最近、日曜日に放送されている「ドラゴンボール・改」に夢中な私達夫婦。
私「ねぇ、ねぇ、ドラゴンボールを7つ集められたとして、
神龍に何をお願いする？」
ヲタ夫「えー、じゃあ『アイドルのパンティー おーくれー！』かな。」
私「ウーロンかっ？！」
ヲタ夫「じゃあ、『永遠の命』かな。
アイドルを永遠に追いかけるために。」
私「べジータかっ？！」
いくつか不毛なやり取りが続いた後、ヲタ夫がひとつの願いを切り出した。
ヲタ夫「まあ、それは冗談だけど、
オレが本気で切望しているのは”身長”だね。」
ヲタ夫の身長は自称１６５ｃｍ。男性では低いほうといえる。
私「へー。背が低いのをそんなに気にしてたんだ。
でも、いまさら身長伸ばしてどうするの？
こっそり合コンに行って女の子にモテたいとか？」
そんな私の言葉を一蹴するようにヲタ夫は言い放った。
ヲタ夫「合コンでモテたい？
オレをそんな不純な男だと思わないで！！
オレ・・・ただ・・・背が高くなれば・・・
アイドルのイベントがより見やすくなるだろうと思っただけだから！！」
はい。
もっと不純な動機、でました。
ヲタ夫「オレは今まで数々のアイドルのイベントに行ってきたよ。
それこそいろんなアイドルに会ってきたさ。
でも、アイドルは変われど、常に変わらないことがあるんだよ。
それは
”イベントは身長がものを言う”という事実！
これに尽きる。」
ヲタ夫は今まで培ったヲタ哲学の1ページを語りだした。
（世界一、無駄な哲学・・・。）
ヲタ夫「アイドルイベントを見るために、どのポジショニングをとっても
背が低いって言うだけで、本当にアイドルが見えずらい。
だからオレはいつもあと１０ｃｍ身長が高かったら・・・
と思わずにはいられないんだよ！」
ふーん。なるほど。
でもそれって、シークレットブーツをはいたりとか
百科事典を持っていってその上に立つとか、
そういう手段で解決できるんじゃないの？
ヲタ夫「そんなのダメだよ！自然じゃないじゃないか！！」
神龍に身長をお願いすることは自然なのか？
ヲタ夫「贅沢は言わないよ。
たとえば、足を１０ｃｍ伸ばしてくれなんて言わない。」
（↑足を１０ｃｍ伸ばした図）
ヲタ夫「今の体をそのまま１０ｃｍ伸ばしてくれなんて、言わなよ。」
ヲタ夫「胴だけを１０ｃｍ伸ばしてくれてもいいんだ！！」
ヲタ夫「なんなら、首を１０ｃｍ伸ばしてくれてもいい！！」
ヲタ夫「いや、身長を伸ばしてくれなんていう考えが
贅沢だというのなら・・・！！
目の位置を１０ｃｍ上につけてくれればそれでいい！！」
（↑身長は伸びずに目の位置が１０ｃｍ高くなった図）
こんな人間と生活をともする。
そんな自信、私にはない。
っていうか、たぶん人間じゃない。
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身長云々よりも『その顔を治せよ』と１０回ぐらい言ってみたのですが
ヲタ夫「え？オレの顔？顔のどこを？」
どうやら、ヲタ夫は現在の自分の顔に大満足なようです。
私の満足度は３％ぐらいですけど。
そんなヲタ夫。
麻里子様の写真集握手会でわかったことがあったようです。
ヲタ夫「握手をする瞬間は緊張しすぎてろくに顔も見れないから
”あと３番で握手”のポジションが麻里子様が見れて一番楽しめる。
だから、握手券よりも”あと３人で握手の位置に立っていられる”という券があればいいのに。」
とのことです。