ジャーマンシェパードとは | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

一口にジャーマンシェパードと言っても、この犬種ほどタイプが違い性能すら違う犬種、他にはいないのでは?

と思えるほどバリエーションに富んでいます。

日本では、展覧会系と訓練系に分かれており、その違いは、見た目もそうですが、訓練性能も相当違いが有るように思えます。


海外でも、展覧会系と訓練系の違いは有ります。

やはり、訓練系はIGPを主に訓練されるのが、欧州のポピュラーですが、日本はIGP人口が少ない上、競技者も少ないので、展覧会系が圧倒的に多いのですが、


個人的には、ジャーマンシェパードという犬種は、ブラックタンの定番カラー色の個体が好きです。


訓練系のブラックタンカラーのジャーマンシェパードはほとんどこの日本にはいなくて、ウルフカラー、ブラック、または、そのどちらかに寄ったカラー色の個体が全体を占めています。


欧州やアメリカには、ブラックタンの訓練系ジャーマンシェパードも数多くいますが、日本には、ブラックタンカラーの訓練系が非常に少ないです。


訓練系ジャーマンシェパードは平均して対犬には好戦的ではなく、余り犬同士に興味を持たない子が多い様に感じます。


ジャーマンシェパードの特徴と言うのか、成犬になればなるほど対犬への興味というのが薄れ、対人間とのスキンシップにウェイトを置く個体が殆どだと感じます。


私が知る限り、訓練性能を除き、ハートの強さだけを見てみると、展覧会系のジャーマンシェパードの方がハートの強い個体が多い様に思います。


どちらのジャーマンシェパードを選択すれば良いのか?


それは、使い道で決めれば良いだろうと思います。


本格的なIGP訓練を目指したいなら、訓練系、


IGPではなく、オビィディエンス程度ならば、展覧会系でも十分に可能です。


しかし、健康面、運動性能、訓練性能、多くを求めるなら、訓練系を選択する事をお薦めします。


今の私ならば、欧州で、IGPも、展覧会も、どちらも通用しているブラックタンのジャーマンシェパードを選びます。


ただ、これは、一般の方が出逢うのはほぼ不可能なので、日本で入手し易い点を考慮すると、やはり、ウルフカラーの訓練系という点に尽きますね^^


ただ、嘱託警察犬、臭気選別、爆発物探知、災害救助、麻薬探知、ガードドッグ訓練等は、展覧会系ジャーマンシェパードでも十分こなせますので、これらレベルの訓練をするのならば

展覧会系ジャーマンシェパードをお薦め致します。


IGPを目指すならば訓練系、それ以外ならば、展覧会系、そう割り切った選択をする事がシンプルなジャーマンシェパード選びだと思います。


では、飼いやすいかどうか?という点では、飼いやすいです。いや、室内飼いであるならば、これ以上無い飼い易い大型犬ではないでしょうか?

私が70過ぎても側において飼うならば、間違いなくジャーマンシェパードです。


理由は?私の求める多くを備えている事

生粋の護衛気質、知能の高さ、物怖じしないハートの強さ、運動性能、闘いにおける強さ、(平均レベルより遥かに強い)仕込めば仕込むほど上がる能力、


隙の無い性質、警備能力、連れて歩いても側から一定の距離から離れない、成犬になれば手が掛からない、寒さに強い、夏でさえ、太陽を遮り風が抜ける所であれば、屋外でも平気、そして、何よりも、特筆すべきは、家族、特に弱い子供を見守らせたら最高の保父さんです。


山梨県道志村キャンプ場から行方不明になり、先日DNA鑑定で、小倉美咲ちゃんと断定された事件ですが、


もし、ジャーマンシェパードをペットとして連れていたら、もし、あの時に美咲ちゃんに寄り添っていたら…


行方不明になる事も、子供を亡くす事も、無かっただろうと思いますし、間違いなく無事だったと私は断言します。


これが、ジャーマンシェパードが持ち合わせている護衛能力です。これ以上の護衛能力、人間界において必要ですか?十分ですよね?


この護衛能力こそが、ジャーマンシェパードの真骨頂です。


キングオブドッグ


それが、ジャーマンシェパードです。