広告から映画に変わる瞬間は、
それぞれの映画の性質によると思います。
いつのまにか始まっていて、
ついつい引き込まれていて・・
というのは、魅力的な映画の一条件だと思います。
ですが、ジブリの映画は違う気がします。
あの絵が始まった時点で、映画が始まります。
丁寧で、寛大で、細密で、やさしい絵
写真よりも雄弁な絵
借り暮らしのアリエッティを観てきました。
映画は、公開前はものすごく宣伝してくれますが、
公開後は、情報が少なくなりますよね。
こんなに反応が薄いということは?
とか邪推したくなっちゃいますが
良かったです。
アリエッティ良かったです。
ジブリの映画には、
人間の弱さとか、
汚さ、醜さを見つめ、肯定して、
それでもなお前向きに生きようとする意思に
溢れていると思います。
苦々しく、歯軋りしたい思いを胸に、
それでも諦めません。
きっと生きているうちは
諦めることなどないのでしょう。
何度でもやり直せばよいのでしょう。
ストーリー自体はそれほど突拍子ない感じではない
です。(この点では千と千尋が一番と思います。)
優しい絵と優しい声が良かったです。
主人公の声優さんすごくよかったです。
私は、ジブリ映画ではとなりのトトロが一番好きで、
夏になるといつもDVDを見返します。
今回、見直してみると、
ストーリーは、結構悲しいというか、そんなに明るい
話じゃないですね。
トトロもアリエッティも家族が大切なテーマのひとつ
になっています。
私達はいくらグローバルに生きようとしても、
根幹からはなれて生きることはできません。
大切なルーツを再確認した一日でした。