皆さん、こんばんは
ママ学生の井上ちえです。
最近、1歳7ヶ月の娘の「食行動」から
ハッと己について気付かされたことがありまして。
今日は、そのことについて書きたいと思います。
(リンゴをパクつく娘)
娘は、0歳児で「納豆」をあげた際に拒絶でした。
それ以来、「この娘は納豆が嫌いなんだ」と思って
全くあげていなかったのですが、
先日私が食べているのを興味津々で見ているので、
試しにあげてみました。
すると、食べる食べる
今では白米に納豆を少し混ぜてあげるだけで、
モリモリパクパク食べるようになりました。
娘の「嫌い」が「好き」に変化したのは、
これだけではないんです。
赤ちゃんの時は、
ほとんど興味を示さなかったリンゴも、
今では三大好物の一つとなって、
「リーゴ(リンゴのこと)リーゴ!」と
要求までしてくるようになりました。
(ちなみに他の好物は、チーズ、牛乳)
それで考えたのです。
この「嫌い」から「好き」への変化は、
いったい何が起きているのだろう
と。
もちろん、成長によって味覚が発達したり、
歯が生えたことで、
噛む力がついたこともあるでしょう。
でも、そんなことより、
娘には
「嫌いだから食べられない」と
思う潜在意識、
つまりは思い込みがゼロなので、
「好き」に変わるチャンスがある
のではないかと。
この、いわゆる「負の潜在意識」、
「負の思い込み」って、
大人になればなるほど、
強くなっている気がして。
例えば対人関係。
「あの人は仕事の価値観が合わないから苦手」という
マイナスの潜在意識が、
あの人との距離を大きくさせ、
あの人の魅力さえも見えなくなっていたかもしれない。
負の潜在意識が強ければ強いほど、
「❌印」を付けて二度と向き合おうとしなくなる。
でも実は、自らの置かれた環境やライフステージの変化によって、
その感情も確実に変化しているといことを
娘に教えられたのです。
試しに少しだけタイムスリップしてみると、
20代の報道記者時代、
「大きなニュースが目の前で起きているにも関わらず、
子どもの病気のことで仕事を切り上げて帰宅した先輩」のことが、
到底理解できなかった私。
当時は、
「仕事にやる気がない先輩だな」と思っていました。(酷い…)
今ならわかるんです。
なぜあの時、
あんなに焦った顔で、申し訳なさそうな顔で、
会社を去ったのかが。
こういう経験、皆さんにもありませんか?
「潜在意識」による思い込みが邪魔をして、
「嫌いだった」体験を「今でも嫌い」と思い続けてしまう。
負の「潜在意識」によって、
「大切なご縁」や、
「好き」に変化したものの発見機会を
失っている可能性すらあるなと。
そんなことがないように。
何かの折に、
そういう「潜在意識」を
振り返ってみることって
大切だなと思ったんですよね。
娘の食べ物の「好き」「嫌い」で、
ここまで思考を膨らませる私も私ですが(笑)、
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました