ザンビアの72の民族が対立しない理由と初代大統領の功績~ザンビア人の誇りを聞いて~ | 高校生単独世界一周バックパッカー

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現役高校生が学校を休学して、世界一周の旅へ出ちゃいます!
その中での出来事を記すブログ。

こんにちは!

またブログ更新時に画僧だけの投稿になっていまっていました。
前に一度記事を書いたのですが、上手く投稿できていなかったようです。


さて、この日は「ザンビア人」の誇りと歴史について学んできました。

ここはJICAの現地関係者の同窓会。

JICAは主に公務員の方を対象に、日本に派遣して人人材育成を行うというプロジェクトを各国で展開しています。

ザンビアでも行われており、そのプロジェクトで日本に派遣された経験のある人々がこの会に集います。
同窓会で日本を懐かしむというような目的もありますが、日本で研修したことのある人の人脈形成も目的の一つです。



これはウェルカムダンス。

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実はアフリカで初めての民族ダンスを見ました。

全身を使った迫力ある動きや、細かくてノリの良いリズムはアフリカらしさ満開でした。



さて、ザンビア人の誇りは何だと思いますか?

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ダンス…もあるかもしれませんが、「国内に内戦や対立がないこと」を誇っているようです。

ザンビア国内には72の民族が存在します。

アフリカ諸国は植民地時代の西欧に引かれた国境が今も多く生きており、ザンビア国内にはたまたま72の民族が存在したのです。


ケニアのような大きな国でも民族での対立があり、選挙のたびに荒れたりします。

民族対立の最悪なものが、ルワンダの大虐殺ではないでしょうか。


多くの国が国内に何らかの民族問題を抱える中、ここザンビアではそれがないのです。



では、何故だと思いますか?



ここに大きく影響しているのは、初代大統領の政策です。

初代大統領は独立後に民族融和の政策をとり、異民族間の結婚を推奨したり、公務員の勤め先をその人と異なる民族の村や組織にしたりと民族同士の理解や交わりが増えるようにしました。

また72の民族は言語で大きく7つに分類することができ、今でもラジオでは7つの言語でニュースを伝えていたりします。
僕としては同じ内容のニュースが7回流れるまで、次の内容に進まないのは苦しいですが・・・



さてさて、今回で国連ザンビア事務所でインターン中の「中村さん」にお会いしました。

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ザンビアでお世話になった「住岡さん」と同じプロジェクトでこちらに来ており、このような土地で共通の知人を持つ方とお会いできて盛り上がりました。



初代大統領は今でも尊敬されており、見事な政治をしていたと思います。

僕が最も印象的だったのは、普通選挙の導入を国民が求めるようになった時に、自らの独裁を捨ててあっさりと選挙を導入したとの話。

聞いた話なので事実と異なるかもしれませんが、他の国ではなかなかないと思います。


しかもその選挙で初代大統領側の政党は敗北しますが、そこで抵抗することなく、退いたそうです。

それが影響してか、政治も比較的安定しています。



さて、会の後にJICA職員の方に車でザンビアの首都・ルサカ内をドライブしてもらいました。

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この道路は日本が支援したものです。
非常に綺麗で、側溝もかなり整備されている印象でした。


この看板が見えますか?

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「日本」の国旗が書いてあります。

僕等の知らないところで、日本の支援は海外の人々の生活を助けていると改めて感じた瞬間でした。




今回のブログでは「ザンビア人の誇りと初代大統領の功績」そして「日本の道路支援」を紹介しました。
明日は、アフリカ旅の最強道具「テントの購入とテント生活の開始について」です!




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