この記事は
「私たちの馴れ初め ～電車男を超える感動のラブストーリー～？① 」
「私たちの馴れ初め ～電車男を超える感動のラブストーリー？② 」
「私たちの馴れ初め ～電車男を超える感動のラブストーリー？③ 」
の続きです。
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ヲタ夫のキモ発言を聞いてしまった、私のりこ。
「あの人とはもう、口を利くのもやめよう・・・」
と一瞬考えるも
「でも、同じ会社の新入社員だし、今後も課題のやり方は聞きたいし・・・
適度な距離を持って接することにしよう。」
と心に決める。
一方のヲタ夫は
「運命だと思った数日後に、家に来るなんて・・・
本当に運命フラグが立ちまくりの状況・・・
もしや、これが噂のモテ期！？:*:・(￣∀￣)・:*:
（お前、絶対モテ期の意味がわかってないだろ！(｀Δ´)）
これはもう、神様がイケって言ってる？！」
（言ってないってば！！(゜д゜；) なんなの？その思考は？）
すっかり押せ押せスイッチがオンしていた。
（思い込みが思い込みを呼んだ結果・・・(´Д｀；) ）
そして、次の出社日から、ヲタ夫の猛烈アタック大作戦が始まった。
お昼ごはんにコンビニ弁当を食べているヲタ夫に課題を教えてもらおうと
とりあえず会話の取っ掛かりをつかもうとする私。
私「ヲタ夫君は、そのおかず好きなの？」
と話しかけると
ヲタ夫「うん。でも、のりこさんのことも好きだよ？」
は・・・・？( ﾟ ▽ ﾟ ;)
そ・・・空耳・・・だよね？
私「えっと～。
あ、相変わらず、モー娘。ばっかり見てるの？」
と話題をかえると
ヲタ夫「うん。でも、のりこさんのことも見てるよ？」
え・・・・？( ﾟ ▽ ﾟ ;)
な、何？この会話・・・？
そう。
ヲタ夫のアタック大作戦は・・・
「隙あらば好きと言ってみよう作戦」だったのだ。
これにはちょっと困った私。
同僚社員に相談するも
同僚社員Ｍ「アハハハ～
それ、超面白いね！
もう、ヲタ夫と付き合っちゃえば？アハハ～」
って、ヒトゴトだな！！
（まぁ、そりゃヒトゴトなんだろうけど。）
そんな悩ましい？日々を送ること数日。
ヲタ夫が突然言い出した。
ヲタ夫「俺、携帯買おうと思うんだ。」
その日まで、家の固定電話だけで生活していたヲタ夫。
同僚社員「え？だって、家電で十分だって言ってなかったっけ？
お金ないから、携帯はいらないって言ってなかったっけ？」
ヲタ夫がチラリと私を見ながら答えた。
ヲタ夫「うん、でもこれからの時代
やっぱり携帯ぐらいは持ってないとかな～と思ってさ。」
チラリチラリとこちらを見てくるヲタ夫。
遠めにそんな会話を聞きながら、
私は気がついていた・・・。
奴は・・・奴は・・・
携帯というツールを使って
私と仲良くなろうとしている・・・！！
こ、これは絶対、携帯を持つことを阻止しなければっ！！
その日の退社後。
ヲタ夫の携帯を買いに行くのに、
なぜか４，５人の同僚社員がくっついていくことに。
目的は
「ヲタ夫に、変な携帯を買わせちゃおうぜ！！」
・・・・・・・・なんだかそれって、イジメ？
いえいえ、当時のヲタ夫はいじられキャラだったのだ。
（というか、いじられキャラという名のイジメだったといってもいいのか？）
もちろん、私もついていくことに。
私の目的はまた別にあった。
「私と同じ携帯会社じゃないものを買わせよう！」
なぜなら当時は、携帯会社が違うとメールが送れないという時代。
同じキャリアだと、毎日ラブメールが送られてくる可能性がある・・・
それだけは阻止せねば！！
大人数で大型電気店へ向かう新入社員一行。
同僚社員Ａ「ヲタ夫～。この携帯は～？ドピンクでかわいいよ(｀∀´)」
同僚社員Ｋ「いやいや、こっちのドラえもんPHSは～？(´∀｀)」
同僚社員Ｂ「このガチャピンPHSも面白いぜ～(｀∀´)」
適当な携帯を、適当に勧める同僚達。
しかし、そんな勧めには目もくれず、
携帯コーナーの一端を熱心に見るヲタ夫。
や・・・やばい！
そこは、私の携帯と同じ”J-PHONE”のコーナーじゃないか！！
（皆さん、覚えてますか～？J-PHONE→Vodafone→softbankですよ～）
私「ヲタ夫君・・・J-PHONEにするの？(^o^;)」
ヲタ夫「うん。」
私「あ、でも、J-PHONEって意外と通じにくいし。
ドコモの方がいいんじゃない？」
しかし、きっぱりと言い切るヲタ夫。
ヲタ夫「でも、のりこさんとメールしたいから。」
や・・・やっぱり・・・！(´Д｀；)
私「いや、でも、IDOとかもいいんじゃないの～？(^▽^;)」
ヲタ夫「でも、のりこさんとメールしたいからJ-PHONEで！(｀・ω・´)」
私「でもさ～。PHSなら、通話料とか、安く済むかもよ～？(^▽^;)」
ヲタ夫「でも、のりこさんとメールしたいからJ-PHONEで！(｀・ω・´)」
私「でもでも！TU-KAのプランがお得らしいし・・・(^▽^;)」
ヲタ夫「でも、のりこさんとメールしたいからJ-PHONEで！(｀・ω・´)」
ダメだ・・・
恋の電波がバリ３
状態の男にはどんな言葉も通用しなかった。
まさに暖簾に腕押し。ぬかに釘。
結局、ヲタ夫は、周りの意見に耳を傾けず
その日、のりこと同じJ-PHONEの携帯を手に入れたのだった。
やべ・・・。やっぱり全然進展してないんじゃ？
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今思い返しても、ヲタ夫の勇気というか無謀なチャレンジというか
思い込みというかプラス思考というか・・・
すごいなぁと思います、ほんと。
私にその勇気の1/10でもあったら、
もっと素敵な人にアタックして結婚していたかもしれないのに・・・。ってｵｲｯ
風邪、かなりよくなりました～♪
ご心配おかけしました。
というわけで、今日からまたどんどん更新していきますよ～！
３日に１回ぐらいのペースでどんどん・・・・