メリー・モナーク・フェスティバル (Merrie Monarch Festival）　

ハワイ最大規模の歴史が最も古い祭典として知られているフラ界のオリンピックとして称される「メリー・モナーク・フェスティバル」

フェスティバルの開催期間は、米国の祝日、復活祭の日（イースター・サンデー）から1週間と決まっています。

もともと太陰暦にしたがって決められた日で、春分の日の後にやってくる満月の直後の日曜日が復活祭の日です。

選び抜かれたハラウ・フラ（フラスクール）が、年に１度ハワイ島のヒロ（Hilo) に集結し、３夜に渡って競技が行われています。

この大会の始まりは、1964年。1960年にハワイ島のヒロで津波が起こり、砂糖きび農業も打撃を受けてしまったため、町を復興しもっと多くのハワイの人々にヒロに来てもらい、観光を誘致するためのイベントとして創設されました。

メリーモナークはハワイでＴＶ中継されるほか、インターネットを通じて全世界に放映され、最高のフラをハワイの誇りとともに発信する今では重要なイベントだ。

【フラの由来・起源・始まりとは？】

その昔、ハワイ・ポリネシアには文字というものがありませんでした。太平洋の真中の美しい島には、明るい日差しと豊かな自然があり、その自然を神にたとえ、人々は暮らし、共存していました。

文字を持たなかったハワイの人々が神への信仰の表現や、体験、出来事を後世に伝える手段として、フラ=踊りが広まりました。それがフラダンスの歴史のはじまりとなります。

ハワイの人々は大切なことを全て祈りに込めて伝えていました。

これは、すべてのものに精霊【マナ】が宿ると信じていて、神様・自然への感謝の気持ちと祈りを、とても大切にしていたからだと考えられます。

メリー・モナーク・フラ大会の会場は座席数が4200席あり、その半分は出場チームとその身内に、残りの半分が一般客に割り当てられます。

一般チケットは抽選応募制となっていますので、観客席で観る一般チケットはすぐに完売になってしまう事でしょう。それほどメリーモナークフェスティバルは世界的にも人気を誇る一大イベントだ。