パリの空・シャンパーニュの風 -11ページ目

パリの空・シャンパーニュの風

フランス語とカメラが大好きなシャンパーニュの騎士。

少しだけ早く見てきました。

Dior & I.
ディオールと私。
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ラフ・シモンズを中心に
メゾンを支える職人さんたちの姿を描いた映画。

12月、パリ行きの機内で
ディオールのドキュメンタリー番組を
何度も見て
銀座でディオール展に行って予習。

サンローランがモンドリアンから
インスピレーションを得て
モンドリアンルックをデザインしたように
キュレーター経験もある
シモンズ氏とアートの関係に興味津々。

シモンズ氏の傍らに
ゲルハルト・リヒターの画集が置かれていた一瞬のシーンが忘れられない。

シモンズ氏が
ボーブール(ポンピドゥー)に通ったり…

スターリング・ルビーの作品がキーとなっているのは周知の事実。
コレクションの会場装飾は
ジェフ・クーンズが大きなヒントに。

映画の後はいつものように作品を振り返りたくなって
作品を通して知らない世界を教えてくれたリヒターからスタート。
自宅にある資料を読み始め…
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ジェフ・クーンズも。
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YSLではサンローランが
ステッドラーの鉛筆でデザイン画を描いていたシーンが格好良かったけれど
シモンズ氏は鉛筆を使わず…

サンローランでは
テタンジェを勧めるシーンがあって
ディオールにも
シャンパーニュを飲むシーンがあって
シャンパーニュはフランスの
art de vivreなのだということを再認識。

そして人。
どんな時にもシモンズ氏に寄り添う
パートナーのロビー・スネルダーズ氏。

シモンズ氏は言葉の問題もあり
職人さんたちとのコミュニケーションにも
スネルダー氏は必要不可欠な存在。

クオリティの高い仕事のために
優秀な人材は何よりも大切な財産。

サンローランのパートナー、
ベルジェ氏しかり。

それにしてもこの映画
ディオール氏が存命だった頃の
メゾンの様子と
現在のシモンズ氏を取り巻くアトリエと
新旧が交差した上手な構成だなと思いました。

思っていた以上に見応えのある映画。
感動して泣いていらした方もちらほら。

ディオールの原点
グランヴィルにあるムッシュ・ディオールの生家を訪ねてみたいな。
パリのメゾンに飾られている
ビュッフェが描いた肖像画も見たい。

この映画公開に先立ち
モードをテーマにした特別プログラムが組まれています。
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こちらの映画を見に行くと話してくれた
友人の感想を聞くのが楽しみ。
シャンパーニュ飲みながら…

震災から4年。
こうして大好きな映画を見ることができる日常に感謝。

大切な出来事が重なった今週。

一番嬉しかったことは
プライベートでランチにお誘いいただいたこと。

誘って下さったのは
この方と
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お父様。
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シャトーマルゴー支配人
ポール・ポンタリエ氏と
ご子息のティボー・ポンタリエ氏。

お二人が選んで下さったのは
パレスホテル和田倉。
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昨年、ポールさんは来日されず
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ティボーさんとビジネスパートナーの
アルチュール・ドヴィルパンさんが来日。
お二人が手掛けるワイン
Pont des Artsのプロモーション。
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そして
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オーパスワン。
CEOのデビット・ピアソン氏から
ボトルにサインを頂きました。

長い期間かけて進めていました。
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お陰様で大成功でした。

ピアソン氏とのミーティングは
学ぶことが多く
大変勉強になりました。
トップトップのビジネスパーソンですから。

もう一つ大切な出来事。
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シャンパーニュ
デュヴァル-ルロワからファミリーの
ジュリアン・デュヴァル・ルロワ氏が
来日。

シャンパーニュが大好きな方々と
ジュリアンさんを囲んで
とても和やかな雰囲気で
シャンパーニュとお食事を楽しみました。
こちらもパレスホテルにて。

ジュリアンさん
このデザートを
大変美味しいと喜んで下さり
写真を撮っていらっしゃいました。
(フランス人は普通、お料理の写真は撮りませんとフランス語の先生談)

一つ一つのことを丁寧に
そして必死に頑張りました。

ポンタリエさん親子とのランチは
神様が与えて下さったご褒美と思って
美味しく頂きました。
いろんなお話ができた3時間。

こういう時間があるから
次に向かって頑張ることができるのです。

もっともっと頑張りたい。
子供の頃憧れた人。

実際は
この方の奥様にもっと魅了されましたけど。

万年筆
気になります。
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私の頭の中にいらっしゃるのは
この方ではないけれど
今も素敵だなと素直に思います。

私の頭の中にいらっしゃるお二方。
お一人は先週お誕生日を迎え
もうお一方は
少し仕事が楽になるそうで
良かったです。
私も
とっても心配していましたから。

今日は
現場は良いなと改めて思った日。

今夜はゆっくりできそうです。




心穏やかに
大切な人たちを思いながら過ごしたいと思います。