実はアフリカで初めての民族ダンスを見ました。
全身を使った迫力ある動きや、細かくてノリの良いリズムはアフリカらしさ満開でした。
さて、ザンビア人の誇りは何だと思いますか?
ダンス…もあるかもしれませんが、「国内に内戦や対立がないこと」を誇っているようです。
ザンビア国内には72の民族が存在します。
アフリカ諸国は植民地時代の西欧に引かれた国境が今も多く生きており、ザンビア国内にはたまたま72の民族が存在したのです。
ケニアのような大きな国でも民族での対立があり、選挙のたびに荒れたりします。
民族対立の最悪なものが、ルワンダの大虐殺ではないでしょうか。
多くの国が国内に何らかの民族問題を抱える中、ここザンビアではそれがないのです。
では、何故だと思いますか?
ここに大きく影響しているのは、初代大統領の政策です。
初代大統領は独立後に民族融和の政策をとり、異民族間の結婚を推奨したり、公務員の勤め先をその人と異なる民族の村や組織にしたりと民族同士の理解や交わりが増えるようにしました。
また72の民族は言語で大きく7つに分類することができ、今でもラジオでは7つの言語でニュースを伝えていたりします。
僕としては同じ内容のニュースが7回流れるまで、次の内容に進まないのは苦しいですが・・・
初代大統領は今でも尊敬されており、見事な政治をしていたと思います。
僕が最も印象的だったのは、普通選挙の導入を国民が求めるようになった時に、自らの独裁を捨ててあっさりと選挙を導入したとの話。
聞いた話なので事実と異なるかもしれませんが、他の国ではなかなかないと思います。
しかもその選挙で初代大統領側の政党は敗北しますが、そこで抵抗することなく、退いたそうです。
それが影響してか、政治も比較的安定しています。
さて、会の後にJICA職員の方に車でザンビアの首都・ルサカ内をドライブしてもらいました。
非常に綺麗で、側溝もかなり整備されている印象でした。
この看板が見えますか?
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