パンドラの箱 -2ページ目

パンドラの箱

... パンドラは好奇心からすべての悪が封入された箱を開けてしまう。パンドラがあわててふたを閉めると、中から弱々しい声が聞こえてきた。「わたしも、外へ出してください・・・」「お前は、誰なの?」パンドラが尋ねると、中から声が返ってた。「わたしは、希望です。」...

結婚式を直前に控え、一人旅に出かけたまま帰らぬ人となった最愛の娘に贈る、「恵理子へ」。

読んでいて筆者の父親としての愛を強く感じ、また、恵理子さんの逞しさがとてもうらやましくもありました。


大学卒業後50を越える国々をバックパッカーとして旅をした恵理子さん。

行きたい国へ気の赴くままに出かけて行った光景が目に浮かびます。


偶然にも恵理子さんは私と同い年。

会社こそ違いますが、海外への憧れを抱き電気メーカーに就職したことに共感を感じました。


しかし、歩んだ道は全く違っています。

自分という存在を十分に発揮して生きた彼女と、何かしたくても何一つ達成していない私。

未だにもどかしさを感じたまま、ただ時が過ぎるのを眺めている。

こんなにもダイナミックで大胆な生き方があるんだという驚きと、いつも保守的になってしまう自分に対するみじめさを感じました。


いつか私も、かばん一つ背負って見知らぬ国へ飛び立てる勇気を持ちたいと思います。


恵里子へ―結納式の10日後、ボリビアで爆死した最愛の娘への鎮魂歌


Eコマースについての記事を読みあさっていたらある記事に出会った。


寄稿者はモジ株式会社 菅谷義博氏。

http://moji.in/


これからは海外にマーケットを広げていく時代。


中国に限らず、韓国、フランス、イタリア、ドイツ、ロシア、、、世界中の人にインターネット上で自社の商品を購入できるような仕組みを整えよう。


世界にe-コマースの販路を広げる施策については以下の本で紹介されているとのこと。


日本人にはもう売るな!ネットで世界進出する方法 (PHPビジネス新書 70)




「日本はもう立ち直れないかもしれない」
の一言で注目を集めたシリコンバレーで企業家として働く渡辺千賀さんのブログ。
http://www.chikawatanabe.com/
20年後の日本を以下のように予測する。

1.ベストケース
一世を風靡した時代の力は面影もなく、国内経済に活力はないが、飯うま・割と多くの人がそれなりの生活を送れ、海外からの観光客は喜んで来る(フランス型)
2.ベースケース
貧富の差は激しく、一部の著しい金持ちと、未来に希望を持てない多くの貧困層に分離、金持ちは誘拐を恐れて暮らす(アルゼンチン型。あの国も19世紀終わり頃には「新たな世界の中核を担うのはアメリカかアルゼンチンか、と言われたほどだったんですけど・・・・)
3.ワーストケース
閉塞感と絶望と貧困に苛まされる層が増加、右傾化・極端で独りよがりな国粋主義の台頭を促す。

未来を担う若者に勇気を出して日本を飛び出して海外に活躍の場を広げようと呼びかけている。


同じ内容のメッセージを、かつて日亜科学工業で青色発光ダイオードを発明し、
現在はカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教授を務める中村修二さんの本の一説に読み取ることができる。

中村さんは徳島の小さな研究所の1室で20年をかけて、20世紀中は実現が不可能と言われた青色発光ダイオードの発明と実用化を成し遂げた。

日本社会を「永遠のサラリーマンを大量に作り出す風土」と警告し、科学者になりたい、音楽家になりたい、という子供の夢を小・中・高・大学と、教育を受けていくにつれ、その思いを摘み取り、しだいにサラリーマン社会へと洗脳していると表現する。

痛烈な日本批判の裏側に、希望のない未来に不安を抱く若者に対する熱いメッセージが込められている。

仕事力 紅版



「海外に留学したい」この言葉を発することで、家族、友人に多少なりとも異端児のような感覚を持たせたのではないかと不安になったりしたこと、留学を決意した人にとってはわかるはず。

新卒で大企業で働いて20代のうちはがむしゃらに突っ走って、30代になったらマネージャになって、結婚して子供を持って広い家を買って幸せな家庭をもって・・・

そんな定められたレールから外れることを、「出世をあきらめる」とか、「後戻りができなくなる」とか、「キャリアから外れる」とか、そんなマイナスイメージでしか受け止められないことを本当に残念に思います。

私たちに与えられたたった一度きりの人生を精一杯生きるために、引かれたレールの上を歩く以外にもっともっといろいろな道があることを知って、子供の時の夢をいくつになっても追い求められるような、そんな日本人がもっともっと増えるといいなと思う。