


そして、予想通り。


ラブラブなメールが送られてくる日々。



勘弁してくれぃ (;´Д`)ノ



そして会社でも、


ヲタ夫は課題が早く進んでいるにもかかわらず、いじられキャラというギャップからか


意外と人望が集まり


「頑張ってのりこを落とせ!!」という状況に・・・。



勘弁してくれよ(゜д゜;)





そんなこんなで、季節は初夏。


新入社員に嬉しい嬉しい、


初ボーナス が支給された。



ボーナス額は、全員一律5万円。



新入社員ということで、小額ではあるものの


みんな、上司から受け取った明細をみながらホクホク顔。


中でも一番嬉しそうなのはヲタ夫。



実は、大学卒業の3月を迎えたと同時に親から仕送りを打ち切られ


初任給から、毎日ギリギリの生活を送ってきたらしい。


なのに、身の丈から外れた携帯電話などを買ってしまったから


近所のパン屋でパンの耳を貰って生活していたんだとか。


(そこまでして携帯を持つな!!)



この5万円で、やっと普通の生活に戻れる~


食べ物らしい食べ物を食べられる~~~!


そして、我慢していたあのアイドルの写真集も買えるぞ~!


感涙するヲタ夫。



しかし、泣いてばかりはいられない。


この5万円で、のりこさんを夕食に誘い


はっはっはっ初デートを・・・なんて・・・(〃∇〃)






一方、その時、


私の携帯には、女友達からメールが届いていた。



ラブレター「そろそろみんな、初ボーナスが出た頃だよね?


ぱーっとやっちゃいますか?」



いつもの友人達から飲み会のお誘いだ。



よし!今夜は楽しく飲んじゃうぞ!!



課題も終わっていないのに、退社のチャイムが鳴ったと同時に席を立つのりこ。



ヲタ夫「あ、の、の、のりこさん!あの、今日・・・」


私「あ、なんか用?私、ちょっと急いでて・・・またね!」



呼び止める間もなく、会社を出て行ていくのりこ。


1人ポツンと取り残されたヲタ夫であった。





数十分後。


女友達「お~のりこ!こっちこっち!」


友人が手招きしている席へつき


私「とりあえず、ビール!!」


と駆けつけ一杯を注文。


(女性ばかりの酒豪7人組なんですが、書き分けが面倒なんで

全部”女友達”の表記です。お許しを)



女友達「ボーナス出たー~?」


女友達「出たよ~3万円!」


女友達「私なんてさ~!」


女友達「聞いてよ!上司が最悪で~。」



ボーナスの額や、仕事の愚痴などを言いあう私達。



そして、やっぱり酒が入った女がするのはガールズトーク。


女友達「私、彼氏出来たんだ~!」


女友達「え~いいな~。私は別れちゃったよ~。」


女友達「っていうか、この間のコンパで会った人なんだけどさ~。」


彼氏や気がある男性の話で盛り上がる。



女友達「ところでさ~。のりこはどんな感じ?」


私「それがさ!聞いてよ!!」



待ってましたと、腰を浮かせる私。



私「なんかね。同じ会社の新入社員なんだけど。


超オタクな奴がいて、そいつに言い寄られてて困ってるの!!」


グビグビグビグビビール ドン!


こんな話、酒を飲まずにやってられっか!



女友達「へ~。オタクって何オタク?」



私「なんかアイドルオタクっていうの?


モー娘。とかがすごく好きでさ~。」



女友達「別に、モー娘。なんて、今や人気アイドルなんだし


珍しくないんじゃない?」



私「そーだけどぉ。


毎日、モー娘。見てるんだよ!


退社時間になると、走って帰るの。


モー娘。の5分番組を生で見るためにね・・・。


必死すぎでしょ?」


(この辺りの話は過去記事にて・・・リンク探すの面倒なんで貼りませんが。)



女友達「アハハ。超面白いじゃん!」



私「面白くないよっ!!


それにね・・・ロリ○ンなの!!」



あの”これぐらいの子はありだな”発言を打ち明けようとすると



女友達「ロリ○ン?アハハハハ!!


んなはず、あるわけないじゃん!!アハハ!」


大声で笑い出す。


私「な、なんで?!(°Д°;≡°Д°;)」


驚く私に


女友達「だってさ~。


その人、のりこのこと好きだって言ってるんでしょ~?


だったらロリ○ンなはずないじゃん!」



私「いや、まあ、


確かに奴と私の年齢は1歳しか変わらないけどさ~。」



女友達「ち・が・う・よっ!!


年齢の問題じゃなくて!!


のりこの“顔”の話!」




私「え?顔?」





女友達「そ。


だって、のりこって、老け顔じゃん?!」




ふ・・・老け顔・・・?!


ひ・・・ひどい!!



とは言ってみても・・・


そう・・・実は私、のりこ。


超・老け顔な女なのだ orz


+5・・・いや+10歳程、上に見られることもざら。


「顔がやつれてるね。」


「表情に生活感があふれてるよ。」


「苦労してきたんだねぇ。」


と、老女へのいたわり言葉?をかけられることすらある。


私の唯一の欠点を


(は?唯一?欠点しかない女だろ!!)


あっさりと指摘したね、あんた!




私「そ・・・そりゃ老け顔だけどっ。


自分でもわかってるけどっ。


それが奴がロリ○ンかどうかとどう関係が・・・?」




女友達「だって、ロリ○ンだったら、


老け顔の女は選ばないって!


ロリ顔の女を選ぶもんだよ。」



私「そ、そういうもん?( ̄_ ̄ i)」



女友達「そうだよ~。


じゃあさ、真相を確かめるためにも、


そのオタクの人、ここに呼びなよ!」



私「え?!ここに?!」



女友達「そう!ここに!


その調子でのりこの事を”好き好き”って言ってるなら


電話一本で来るんじゃない?」



私「え~~~~。いいよ、呼ばなくて。」



女友達「いいじゃん、いいじゃん!


私達、オタクの人って見たことないし。


ちょっと見てみたいじゃん?」



私「え~~~~・・・。」



なんで、楽しい酒の席に奴を呼ばなければならないのか・・・。


しかし友人達はノリノリ状態。


しかたなく、ブツブツ言いながら、


酒が入った勢いで、ヲタ夫に電話をかける私。




私「あ、もしもし、ヲタ夫君?


今、新宿の○○っていう店で友達と飲んでるんだけど~


なんか、友達がヲタ夫君のこと見たいんだって。


来れる?


うん・・・うん・・・そう。じゃあね。」



電話を切った私を友達がのぞき込んできた。



女友達「どうだって?これるって?」



私「うん。来るって。」



女友達「やった~。どんなすんごいキモいオタクが来るんだろう。


楽しみだねぇ~!!きゃ~。」





そして、その頃。


自宅にいたヲタ夫。



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-歓喜のヲタ夫


やっっっっっっった・・・・!!


つ、つ、つ、ついに!!のりこさんから、お誘いが!!




友達が俺を見たいだって・・・?!


どうやら、これが世間で噂の


「私、この人と付き合おうと思うんだけど、みんなはどう思う?」


という、彼氏候補の顔見せってやつか?!



(違うよ!ヽ(`Д´)ノ )



な、何を着ていこう?!


なんかおしゃれとかしていったほうがいいのか?


ひげはそっていくべきか?


あ、でも、一刻も早く行ったほうがいいよな。


帰ってきたばっかりだから、通勤スーツだけど、


とりあえずこれで行くか!




ダッシュで最寄り駅から電車に乗り込むヲタ夫。



電車の中では、これから身に起るであろうことを妄想する。




挨拶の言葉とか考えておいたほうがいいな。


”はじめまして。このたびは、このような場にお招きいただきましてありがとうございます。”


うーん・・・固いか?


”こんちは~。ヲタ夫だよ~ん”


って軽いか?


”私がのりこさんの彼氏です!”


って、まだ早いか?


”のりこさんを、僕に下さい!”


って、相手が違うか?



ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・


ヲタ夫の妄想列車は新宿駅到着まで続いたという・・・。










長期連載の兆し?
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


この馴れ初めの記事・・・実際にあったことなので


(多少は出来事の簡素化や記憶のずれはあるのですが)


書くのがとてもたやすいのですが、


ヲタ夫に


「なんで、こんなに文章があっさりしてるの?!


もっと二人の心情を絡めてじっくりじっくりと書いて!」


的な指導をされまして


なんていうか・・・



うぜー。


そんなに言うなら、お前が書け!と。


でも実際書かせたら、すんごい変なラブストーリーに変換されてしまいそうなんで


やっぱり書かせられそうにない・・・。




いやいや、どうですか、皆さん?


あっさりしてますかね?


あっさりしすぎですかね?




・・・・・・・してますよね・・・。


自分でも自覚してはいるんですが・・・。


でも、私、こういう恋愛?文章?っていうんですか?


すんごく苦手で・・・汗


テレビのラブシーンも目を背けてしまうほどのテレ屋さんなもんで


自分の馴れ初めとかね。


恥ずかしすぎて、顔から火が出そうってのを通り越して


漏れそうですよ!漏らしそうですよ!


ギリギリで堪えてますよ。




で、まあ、何が言いたいかって言うと


結論としてはですね。


このままあっさりと書きなぐって終わらせたいな、と。