この記事は
「私たちの馴れ初め ~電車男を超える感動のラブストーリー~① 」
の続きです。
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その数日後。
ヲタ夫に”運命の人だ”とロックオンされたことなど
知る由も無い私、のりこは、自宅で休日を過ごしていた。
あー・・・課題が終わらないorz
そう、新入社員には、研修にて簡単な課題がだされているのだが
私は、新入社員の中でも出来が悪い方で、
家でもやらないと追いつかなかった。
パソコンに向かって課題と向き合うものの
いくら考えたところで、頭が足りないもんだから
遅々として進まない。
全然、すすまないよぉ・・・(´□`。)
そんな時に、母が声をかけてきた。
母「今日、おじいちゃん達と集まる日よ?わかってる?」
そうだった・・・
今日は年に数回、親戚が集まってご飯を食べる日だった。
でも、そんなのに行ってたら、課題は進まない。
課題があるから行けない・・・って言おうかな・・・?
でもご馳走食べたいし・・・。
その時、私の頭にひとつのひらめきが走った。
そうだ!!(°∀°)b
カバンの中から先日、アドレス交換した時のメモを取り出す。
あの、アイドルが大好きなキモいオタクの人・・・(ヲタ夫のこと)
おじいちゃんの家の近くに住んでるんじゃないかったっけ?!
住所欄を見てみると、ヲタ夫と祖父の家は一駅違いで、かなり近かった。
よし!
あの人、確か、新入社員の中で一番課題が進んでいたはず!
おじいちゃんの家に行く前に、課題を持って彼の家に行けば
教えてもらえる・・・いや、むしろ答えを丸写しっていう手も?!
自分の考えにニヤリ( ̄ー ̄ となる。
それに・・・
オタクの私服とかって、見たこと無いけど、
きっと、
こういう感じだったりするのかも?
それに、部屋も
こういう、感じに違いないわ!
一度、話のタネに見てみたいかも!
そうと決まれば早速アポを取らないとね。
早速、携帯電話を手に
教えてもらったばかりの、自分と下4ケタが同じ番号をプッシュ。
アポ無しで突撃も面白いかな?とも一瞬考えたものの
アイドルイベント等に行っていていない可能性もあると思い、普通にアポをとることに。
私「あ、もしもし?ヲタ夫君?
私、のりこですが。
あのさ、今日って暇?課題が終わらなくってさ~教えてくれない?」
アポが無事取れた私は、身支度を整えヲタ夫の家に向かった。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
その頃。
ヲタ夫は。
た、た、た、大変だ!!(°Д°;≡°Д°;)
思いがけず、運命の人(と思い込んでいる人)からの電話、
そして、その相手が今から家に来るという。
あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁ
一大事、これはもう人生の一大事だ。
急いで部屋の中を見回すと、そこは独身男性の巣窟。
まずいビデオなんかも出しっぱなしだ。
YA・BA・I!!
部屋中にちらばるまずいビデオ、そしてついでにアイドルDVDを片付け
掃除機をかける。
おっと危ない!
パソコンのデスクトップにあるまずい画像へのショートカットの整理しないと!
(誰もそこまで見ないよ!)
その後、のりこになったつもりで、
「ピンポーン。こんにちは~
ここがヲタ夫君の部屋?
素敵なお部屋ね。ウフフ。」
「いやいや、君の方が素敵だよ!」
と1人芝居をしながら、
玄関ドアから入ってみるなどのシュミレーションを繰り返し、
「あら?ヲタ夫君。このビデオは何なの?」
「そのビデオは、平山彩ちゃんのイメージビデオで、良い出来なんだよね~。
って、ダメっ、ダメダメっ。隠さなきゃ」
よし、もう一回
「あら?ヲタ夫君。この写真集は何なの?」
「その写真集は、OHAガールの平井理央ちゃんのうぶごえっていって。。。
はっ!!ダメっ、ダメダメっ。隠さなきゃ」
と、ループ…
(やりすぎ・・・キ・モ・イ!)
髭をそり、
(別にひげなんかそらなくてもいいのに・・・)
持っている服の中で一番お洒落な服を選び、
(ポイント:”持っている服の中で”という言葉)
のりこがくるのを待ち構えるのであった。
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息子の風邪は完治しました。
が、私が風邪気味に。
世間一般的な母子の関係をたどっています。