New York Timesに毎日コラムを載せている、元日本支局長のニコラス・クリストフ氏が、
今日のコラムで「日本人のがまん強さ」について書いていました。
「日本人というのは常に、忍耐強く、冷静で、秩序を守る国民です。
私は日本人の"gaman"の精神に畏敬の念を抱いています。
1995年の阪神淡路大震災の取材で、『供給物資の略奪行為』のような悲惨な事件を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。
とうとう、2人組の男に商品を盗まれたという店主の話を聞くことができて、私は喜んで、
『同じ日本人が災害を利用して悪事を働くのはショックでしたか?』と聞くと、
店主は驚いて、『誰が日本人が盗んだって言ったんだ。盗んだのは外国人だよ』
と言われてしまいました」
日本では、どんなにひどい災害が起きても、略奪行為は起きたことがありません。
それは、窮地に追い込まれた時こそ湧き上がる『日本人としての誇り』が、
私たちにがまん強く耐える力を与え、人としての正しい判断を示し、
成長する機会を与えてきたからではないでしょうか?
今、私たちの『日本人としての誇り』が再び輝き出し、
その輝きに世界が注目しています。
ニコラス・クリストフ氏はコラムをこう締めくくっています。
「私たちは心から、今回の日本での悲劇的な地震に同情しています。
しかしまた、日本人のがまん強さの中に見られる威厳と勇気に
心からの賞賛を送っています」
昨日、急に思い立って東京に出かけ、銀座4丁目の交差点で地震に合いました。
たくさんの人とビルが一斉に大きく揺れ、そばにいた人たちと思わず手をつなぎ、
地震の恐怖に負けないように、ギリギリのところで冷静さを保っていました。
幸い実家が近くで、夫と落ち合うことができましたが、
三浦で待っている小学生の子供たちと連絡が取れず、かなり心配しました。
お友達にメールでお願いして様子を見に行ってもらいましたが、
自宅には誰もいないということで、心配がつのりました。
今朝になり、近所のお友達のお家に泊めていただいていたことが分かり、ホッとしました。
先程、家族全員で元気に帰宅いたしました。
子供たちも津波警報がある度に、学校の最上階に避難したりして、
不安な夜を過ごしていたようです。
助けていただいたみなさま、心配してメールをくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
一人では何もできませんでした。
今も地震の被害は広がり続け、日本中が不安と恐怖の中にあります。
一刻も早く、平和な日本に戻れるように、できることをしていきたいと思います。

