犬種の旅 チャイニーズレッドドッグ (Laizhou Hong) | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

非常に珍しい犬種ですね^ ^中国山東省の愛好家によって作出された全く新しい犬種です。歴史は浅く、1900年代後半に作られた犬種なので、まだ、30年、40年しか経たないんですね^ ^


ブラックカラーのグレートデン、ロットワイラー、ジャーマンシェパード、元々いた中国の赤犬、これらの組み合わせで作られていったと言われますが、

私が推察する限り、上記した4犬種だけでこの犬を作り出すには不可能だと思われます。


先ず、短毛、ブラックタン、しかもマホガニータイプ、立ち耳、立ち耳になるには、ジャーマンシェパードの血が濃くなければならない事、しかしジャーマンシェパードの血が濃くなると毛質は短毛にはならない、この犬種の持つ短毛コートは、ドーベルマンやグレートデンのそれですが、ブラックタンを綺麗に出すには、デンではなく、ドーベルマンやロットの血を濃くしなければ写真の様なカラーコートにはならないでしょう


ですが、そうなると立ち耳にするのは至難の業、どのタイミングでジャーマンシェパードを入れたのか?


そこで、私が想像するに、間違いなく入れただろうと思う犬種が、ファラオハウンド、どこかのタイミングで入れたのではないかな、と強く思う^ ^

なぜなら、レッドドッグの持つ錆色のタンカラー、


そして、耳、


犬の血統が色濃く出るのが耳の形、


特徴的なので、耳だけ見るとかなり高い確率で導入されたであろうファラオハウンド、真相は薮の中ですが、

私は、入れたであろうと確信です。


ですが、この犬種を作りあげるにあたって並々ならぬ思いがあったことは想像つきます。


結構、ヨーロッパやアメリカでも欲しいと言う方々が沢山います。


安定した血統数、個体数、最低でも、20血統✖️2

ぐらいは作らないとあっという間に血が詰まってしまいます。


要するに、今はまだ作出過程真っ只中と言うところでしょうね^ ^


thank you everyne👋