この秋、2010年9~10月にかけて三井住友海上、損保ジャパン、AIU保険等の損害保険会社で海外旅行保険が改定されます。特に保険期間が長期となる海外留学保険は10~30%の値上げとなっているケースもあるようです。
なお、東京海上日動では先行して、今年の1月に改定されています。
ワーキングホリデー保険 (ワーホリ保険)では「100件のご契約された方のうち、約80件が事故により保険金請求をされた」というデータもあり、保険会社全体としても収入した保険料に対する支払った保険金の割合(損害率と呼ばれる)が高く、各社が値上げに踏み切ったと言えます。
今後のワーホリ保険 の選び方のポイントについて簡単にご案内します。
1.各保険会社のパンフレット記載のプランは保険会社として販売したいプランが掲載されているケースもあります。ワーキングホリデー(ワーホリ)渡航者のニーズにより即したオリジナルプランを案内してくれる代理店を選ぶ。
2.「事故が多いから値上げに踏み切った」という事実からも留学・ワーキングホリデー (ワーホリ)に行く際には海外留学保険は「必須」と言えます。そのため、単に安いだけで選ぶのではなく、必要な補償については必ずしっかりと加入するとよいでしょう。