ヒグマ捜索隊… | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

ヒグマ捜索大作戦😂


冬眠から目を覚ました熊が活発に動き回り出す春、桜の開花と同じくして、ヒグマの目撃情報もちらほらと北海道各地で聞こえて来る様になります。



自然の中、森の中、山の中で、実物のヒグマと遭遇したら怖いですね(^^;;

ツキノワグマでさえ脅威ですから、ヒグマとなるとその脅威は倍増です(^_^;)


欧州、ヒグマ生息域に暮らす友人達に聞くと、彼らはヒグマの脅威よりも、狼🐺の方が脅威だと言う、


ヒグマは犬を連れているとよほどの事がない限り、襲っては来ないと言います。


その点、狼🐺は、周りに現れたら最悪だと言う、1匹では無い為、振り切るのが困難になると言います。


数に勝り、かつ、闘うのではなく、蹴散らしながら自宅に戻らないと勝ち目が無いと、


その点、ヒグマは単独、もしくは子を連れた母熊なので、複数頭の犬さえいれば近づいて来ないと、そう教えてくれました。


ただし、ノーリードにしている事、3匹以上が好ましく、出来ればそれ以上、勿論、犬は護畜系シープドッグで有るのは言うまでも無い事です。


一般的に知られる犬でなく、雑種でもなく、愛玩犬レベルでもない、それなりの体躯をした犬で有る必要はある訳です。


あくまで、頑健な身体を持ち異常を素早く察知出来る能力を持ち合わせている、これが絶対条件です。


なぜなのか?詳しく記しておきましょう。


一、150k 200k 250kの熊の一撃を受けた時に耐えきれる身体(皮膚)で有る事


ニ、一定の咬む強さを有している事


三、50k以上の体重で有る事


この三条件は、絶対と言えます。


先ず、体重が無いと熊の手による一撃を受けた時のダメージは大きく、二撃を耐えきれない可能性があり、守勢に終始しなくてはならなくなる

また、例を上げると、皮膚の弱い犬種、日本犬他、レトリバー系など、全てに言える事ですが、秋田、紀州、甲斐、北海道、柴、いくら気性が強くても、皮膚が弱い為、熊の爪による一撃、または咬まれ振り回されてしまえば、致命傷になる可能性が高い、

また、マスチフ種、超大型シープドッグほどの咬む強さが無い為、熊の攻撃は止まない、この熊の攻撃が止まない事態を招く大きな要因が、相手の攻撃力の弱さ、に発すると言います。


自然界で生きる獣達は、食べる事が前提の闘いである為、自分より弱い攻撃力の無い生き物をターゲットにしています。


それは、自分自身が攻撃力の強い生き物から反撃され深傷を負うと、自身の死を招くからです。


自然界の獣には、抗生物質という薬が有りません。


これが、深傷を嫌う獣の本能です。


それが証拠に、分かりやすい説明をすると、ラーテルという生き物がいます。⬇︎

この小さくて凶暴な生き物には、ライオンでさえ狙わないと言われています。


なぜか?それは、このラーテルの凶暴性と咬む強さ、深傷を負わせる事の出来る攻撃力、からです。


ラーテルに咬まれた、ライオン、ハイエナが、数週間後に死に至る例は沢山有ると言います。


それほど、自然界での闘いによる深傷は、獣にとって深刻で有るという事です。


こうした、野生界の過酷な現実を熟知した上で、熊対策を考え、撃退する、退散させる、方法を実践していければ、駆除という命を奪う方法をしなくて済みます。


駆除する以外に最善は無いのか?


駆除が最善か?


これだけは分かりません(^^;;


ではでは、活動を主体に今からは書いていきます。

占冠村某所、熊出没多数場所⬇︎にて


地元の方にこの付近でヒグマが目撃される場所有りますか?と、尋ねて、教えてもらった場所がここ、写真や動画では、分かりづらいかもですが、とても拡く開けた場所ですが、周囲は山に囲まれ、奥に川が流れるという、獣が人間に狙われ難い立地で有る地形です。

ONITYANも獣の気配察知せず、2時間近く周囲も散策しましたが、熊の足跡もウンコも発見せず。残念。


次なる場所に向かいます。


続く…