【提案】まずは先に高年齢層にベーシックインカムを実施しよう。人生の先輩方は敵ではなく同胞である。 | 結局、愚痴のはきだめ

結局、愚痴のはきだめ

非公開ブログを目指していたけど…挫折。


僕もちょっとまえまでZ省大先生が力を入れて喧伝されている「税金こそが財源」論にだまくらかされてきたくちなので、

以前にはこのブログじょうでも、成〇某氏ほどではないにしても「高齢の方々にも応分の負担増を」みたいな方向のことを書いてしまっていたという前科前歴があります。

でも、僕のなかでやっとZ省大先生の洗脳も解けて、まともな財政認識というものをつかむことができたので、

自分が犯したその間違いを大いに反省しつつ、今度は脱洗脳後のタコっすとして、新たに別の提言をしてみたいと思ってみた次第であります。

いうまでもなく、この記事をもって、前にこのブログ上のどっかしらで書いたところの「高齢の方々にも応分の負担増を」という主張については撤回させていただくことにいたします。

人生の先輩にして、日本同胞である高齢の皆様、無理解と非礼、大変もうしわけありませんでした。

(※たいした閲覧数もかせいでない底辺ブログなのにいっちょまえに謝罪しているのは、滑稽といえば滑稽なわけですが、万が一にも1人でも対象となる高齢の閲覧者がいらっしゃれば、謝罪の言葉を示す必要があるはずだと考えました。「底辺のクセにいっちょまえに」と笑いたいのであればどうぞ笑ってください。)

僕の今の理解では、日本の経済において一にも二にも問題なのは

「デフレマインドによる惨禍」

これに尽きると思われます。

いまさらいうまでもなく、平均的な教育レベルは日本は江戸時代からほぼ世界のトップランカーでありつづけてきた日本のお株とすらいうべき鉄板の強みであるわけすし、

また戦後の先人の努力のおかげで、耐用年数の到来などという問題はありつつも、日本の産業インフラはかなり高レベルらしいですし、

それらのインフラの上に築かれた物流システムも2024年問題のまっただなかとはいえ、なお世界的に相当な質を保っていると思われます。

僕みたいな青二才にはバランスよくそれにかかわる全部を指摘することはできませんが、ともかく生産のための各部のリソースは日本は外国との比較において本来は相当に強みが多いはずなんですよね。

なのに、この30年の「先進国で唯一、一貫して停滞しているという悲惨」にあるというのは、どうかんがえても社会心理的なものに求めるよりほかない…。

そういうふうにみてくると、もはや問題は「極度のデフレマインドにこそある」としかいいようがない。


僕の理解では、その「デフレマインド≒将来不安」を大いに先導してきた中心にあたるのが、おそらくО蔵省時代から一貫して続くZ省大先生による「国債悪玉論。財政均衡論。」という「財政の地平での対庶民、脅迫工作」であったということであるわけです。

いいかえれば、Z省大先生が僕ら庶民に向けて一貫して発してきたのは、次のようなものであるわけです。

「日本の借金やばいよやばいよ!
 日本の経済やばいよやばいよ!
 日本の将来やばいよやばいよ!」

です。

最期にちゃんと着地したように、これはあきらかに「デフレマインド≒将来不安」への誘導策であったわけですよ。

まぁZ省大先生の内のお役人の中には「そんなふうな誘導の意図など私にはない」と本気でおっしゃる人もいるかもしれないし、そういう人がむしろ多いだろうと僕もおもわんでもないですが、

とにかくありていにいって「Z省大先生がやってきた実績」としてはそういうふうに表現・評価するよりほかないものだということです。

本来「結果を出す能力が高い」からこそエリートとして広い裁量権を事実上許されていることなはずの官僚大先生が、この悲惨すぎる結果について無視をきめこむなんてことがあれば「エリートの存在意義」を自らぶっ壊すことになっていることに気づかないといけない。

それでもどうしても「気づかない、気づきたくもない」と頑ななままでいようとするなら、僕ら国民で彼らの結果責任ついて省みる気すらないような惰性的な裁量権行使をなんとしてでも止めさせないといけない、そういうシビアなレベルの話ですからね。

エリート官僚大先生方は「庶民をバカにするのも嗜みの一環」という意識なのかもしれませんが、そんなことをするにしても是非「結果だしてから」にしてくださいね。

エリートを自認するからこそ、自信満々に事実上の広い裁量権を行使しえているんでしょうから、Z省の官僚大先生におかれては、現下の悲惨な結果についてくだらない言い訳していないで、国民窮乏化という「我が裁量権行使の実績」にちゃんと向き合ってもらいたいものです。

彼らZ省官僚大先生は自前の財政論を脅かしの道具にして、しつこく僕ら庶民を「将来不安の奈落」に突き落としてきたわけで、

それがてきめんに「国内需要を抑えつける」という作用をもたらして、日本という他国との比較において普通に考えて成長の要素が満載のはずの社会に「逆打出のコヅチとでもいうべき黒魔術」をかけてきたわけですね。

もちろん、そこにはおそらくBIS規制とかの外圧などに発するいわゆる「バランスシート不況」という工作もあったのでしょうから「Z省単独犯説」というのもまた言い過ぎなんでしょうけど、

とはいえそれらの外圧に漫然と屈した時点で「結果責任でアウト!!エリート失格!!」ということだとしか僕には思えません。

というわけで、このパラダイムをひっくりかえすための、劇薬にして根本的な認知修正を社会にもたらしうるのが、逆説的にも思われるところの

「まず先に、高齢の方々からベーシックインカムを導入せよ」

という僕の提言であるわけです。

高齢者のうちには、国民の個人資産の大半を持つ層が入っているのは当然承知ですが、他方で年金を頼みにして相当な低所得で苦しんでいる方もかなりの数いらっしゃるはずなんですよ。

年齢で区切るメンバーシップ制にもとづく定年制という日本の伝統的な雇用慣行というものが、デフレ経済という危機感によって「守りの思考停止経営志向」とかけあわされてしまって少子高齢化時代に応じた是正のチャンスを逸してしまったことで「多くの高齢者の所得苦境」を現出してしまっているはずなわけで、

そうである以上、高齢の方々には「限界消費性向が高い方々」がたくさん含まれているはずなんですよね。

(※ちなみに、僕の勘ぐりでは「少子化」もかなりのぶぶん「デフレマインド誘導」の成果であると思われます。「お前は何をみても“デフレマインドのせい”ってことで説明しようというのか?」と思われかねないドグマチックな物言いに聞こえるだろうことは僕も理解はできるのですが、今のところ僕はいろいろ知るにつけもはやそうだとしか思えなくなてきているということであるわけです。)

であれば乗数効果を狙って「ヘリコプターマネーないしベーシックインカム」をするのであれば、実は高齢者こそロスジェネ世代と比肩するほどの「高い限界消費性向が見込める層」であるはずなんですよね。

なにしろ両者は「雇用における不遇」という点でみればかなり共通しているし、さらにいえば高齢の方は相対的に中年よりは「将来のための備えという危機感」は少なくて当然なはずなんですよね。

つまり「もはやお金を溜めこむ動機付けがあまりない」ってことですね。もちろん「溜めこまないですむ安心」ためには「一回かぎりのヘリコプターマネー」ではなく絶対に「継続的なものであるベーシックインカム」であることは必要であるのでそこを間違ってはいけないわけですけどね。

なんか「僕の提言」とか堂々と言ってしまうと、自画自賛野郎のようです、

これは自己承認欲求の発露というよりは別の事情があってのあえての表現であったりします。

つまり、僕としてはこの提言は僕の理解では「ある方の発言の受け売りのつもり」であるからです。

ただし、もしかしたら僕がそのお方の発現について致命的な誤解・誤読をさしはさんでしまっているかもしれないので「文責は僕にあります」ということをお断りするためにも、

その「インスピレーション元のお方」を明かす前に、あえて「僕の発信・提言」というところをお断りしておく必要があったという事情であるわけです。

僕の誤解のせいで、ご迷惑になっちゃったら恩(知的刺激を受けた恩)をあだで返すことにすらなりかねませんからね。

えー、僕がこの記事にかかわって大いにインスピレーションを受けたのは、前・衆議院議員で税理士でいらっしゃる安藤裕先生のとあるご発言であるわけです。

とあるパネルディスカッションにおいての、流れのなかの一コマのご発言だったし、そのあと他のパネリスト間での広がりもみせなかったご発言だったので、今も先生がこの提言を維持されているかすら定かではないのですが、とにかく僕の記憶のどっかにはひっかかっていて、

かなりの時間差を経た後々に「なるほど!!これぞ妙案ではないか!!」と膝をうつ思いになったということであるわけです。

もしかしたら先生がこの記事を読まれたら「私はそんなことを意図していったのではない」とお叱りを受けるかもしれないので、

あえて「インスピレーション」という言葉でもやっとした影響関係として表現させてもらいました。

僕なんかのブログ読んでる暇はあるのに、もしまだ安藤先生のユーチューブチャンネルを視たことがない人がいるならば、僕みたいな素人底辺ブログは蹴っ飛ばして先に安藤先生のチャンネルのもとに走るべきです。

というわけで、今日の記事の着地点としてはユーチューブ内の「安藤裕チャンネルひろしの視点」の勝手なご紹介記事ということでした(!?)

安藤裕チャンネル(※略称)の視聴者が増えれば、日本はその分いまより良くなれる可能性が高まると僕は本気で思っているので、

このご紹介は、日本人であり日本に暮らす僕自身のための活動でもありますんでね。

なにやらこんがらがったようなけったいな文章になってしまいましたが、今日はこのへんで。