World journey diary -3ページ目

あほなことをやっていこう。

旅の休憩は終わり、さらに北をめざす。
ビーニャからカラマへは22時間ほど。だったかな?

ウユニまではP-chanが一緒に行くことになった。
チャリダーなのに、よくワープを使う関西人。
ウユニ行ったのに、南下してきたのに、チャリおいて北上しちゃう子w

バスはひたすら走る。
ゴハンがでるって確認したのに、出たのは、朝食にクッキー1枚とまずいジュース。。。
乗務員の態度、他のサービスは良いのに、残念だ。



途中、P-chanの作ったサンドイッチと私が持ってたパンを分け合って食べた。
けど、それでも、やっぱり長時間はお腹が空く。

連日、あんなにおいしい食事を食べていたのに、一気にひもじくなったw
ひもじすぎて、P-chan、バスの中フラフラ歩きだしたw
「空腹の恐怖」らしいw

カラマに着いて、宿に荷物を置き、買出しの為に、スーパーに直行すれば良いのに、
通り道にあった無駄に高いハンバーガーを食べてしまう。
そんなことしてたら、スーパー着いたら、「蛍の光」的な音楽が…
これも「空腹の恐怖」のせい??


次の日、カラマからサンペドロ・デ・アタカマに向かった。
星がものすごくキレイに見えると、いろんな人に聞いていたし、間欠泉も見たかったしね。

荷物を置いて、早速、間欠泉のツアーの申し込みと、
月の谷に行くためのレンタサイクルを探しに行った。
 
多少の違いもありながらも、だいたい同じくらいの値段。
どうしようかと話しながら、セントロを歩いていたら、乗りたい自転車発見!!
「てか、絶対にこれにするしかないでしょ!!」とP-chanを説得。
人と違うことがしたい彼女は、この案に乗ってくれた。

が、この自転車を管理してる店は、どこにあるかわからない。。。
あたりの店で聞いてみると、ちょっと離れたところにあると、だいたいの地図を描いてくれた。
その地図を元に行ってみるも、それらしき店はない。

ツアーの申し込みや買出しをしてから、また行ってみようと、
用事をすませ、セントロ付近を歩いてると、あの自転車がない!!!

2人のテンションが一気に下がる。
こんな所で、まさか借りる人がいるなんて。

もう一度、詳しい場所を聞き、行ってみた。
すると、さっき来たすぐ近く。
その自転車屋さんに行き、聞いてみると、貸し出し中だという。
しかも、その話をしてると、その自転車を借りた二人が前を走っていく。

悔しい。。。
ってことで、次の日に借りる予約をして、帰ることにした。
だいぶ雲が厚いし、どうせキレイな夕日も星も見えないだろうと思ったから。
 
なのに、暗くなってから、外に出てみると、めっちゃキレイな星空が。
しまった、読み間違えたw

ここで、P-chanがあることを思いつく。
サンペドロ在住のりカルドに月の谷付近に連れってってもらおうと。

りカルドはP-chanがコパカバーナでお世話になった、チリ人。
うちらがサンペドロに着いた直後に、偶然、再会した。

そのリカルドの仕事終わりに連れてってもらえないかと。
交渉するべく、店に向かう。
けど、週末ということで、営業時間が長くて無理だと、あっさり却下。

「来ることなんで知らせないの、ユリのばか~」とリカルド。

仕方ないので、星がキレイに見えるように、できるだけ暗い所で星を眺めた。
なんだか、空回ってたなw


間欠泉のツアーの迎えは3時半と言われていた。
寒い中、外で待つこと30分以上。
遅れるにしても、遅すぎじゃない?他の会社で申し込んだ人達は、とっくに行ってる。

どんどん不安になってくる。
会社まで行くか?でも、その間に来たら?
そんなこと話してたら、1時間程たったころに、普通にやってきた。

いや、ツアーでしょ?しかも。朝日とか関係あるでしょ?
寒い中、1時間も待ったんですけど?
「遅くなってごめん」の一言くらいあってもいいんじゃね?
ちょっと腹立ちながらも、眠いので、着くまで寝た。


着くと、さすが4000m。
さっきの寒さより、全然寒い。
寒い中、バスを降りガイドについて、歩き回る。

寒い。けど、湯気は暖かい。温泉が噴出してるところもある。
湯気の向こうの太陽、なんだか幻想的だった。



ここには、観光客用に入浴できるところもある。
やっぱり、欧米人は入ってたよね。
さすがに、寒すぎる。そして、その画がシュールで、入る気にならなかったw

そんな自由時間、何をしていたかと言えば、ただただジャンプ写真をとってた2人。
「なにやってんだ?あいつら。」という視線を浴びながら、
4000mという高地で、高山病のことを忘れ、ひたすらジャンプ。

あほだなw



間欠泉からサンペドロに戻る途中、観光用に作られたような場所により、何度かとまった。
ぶっちゃけ、必要なかったな。

サンペドロに戻ると、急いで準備をして、昨日の自転車屋さんにいった。
日曜で休みなのに、うちらに貸すために来てくれていた。

鍵を受け取り、自転車が置いてあるセントロに急ぐ。
カラマに戻るバスの時間があるから、借りてられるのは4時間だけ。

ようやく乗れることに、2人は喜んだ。けど、ちゃんと乗れるのか?
しかも、道が悪いところが、結構ある。
少し練習。

「うちら2人やったら大丈夫やって。」
ってことで、昨日から乗りたかったタンデムでようやく月の谷へ。

30分程で着くはずが、炎天下で1時間ちょっと。
なんで??P-chanチャリダーだし、あたしも体力ないほうではない。はずw

着く目前で、違う道から来る自転車や車をみつけた。
。。。
聞く人みんな遠回りで教えてくれてたのね。

そのおかげで、ビューポイントまで行く時間がない。。。



とりあえず、景色が壮大そうなところを探し、写真を撮ることに。
帰る時間を気にしながら、ちゃちゃっと済ませてみる。



悪路でチェーンが外れるとP-chanの出番。さすが、チャリダー。

さっ、気を取り直して、街に帰ろう。
今度は、みんなが来る道から。

そしたら、30分で着いたw
行きにかかった時間はなんだったんだろ?w
こっちで来てたら、ビューポイントまで行けたんじゃん?w

サンペドロ滞在、なんだか空回ってたけど、楽しかったから、まっいっか!!



michi☆


Año Nuevo

ビーニャに着いたのは、クリスマスイヴだった。
25日は海鮮パーティーをしようと盛り上がったのも束の間、
祝日だから、市場は休みだと知らされた。。。
一気にテンションが下がる。

クリスマス当日は、海鮮が食べれないことを残念に思いながらも、
散歩がてらバルパライソまで。

大きい通りを歩行者天国にして、屋台が出てたり、イベントをやってたり。
サンタの格好をしていたり、ツリーが出てたりするんだけど、
日本と違って、暑いからか、クリスマスの実感が全くなかった。

もっとこじんまりとした街だと思っていたけど、
住宅地が青空美術館になっていたり、意外とおもしろかった。



で、この日の夜から食べ&飲みすぎの日々が始まったw
市場がやってる日には、みんな交代で市場に行き、その日食べたい魚を買ってくる。



何回も買ったのは、やっぱり、みんな大好きサーモン。
もちろん、自分達でさばいて食べる。



その他にも、
あわび、うに、ホタテ、あなご、大アサリ、ムール貝、カニ、イカ、お刺身にできそうな魚。
贅沢な食材も、ビーニャでは、お手頃価格で手に入る。
生で、焼いて、煮て、炊いて、汁物にして…全部無駄にしないで、おいしく食べた。

ヨシさんを筆頭に、料理できる系男子、女子が集まっていたからだろう。
パティシエなのに、専門外の食事を何でもおいしく作ってしまうヨシさんに、
みんな胃袋を捕まれちゃってたw

何をするわけでもなく、みんなで飲んで、話して、食べて、話して…
夕方になると、アメフトやサッカーをした。

photo:15

いつも買出しは順番に、大量に。
そんなある日、買出し前にマックでソフトクリームを買おうと。
スペイン語ちゃんと読まなかったら、ひとり2個ずつっていう。

photo:13

ノリで生ハム一本買ったりもした。


途中、ここまで一緒だったノリくんが、出て行くチケットを持っていながらも、
滞在の延長をしたこともあった。
楽しい仲間とおいしいゴハン、ビールにワイン。なかなか出れないよね。
結局、ノリくんとは、ウユニで再会することにし、見送った。

その後も、笑いの絶えない日々を過ごした。

夜ゴハンの後は、飲みながら、談笑の時間。

ある日のこと、
「俺はヘアバンドが似合う」と言い張るサラサラヘアーのタクさんw
何度もヘアバンドを付け替える。
似合ってないよ、タクさんw
顔を見なかったら、トレンディ時代の温子さんw



みんなで爆笑してたら、始まりました。「ぢゃ、次!」
そうなるよね~みんな順番にかけた。
なかでも、インパクトありを載せたいと思います。

どこのおっさんやねん!!!



イエス?
ジョン・レノン?



毎日アホなことばかりしてた。

大晦日には、みんなでBBQ。
オーナーの計らいにより、お庭でやっていいと。
お昼過ぎから、みんなで手分けして準備。

BBQが始まってからは、飲んで、食べて、話して、また飲んでw



年末年始ここに決めた理由が、もう一つ。
ビーニャでは、南米最大規模の花火が見れるらしい。

さんざん飲んだ後、歩いて10分ほどの海岸沿いをめざした。
手にはシャンパンボトルを持ってw

花火を見に来た、沢山の人達。
人だかりをかき分け、良いポジションを探した。
ちょうどいいスペースを見つけ、みんな足を投げ出して、海岸沿いに座る。
まだ少し時間がある。

年明けは、みんなでカウントダウンを。
年明けの瞬間とともに、歓声とシャンパンやワインを開けた音が鳴り響く。

花火が上がるのは、1時15分。時間がある。
待ちきれない。期待が高まる。
「その反面、南米最大級って言っても、そんなにでしょ?」という気持ちが。

いざ始まってみると、すごい!!
ここの年末花火は、20キロ(だっけな?)区間に、等間隔に離れた打ち上げ船が出ていて、
全く同じタイミングで、ずれることなく打ち上げられる。

日本の花火大会を思い出した。
クオリティが高い!

そして、日本を思い出し、なんだか胸が熱くなった。
気づけば、うちら、周りのチリ人は叫んでた。
「ビバ!チレ~」 「たまや~」 など、思い立ったことを口にしてた。





「ビバ!チレ!」とか言いながら、チリ人に絡む日本人。
それを優しく受け入れるチリ人。
楽しい時間だった。



ここでの年越しを選んで良かった。
キレイな花火を、あの瞬間を、このメンバーで過ごせたことに感謝します。
今までの年越しで一番だった。


二日の日から、少しづつ、出発し始めた。
ここでの10日間は旅の束の間の休憩だったような気がする。

何回経験しても、やっぱり別れは寂しい。
場所はどこかわからないけど、いつかまた絶対会えると思うから、前に進める。

photo:16

みんなのこれからの旅の安全を願いながら、私も自分の旅に戻った。




Photo by Kana , P-chan , Michi

michi☆







アウストラルの終わりと都会。

狭いミニバンに乗せてもらい、トランキーロからコヤイケに移動した。
5時間の道中は、やっぱりキレイな風景が広がっていた。

コヤイケでも、いつも通りホームステイ的なホスピタヘに泊まった。
カワイイおばぁちゃんのお家。
やっぱり、おばぁちゃんには癒される。
久しぶりに長居をしたいと思った。

しかも、久しぶりにwifiが拾え、お金も下ろせた。
お金があるのに、下ろせないというのは本当にツライ。再確認したw

コヤイケからプユアピに行き、勧められてた国立公園に行こうとした。
けど、着いた夜から、次の日の昼前まで降り続いた。

もう次に進めということなのだろうか?
確かに、当初の予定では、クリスマスにはペルーに入るつもりだったのに、
この時すでに間に合わないのは確実だった。

移動することに決めると、どんどん晴れてきて、
バス停に着いたころには、良い天気。
遅れてくるバスを待ちながらキャッチボール。

次なる地、チャイテンに向かった。



チャイテンからは船でプエルトモンにいく。
週2回の便。ちょうど明日だ。うまくここまで来れた。

プエルトモンはアウストラル街道の最後の街。南下する人達にとっては、最初の街。
そして、そこまでが、ノリくんとの旅の予定だった。


チャイテンからは、9時間ほどでプエルトモンに着く。
私は一泊する予定。ノリくんはそのままバスに乗るという。
着いた時には、明るいけれど、20時を過ぎていた。

ターミナルまで見送りに行くつもりで、街を歩いた。

あれっ?なんか違うな。

今までアウストラル街道の風景を見て、
こじんまりとした、居心地の良い街々で過ごしてきた私には、プエルトモンが都会に見えすぎた。
その時の私は魅力を感じなかった。

一緒にターミナルに行ったまま、窓口でサンティアゴ行きのチケットを買っていたw

首都サンティアゴには12時間ほど。
朝着いて、荷物を預け、早速観光にでかけた。

歩き方を元に、丘に登ることにした。



スモッグがすごくて、きれいに見えるはずの山が全然見えないw
とりあえず、辺りを散策。

久しぶりに教会にも行ってみた。
入る度にやるように、座ってしばらく時間を過ごす。



クリスチャンじゃないけど、やっぱり落ち着く。

この日はクリスマスイヴということもあって、
教会だけじゃなく、市場や広場、街が沢山の人達で賑わっていた。



そして、3時間もせずに街歩き終了w
やっぱり都会に来ると、はやく次に移りたくなってしまうようです。

ターミナルに戻り、クリスマスに海鮮パーティーをしたいが為に、ビーニャに向かった。

ビーニャには有名な日本人宿がある。
そこで、まさかの再会をすることになった。
約束もしてないし、少しずれてたら、もう旅中には会うことはなかったろう。
偶然なのか?必然なのか?

カナちゃんの言い方を借りれば、
うちらのこの仲は、「腐った縁、略して腐れ縁」というらしい。
てか、全然略されてないですけどっ!w

ダハブ以来のミズキとも再会した。
ヤバイ!この2人がいて、楽しくないわけがない。

しかも、その2人が合流を約束してたメンバーがいる。楽しいに決まってる!
年末年始は、ここで過ごそうと決めた。




michi☆