World journey diary
こんにちは♫ 女2人で世界一周??の旅。

美容師wakaちゃん&michiの安否確認 ゆる~い旅日記です。


世界中で出会った人の髪を切りながら...いつか世界を旅したい~と
いろんな人、物、風景との出会いを楽しみたい。
そんな想いから始まった旅。


いろんな人の いろんな旅が見れますよ~♪矢印(下)矢印(下)矢印(下)




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World journey diary




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9年ぶりに開いたブログ。

ふと思い出した開いてみた。
世界一周を目指して旅していた時のブログ。
あれからもう9年も経っているんだなと。

読み返すと、当時の想いが甦り、そして、最後まで書けてないことに残念な想いも抱いてしまい、すごく複雑な気分になってしまった。。。

帰国した直ぐに結婚、長男を出産をして、しばらくして長女をが生まれ、怒涛に時が流れて。。。

コロナで自粛生活保護、ロシアとウクライナの争い。

我慢やストレス、ふとした瞬間に脳内でフラッシュバックが起こる。
仕事中、お世話中、ふとした時にやってくる、不思議な感覚。一枚の写真のように、ある場面が急に脳裏に浮かぶ。想い出もないような、なんてことない場面。
それでも、鮮明に記憶が蘇り、どの国のどこを歩いた路地なのかすぐにわかる。

歳を重ねて、色んなことを忘れやすくなっているのに、旅中のことは忘れていないんだね。


michi⭐︎

確実に一歩ずつ。

小学6年生の時、3015mの立山に登らされた。
登りたくないのに、学校の行事として。
子供ながらに、辛かったのを覚えてる。

だからって訳じゃないけど、この旅の中で、高い山に登るチャンスがあっても、登らなかった。
登ろうとも思わなかった。

なのに、6088mのワイナポトシに登ることにした。
初めのうちは、登った人の話を聞いても、誘われても、登らないと言っていた。

だけど、この数日前に、同年代の女友達が、7000m近いアコンカグアに登頂成功してた。
必要な物を、自分で全て担いで、2週間。

それを見て、触発されたw 流されやすいんだよね。

彼女はキリマンジャロなどの経験がある。
私はない。

この頃、ふとした瞬間にはいつも、それまでの旅を振り返ったり、これからのことを考えていた。
考えれば考えるほど、登りたいという感情が湧いた。
甘いものじゃないとわかってる。
それでも、自分の限界とまではいかないけど、自分に試練を与えたくなった。
いろんな意味で。

決めた理由はもう一つ。
2泊3日と短いし、なんといっても、入山料が他に比べて安い。

アマゾンからラパスに戻って、ツアーの申し込みをした。
トモくんとノリくんと、3人で行くことになった。

ここで、P-chan、ワタルくん&マナカちゃんとはお別れだ。
ラパスまで来てくれたおかげで楽しかったよ。ありがとう!また日本で会おう!

ツアー前日、夕方から悪寒が止まらなかった。
熱がある感じ。ラパスに戻ってから、お腹の調子も良くない。
次の日からワイナポトシなのに。。。
とりあえず、暖かくして、早めに寝た。

朝起きてみると、すっきりまではいかないけど、どうにか、大丈夫そうだ。

3人が出発の準備をしてると、ガイドのミゲルがめっちゃ急かしてくる。
せかっちで、いつも無駄にテンション高いw
この先の3日間、ミゲルにイライラすることが多かったなw

山に向かう途中で、必要な物を買って、車でベースキャンプまで行った。



この時点で4800m。
もうすでに、人生の中で、経験をしたことがない標高。

寒い。何をするにも、すぐ疲れる。息がしづらい。
そんな中、裏の山に行き、氷のある所で、アイゼンをつけて歩く練習や、
アイザックを使って、氷の壁を登る練習をした。

ワクワクした。
けど、すでに体力と高山病の心配が出てきた。
それでも、写真を撮りながら遊んでた。

夕飯までの時間、トモくん、ノリくんはロープワーク。
なんか2人見てると兄弟みたいだったなw



夕飯を食べると、何もすることないから、寝るだけ。
でも、寒くて、息苦しくて、何回も目覚めてしまう。

朝はゴハンを食べ終わると、ミゲルに急かされ、出発準備を。
いつも自分が言った時間よりも早く行動をおこす。時間言わなきゃいいのに。

出発すると、昼ごはんの準備があると、さっさと登っていった。
もう一人のガイド、ロドリゴが案内してくれた。

岩山をただひたすら登る。
息が苦しい。辛い。けど、1歩ずつ確実に登る。
ロドリゴ、トモくん、ノリくんとの、体力の差がでる。だいぶ先に3人の姿。

ただ前に進むことだけを考えていた。



330m登るのに、こんなに大変だなんて。。。
小屋が見えたときは、ホッとした。けど、それと同時に不安が押し寄せた。
「登頂できるんだろうか?」



着くと昼ごはんが用意されてた。どうにか食べれた。
下に居た時よりも確実に食べれなくなっていた。

夕飯まで寝て過ごす。

夕ごはんは、昼より食べれなくなっていた。
体力のことを考えると、しっかり食べないとダメなのに、スープしか食べれなかった。

出発は深夜。それまで、また寝て過ごした。
出発前に、バナナやパンなど、軽い物を食べた。

外に出てみると、すっかり銀世界。
「ムチョ フリオ(めっちゃ寒い)」を連発しながら、アイゼンをつけ、小屋の裏側から、雪山を登り始めた。
この日のチャレンジャーは、うちら3人に、前日から一緒のスイス人カップル、当日に現れた欧米人3人。



歩きなれないアイゼンをつけての雪山。
新雪で歩きにくく、体力も消耗する。

高山病にならないようにと、ゆっくり、でも、確実に前へ。

途中、ラパスの街の灯りが見えた。キレイだった。
月が、星が、流れ星が、雪山が美しかった。

「絶対に登頂して、上から朝日をみてやる!」
そんな想いとは裏腹に、足は重く、前方との距離が開いていく。
脱落者も出てた。



それでも、確実に1歩ずつ前へ。
こんなにツライなんて、いつぶりだろう?

部活を思い出した。
毎日毎日、ツライ練習をして、少しずつ成長して、でも、そのときには分からなくて。

いま自分は成長できているのか??って。

それでも、前に進むしかなくて、進みたくて、
ただひたすら、雪の道を歩き、氷の壁を登り、上を目指した。

ただただ歩いた。
何も考えず、ロドリゴ2人、暗い雪山を、ただただ歩き続けた。


そんな中、前方から下ってくるグループが現れた。
そのガイドとロドリゴが、スペイン語で何やら話をしている。
話し終わると、また下っていった。

高山病で脱落かな?と思った。
その瞬間、「下りよう」と、ロドリゴ。

???意味分からん、なんで下りんといけんの???

「今からだと、時間が間に合わない。小屋に戻る時間と体力を考えると、下りないと。」
え?時間?そんなん聞いてない!
自分の体力を棚上げにして、時間のことを言わなかったミゲルに腹が立った。

「何時までなら大丈夫?ここからあとどのくらい?」と食い下がった。
「着く頃には、下山を始めてるよ。もう少しだけ登るかい?君次第だよ。」とロドリゴ。

納得のいかない私は、もう少し登ると伝えた。
さっきの人達もそうだったんだ。

もう間に合わないのに、なぜ登るのか?自分でも分からない。
登りながら、悔しさがこみ上げる。

しばらくして、ロドリゴが声をかけてきた。
「そろそろ戻ろう。」
 「うん。」


来た道を引き返す。悔しい。。。

そんなとき、人一人通るのがやっとで、氷の崖の所でアイザックを落としてしまった。
頼るのはロドリゴしかいない。
ロドリゴの指示通り、落ちないようにと、壁にへばりついた。

「ここで落ちたらどうなるんだろう?助けなんて来ないな。」なんて考えたりした。
でも、やっぱりガイド。
落ち着いて対処してくれて、2人とも無事だった。

しばらく下り続けると、足がガクガクと力が入らなくなってきた。
足がもつれて、横に倒れたら、転がっていくようなとこばかり。
さっきの件も考えると、下ってよかったんだと思った。

登頂を果たしたとしても、自分で帰ってこれないと意味がない。
体力の無を実感して、余計に悔しさがこみ上げた。



やっぱり、頂上から朝日を眺めたかったなぁ。。。

小屋に着くと3人寝ていた。女性陣、全滅w
この日、登頂できたのは、3人だけ。さすが、6000m級。

結局、私が登れたのは、5900mほどの所まで。
初心者がそう簡単には登れないよねw

日本帰ったら、まず富士山に登ろう!体力をつけよう!
そう思った。


みんなが帰ってきて、少し休むと、早々とベースキャンプまで下山。
あんなに苦しくて、ツライ想いをして登ったのに、下りるのは早い。

なんだか切なくなったw



登ってきた時とは、全然違う。
天気がいいだけじゃなく、悔しい想いはあるけど、なんだか晴々した気分だった。


ラパスの街、宿に戻り、体力のつく、おいしい物を食べようと、コリアンタウンに。
夜には、有名日本食屋、けんちゃんに行った。
両方とも、おいしかったな~。



いろんな感情が沸き起こった、ワイナポトシ登山。
こんな風に何かに挑戦するって、苦しいことも多いけど、ワクワクするもんだ。
それを改めて実感できて、とてもいい経験にだった。

これからも、確実に一歩ずつ前に進んでいきたい!
いろんなことを乗り越えながら。



michi☆


アマゾンな日々。

ラパスからルレナパケにはバスで20時間くらい。
しかも、道はかなり悪く、ツアーで行ったデスロードよりもデスに近い道。
もう、そこ崖。ちょっと覚悟したw

無事に着いて、よかったルレナバケ。
降りる前から、暑いのは感じていた。
が、降りてみると、それ以上に暑い。そして、湿気がまとわりつく。

この感じ、懐かしい!
まるでアジアだ。なんだか嬉しくなった。

ターミナルには、ツアー会社の人が来ていた。
まだ時間があるから、ツアー会社で出発まで過ごした。

トイレを借りた所の庭の木には、カラフルなオウム(?)が。
アマゾンが近い!そんな感じがして、ワクワクした。



この村から、アマゾンへは、
ジープで2時間、その後に船で3時間ほど。
長いみちのりだ。

そして、ジープを降りた時から、蚊との戦いが始まった。


船に荷物を乗せ、出発!!
風を切って走るボート。気持ちがいい。



向かっているんだからあたりまえなんだけど、走れば走るほど、アマゾンらしくなる。

近くでクロコダイルが餌をとっていて、ボートが襲われないかと心配したり、
カピパラが、思ったよりかわいくなかったり、
親子ザルがかわいかったり、
なんかよくわからない鳥の巣がたくさんぶらさがってたり、
見たことのない鳥達が、優雅に飛んでいたり。



キャンプから、夕日を見るために、ポイントに向かったのに、
そこに居た人達と本気でバレーボールをしてしまい、
肝心の夕日どころではなかったり。

最初はメンバーはバラバラだったのに、なぜか最後には、
チームJAPAN vs チームその他の国々 での試合。

久しぶりにやるバレーは難しい。けど、楽しい。
お見合いでボールを落とす。
でも、声だしてカバー。なかなかのチームワークだったな。



その後、ビールを飲みながら、みんなで踊ったり。
汗かいた上に、アルコール…
ただでさえ、蚊がハンパないのに、寄ってくる寄ってくるw

夜はクロコダイルの光る目を見に行ったり、
アマゾン川を漂いながら、動物達の鳴き声を聴き、キレイな星空を眺めた。
この時、ウユニで感じた旅の終わりを強く感じた。

早朝には、朝日を見に行き、



ナマケモノやなんだか強そうな鳥を横目に、
アナコンダ探しに出かけた。

ボートを降りるとすぐに、ちっちゃいのが!
けど、これは違うと言われる。
誰が一番早く見つけられるか?とちょっとビビリながら、沼地を歩いた。



借りてる長靴は穴が開いてて、中はグチョグチョ…
おまけに、ハンパない蚊。

アナコンダとかいいから、もう帰りたいとか思ってると、
ランボーが声をあげた!
できるガイド、ランボー!やりよるな!
一気にテンションあがる。



お次は、ピンクイルカと遊ぶため、アマゾン川にダイブw
ピラニアとかいるんじゃないかと、ビビリながら泳いだw
水の中が見えない恐怖。ハンパないです!

ここには何頭かいて、顔を出しくれたり、人を弄んだり。
アマゾンでイルカと泳ぐなんて、貴重だったな。


ピラニア釣りにも行った。
けど、雨季で水が濁ってて、全然食いついてくれない…
その間も、蚊の攻撃ハンパない!

結局、誰も一匹も釣れず、帰りには、ボートの運転をしたりした。

クロコダイルを見に行った時には、奴の動きの早さに驚き、
下にいる、奴に食べられるのは嫌だと、本気で木の上から下りたくなかったw



ランボーはお茶目な奴だ。
「コニャホニキ」と謎の言葉を合言葉に、結構うふざけてたりする。
けど、他のツアーの人達は見られなかったものなど、うちらはちゃんと見れた。
やる時はやる。そんなランボーがガイドでよかった。


蚊がハンパないといい続けましたが、雨季のアマゾン、本気でヤバイよ!
黒色は特によってくるんだけど、ありとあらゆる所にとまる。
そして、服の上からでも、ガンガン刺してくる。。。
虫除けもほぼ意味がない。
その結果、200箇所は軽くこえる虫刺され。



ここまで旅してきて、上位に入る過酷な経験、アマゾン。
蚊の襲来からの開放が、あんなにも嬉しいなんて知らなかったw
あんなにも苦痛をしいられるなんて知らなかったw



2泊3日のアマゾンツアー。
いろんな体験をできて、楽しかった。

このツアーを終えて、一つ疑問が残っている。
1日3食のおいしい食事を作ってくれてた人は、男なのか?女なのか?w
真相が知りたい!

そんな思いを胸に、ルレナバケに戻り、蚊が居ないことの幸せを知り、
またもデスロードを通りラパスへともどった。




Photo by Tomo , P-chan , Nori , michi 

michi☆


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