ジャーマンシェパードを語る上で、避けて通れない大事な事が有ります。誰もが見て判る後ろ脚の不自然な角度の深さから来る臀部の下がり方です。
⬆︎展覧会系に多く見られるジャーマンシェパードの特徴
⬇︎訓練系ジャーマンシェパード
不自然な深い角度の後ろ脚でもなく、臀部も下がっていない、一般的な犬に見られる自然な体形をした個体が多いのが訓練系ジャーマンシェパードの特徴です。
どちらが良いのか?
それは勿論、自然な体形をした訓練系ジャーマンシェパードの方が後脚は強いし、ヘルニア発症のリスクは低くて当然です。
生後4カ月5ヶ月の幼犬ですが、あまりにも不自然な後ろ脚をしています。未だにこういったジャーマンシェパードを追求している繁殖者の方が海外にも多くいるのが現状です。
⬇︎訓練系に多く見られるウルフカラーに分類されるジャーマンシェパード
脚も速く、そして強い脚をしている個体が普通にいます。
しかしながら、⬇︎バリバリの訓練血統のジャーマンシェパードにも、
後ろ脚の深い、臀部が下がるこの様な個体も多くいます。
では、その見分け方は?
やはり繁殖者がどの様な血統、何に拘り、どんな個体を使い繁殖しているのか?
それをしっかりと見届けて、確認して、選ぶ必要が有ります。
早い個体だと、展覧会系、または、訓練系でも、不自然な後ろ脚を持つ個体では、5歳でヘルニアを発症する事も普通に有ります。
なので、先ずジャーマンシェパードは、そのヘルニアの発症有無を両親犬から確認すると良いでしょう
⬇︎バルド、彼も6歳を前にして突然ヘルニアを発症しました。
元々、ヘルニア発症の覚悟をしていましたので、繁殖相手犬には、同じ展覧会系の牝を使わずに、バリバリの訓練系、かつ、体躯の強い血統を持つ牝を選び繁殖しました。
思惑通り、後ろ脚の不自然な子達が生まれず、
改善されたJr.達が出てくれました。
如何にして、良い個体を引くかで、ジャーマンシェパードとの生活は大きく変ります。
介護ありきのシェパードライフよりも、健康で老犬になってもシャンシャン歩く個体が良いですね
その為にも、ジャーマンシェパードは、後ろ脚をしっかりと見極める必要が有る事を進言して
終わります。
Thank you everyone😊