この記事は
「私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー~?① 」
「私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?② 」
「私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?③ 」
「私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー?④ 」
の続きです。
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そして、予想通り。
ラブラブなメールが送られてくる日々。
勘弁してくれぃ (;´Д`)ノ
そして会社でも、
ヲタ夫は課題が早く進んでいるにもかかわらず、いじられキャラというギャップからか
意外と人望が集まり
「頑張ってのりこを落とせ!!」という状況に・・・。
勘弁してくれよ(゜д゜;)
そんなこんなで、季節は初夏。
新入社員に嬉しい嬉しい、
初ボーナス が支給された。
ボーナス額は、全員一律5万円。
新入社員ということで、小額ではあるものの
みんな、上司から受け取った明細をみながらホクホク顔。
中でも一番嬉しそうなのはヲタ夫。
実は、大学卒業の3月を迎えたと同時に親から仕送りを打ち切られ
初任給から、毎日ギリギリの生活を送ってきたらしい。
なのに、身の丈から外れた携帯電話などを買ってしまったから
近所のパン屋でパンの耳を貰って生活していたんだとか。
(そこまでして携帯を持つな!!)
この5万円で、やっと普通の生活に戻れる~
食べ物らしい食べ物を食べられる~~~!
そして、我慢していたあのアイドルの写真集も買えるぞ~!
感涙するヲタ夫。
しかし、泣いてばかりはいられない。
この5万円で、のりこさんを夕食に誘い
はっはっはっ初デートを・・・なんて・・・(〃∇〃)
一方、その時、
私の携帯には、女友達からメールが届いていた。
「そろそろみんな、初ボーナスが出た頃だよね?
ぱーっとやっちゃいますか?」
いつもの友人達から飲み会のお誘いだ。
よし!今夜は楽しく飲んじゃうぞ!!
課題も終わっていないのに、退社のチャイムが鳴ったと同時に席を立つのりこ。
ヲタ夫「あ、の、の、のりこさん!あの、今日・・・」
私「あ、なんか用?私、ちょっと急いでて・・・またね!」
呼び止める間もなく、会社を出て行ていくのりこ。
1人ポツンと取り残されたヲタ夫であった。
数十分後。
女友達「お~のりこ!こっちこっち!」
友人が手招きしている席へつき
私「とりあえず、ビール!!」
と駆けつけ一杯を注文。
(女性ばかりの酒豪7人組なんですが、書き分けが面倒なんで
全部”女友達”の表記です。お許しを)
女友達「ボーナス出たー~?」
女友達「出たよ~3万円!」
女友達「私なんてさ~!」
女友達「聞いてよ!上司が最悪で~。」
ボーナスの額や、仕事の愚痴などを言いあう私達。
そして、やっぱり酒が入った女がするのはガールズトーク。
女友達「私、彼氏出来たんだ~!」
女友達「え~いいな~。私は別れちゃったよ~。」
女友達「っていうか、この間のコンパで会った人なんだけどさ~。」
彼氏や気がある男性の話で盛り上がる。
女友達「ところでさ~。のりこはどんな感じ?」
私「それがさ!聞いてよ!!」
待ってましたと、腰を浮かせる私。
私「なんかね。同じ会社の新入社員なんだけど。
超オタクな奴がいて、そいつに言い寄られてて困ってるの!!」
グビグビグビグビ ドン!
こんな話、酒を飲まずにやってられっか!
女友達「へ~。オタクって何オタク?」
私「なんかアイドルオタクっていうの?
モー娘。とかがすごく好きでさ~。」
女友達「別に、モー娘。なんて、今や人気アイドルなんだし
珍しくないんじゃない?」
私「そーだけどぉ。
毎日、モー娘。見てるんだよ!
退社時間になると、走って帰るの。
モー娘。の5分番組を生で見るためにね・・・。
必死すぎでしょ?」
(この辺りの話は過去記事にて・・・リンク探すの面倒なんで貼りませんが。)
女友達「アハハ。超面白いじゃん!」
私「面白くないよっ!!
それにね・・・ロリ○ンなの!!」
あの”これぐらいの子はありだな”発言を打ち明けようとすると
女友達「ロリ○ン?アハハハハ!!
んなはず、あるわけないじゃん!!アハハ!」
大声で笑い出す。
私「な、なんで?!(°Д°;≡°Д°;)」
驚く私に
女友達「だってさ~。
その人、のりこのこと好きだって言ってるんでしょ~?
だったらロリ○ンなはずないじゃん!」
私「いや、まあ、
確かに奴と私の年齢は1歳しか変わらないけどさ~。」
女友達「ち・が・う・よっ!!
年齢の問題じゃなくて!!
のりこの“顔”の話!」
私「え?顔?」
女友達「そ。
だって、のりこって、老け顔じゃん?!」
ふ・・・老け顔・・・?!
ひ・・・ひどい!!
とは言ってみても・・・
そう・・・実は私、のりこ。
超・老け顔な女なのだ orz
+5・・・いや+10歳程、上に見られることもざら。
「顔がやつれてるね。」
「表情に生活感があふれてるよ。」
「苦労してきたんだねぇ。」
と、老女へのいたわり言葉?をかけられることすらある。
私の唯一の欠点を
(は?唯一?欠点しかない女だろ!!)
あっさりと指摘したね、あんた!
私「そ・・・そりゃ老け顔だけどっ。
自分でもわかってるけどっ。
それが奴がロリ○ンかどうかとどう関係が・・・?」
女友達「だって、ロリ○ンだったら、
老け顔の女は選ばないって!
ロリ顔の女を選ぶもんだよ。」
私「そ、そういうもん?( ̄_ ̄ i)」
女友達「そうだよ~。
じゃあさ、真相を確かめるためにも、
そのオタクの人、ここに呼びなよ!」
私「え?!ここに?!」
女友達「そう!ここに!
その調子でのりこの事を”好き好き”って言ってるなら
電話一本で来るんじゃない?」
私「え~~~~。いいよ、呼ばなくて。」
女友達「いいじゃん、いいじゃん!
私達、オタクの人って見たことないし。
ちょっと見てみたいじゃん?」
私「え~~~~・・・。」
なんで、楽しい酒の席に奴を呼ばなければならないのか・・・。
しかし友人達はノリノリ状態。
しかたなく、ブツブツ言いながら、
酒が入った勢いで、ヲタ夫に電話をかける私。
私「あ、もしもし、ヲタ夫君?
今、新宿の○○っていう店で友達と飲んでるんだけど~
なんか、友達がヲタ夫君のこと見たいんだって。
来れる?
うん・・・うん・・・そう。じゃあね。」
電話を切った私を友達がのぞき込んできた。
女友達「どうだって?これるって?」
私「うん。来るって。」
女友達「やった~。どんなすんごいキモいオタクが来るんだろう。
楽しみだねぇ~!!きゃ~。」
そして、その頃。
自宅にいたヲタ夫。
やっっっっっっった・・・・!!
つ、つ、つ、ついに!!のりこさんから、お誘いが!!
友達が俺を見たいだって・・・?!
どうやら、これが世間で噂の
「私、この人と付き合おうと思うんだけど、みんなはどう思う?」
という、彼氏候補の顔見せってやつか?!
(違うよ!ヽ(`Д´)ノ )
な、何を着ていこう?!
なんかおしゃれとかしていったほうがいいのか?
ひげはそっていくべきか?
あ、でも、一刻も早く行ったほうがいいよな。
帰ってきたばっかりだから、通勤スーツだけど、
とりあえずこれで行くか!
ダッシュで最寄り駅から電車に乗り込むヲタ夫。
電車の中では、これから身に起るであろうことを妄想する。
挨拶の言葉とか考えておいたほうがいいな。
”はじめまして。このたびは、このような場にお招きいただきましてありがとうございます。”
うーん・・・固いか?
”こんちは~。ヲタ夫だよ~ん”
って軽いか?
”私がのりこさんの彼氏です!”
って、まだ早いか?
”のりこさんを、僕に下さい!”
って、相手が違うか?
ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・
ヲタ夫の妄想列車は新宿駅到着まで続いたという・・・。
長期連載の兆し?
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この馴れ初めの記事・・・実際にあったことなので
(多少は出来事の簡素化や記憶のずれはあるのですが)
書くのがとてもたやすいのですが、
ヲタ夫に
「なんで、こんなに文章があっさりしてるの?!
もっと二人の心情を絡めてじっくりじっくりと書いて!」
的な指導をされまして
なんていうか・・・
うぜー。
そんなに言うなら、お前が書け!と。
でも実際書かせたら、すんごい変なラブストーリーに変換されてしまいそうなんで
やっぱり書かせられそうにない・・・。
いやいや、どうですか、皆さん?
あっさりしてますかね?
あっさりしすぎですかね?
・・・・・・・してますよね・・・。
自分でも自覚してはいるんですが・・・。
でも、私、こういう恋愛?文章?っていうんですか?
すんごく苦手で・・・汗
テレビのラブシーンも目を背けてしまうほどのテレ屋さんなもんで
自分の馴れ初めとかね。
恥ずかしすぎて、顔から火が出そうってのを通り越して
漏れそうですよ!漏らしそうですよ!
ギリギリで堪えてますよ。
で、まあ、何が言いたいかって言うと
結論としてはですね。
このままあっさりと書きなぐって終わらせたいな、と。