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この記事の書き方が難し過ぎました。文藝的には、水晶玉のように、綺麗なのですが、本来、総合的言語の日本語が、英語をはじめとした分析的言語のような文章になり、戸惑いをされた方が多くいらっしゃったと思いますので、この記事は残しつつ、本記事に書き直します。




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今の時代においての英語の学習には、筆記体でなく、ブロック体で英語を書くことを勧めます。
昔、皆様のご祖父母様の方々の大学受験では、今の世代と比べて人数が多く、受験戦争時代と呼ばれていました。その受験戦争時代以前の学校の英語では、授業は今と違い筆記体で行われていました。その受験戦争時代に最も売れていた英単語集は『試験にでる英単語』でした。この本の著者の森一郎先生は高等学校の英語教師で、生徒の東大合格率がナンバーワンの先生として有名でした。『試験にでる英単語』は、森一郎先生が生徒に配っていた英単語集のプリントで、森一郎先生が東大合格率ナンバーワンの先生として有名になったので、それが本として出版されました。著者の森一郎先生は、当時の全国の大学入試の英語試験の問題を全て持っていらして、それを森一郎先生の熟達した目で判断し、大学入試の英語試験に出やすい単語順に英単語をまとめられた本でした。しかし、昨今、時代はアナログからデジタルに変わり、今度はコンピューターにて、大学入試の英語試験に出やすい英単語等を分析される時代になりました。これが、つまり、今の多くの受験生の使う『英単語ターゲット1900』なのです。
ここで、重要なのは、時代がアナログからデジタルへと変わったことです。これは文章を手で書く時代から、コンピューターで文章で入力する時代に変わったということです。つまり、筆記体で英文章を書くことは、一般の方々には、必要のない社会になったということです。
難しい話になりますが、私は文章道(もんじょうどう)とは量子物理学と認識しています。それは、感覚を研ぎ澄ますと、文字ひとつひとつからエネルギーが感じられるからです。文章道において、このことをご理解頂くのは難しいことだと十分承知していますが、筆記体には筆記体のエネルギーがあり、そのエネルギーに引き寄せられて文章が成り立つという法則があります。この不思議な力があることから、私は文章道は量子物理学と言っています。勿論、これは、ブロック体でも全く同じで、ブロック体に引き寄せられて文章が成り立つということも言えます。
そのことを考えると、コンピューター社会の今において、また、英語話者の間でも、文章を手で書く際には、ブロック体で書かれることが多くなっている今において、筆記体で英語を書いて覚えることが、英語の学習を難しくしてしまうのです。ですから、今においては、英語の学習をされる場合、昔ながらの英語の教材を使われる場合でない限りは、英語はブロック体で書いて覚えることを私は勧めているのです。