カナダワーキングホリデー
(ワーホリ)について、カナダ大使館によりますと2011年度のワーキングホリデービザ発給定員を減らす可能性を示唆しました。
カナダワーキングホリデー(ワーホリ)はオーストラリアに継ぐ渡航者を誇っていますが、2010年度については、期待された定員枠の7,250人には満たず、昨年に続き応募者が定員に達しないため、定員の削減が検討されています。ここ数年5,000~5,600人で推移しているため、これをまかなう程度の定員になると予測されます。 2009年度は定員10,000人に対して発給数は5,600人であったため、2010年度の定員を約2割減の7,250人まで減らした経緯があります。
カナダに限らず、ワーキングホリデー
(ワーホリ
)の受給者は減少傾向で、オーストラリア
、ニュージーランド
、カナダ
、フランス
、ドイツ
、イギリス
、アイルランド
、韓国
、などの全ての合計で18,806人(2009年度)となり、前年比20,800人から約2割減となっています。この傾向は近年の留学人口減少と伴って今後も続くと考えられていて、2010年度はそれ以下の結果になると予想されています。
ちなみにこれまでのワーキングホリデービザ全体の発給数は、2006年度20,652人、2007年度20,941人、2008年度20,868人と2万人代を維持していました。
「(社)日本ワーキング・ホリデー協会統計(2010年)による」
本来渡航者にとって海外生活の助けになる円高が、不況による経済圧迫に意味を待たず、海外に見出すより国内で就職活動に励んだほうがよいとする若者が増えたことで、一段とワーキングホリデーや留学の需要が減っていると考えられています。
なお、2011年度のプログラム詳細は12月下旬に発表予定となります。またカナダワーキングホリデー(ワーホリ)は、2010年度よりビザの許可証発給の通知書が発効日より1年間有効となり、通年取得可能なビザとなっていますが、カナダ大使館では2011年初頭にカナダ入国する場合は、2010年内に申請することを勧めています。
カナダワーキングホリデー情報
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