猫は超シニア、飼い主もシニア目前。共に病院とお友達になりつつあるお年頃。飼い主は先日、目の不調のフォローアップで大学病院へ。

 

 

1階の再診受付機でチェックインを済ませたら診療科のあるフロアへ移動。病院のエスカレーターは驚くほど遅い。次に遅いのは子供が多い郊外のショッピングモール。

 

ナースに目の瞳孔を開く目薬をさしてもらったら瞳孔が開くまで待合室で待機。真っ昼間に瞳孔開くもんだから眩しいのなんの。サングラス必須。瞳孔すっかり開いて網膜の画像撮影をしたらドクターの診察。

 

結果、順調に回復していてほぼ完治で治療終了とのこと。それは想定内なのだけれど想定外がひとつ。それは診察待ちの間にあった院内のアナウンス。

 

「X棟〇〇でコードブルー

 

何気に緊張感のある声のトーン。

 

コードブルーって聞いたことある。なんかヤバそうなアレだ。早速携帯で調べたら心肺停止またはそれに類する状況発生の院内アナウンスのことらしい。そもそも「コード・ブルー」っていう日本のドラマがあったことも知らなかった。私の在米中に放送されていたからだろう。

 

 

以下引用。

コード・ブルーとは、病院内で心肺停止ないしそれに類する事例が発生したとき病院職員に対し全館放送で発する緊急コールです。コードは暗号、ブルーは青。青は医療現場では循環不良(チアノーゼ)を意味するとされます。この緊急コールの仕組みはアメリカが発祥と言われます。日本では「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜」というテレビドラマシリーズがヒットしました。

 

その後数十分後にまたアナウンス。

 

「X棟〇〇、コードブルー解除

 

解除って…?亡くなったのか、無事に蘇生したのか?

 

院内の待合室で皆ドキドキしてたに違いない。ドラマのせいでこの言葉知っている人も多いだろうし。病院だから亡くなる人も当然いるだろうけれど、コードブルーが隠語じゃなくなった今、他の隠語が必要かも?などと思った待合室の出来事であった。

 

白い巨塔から始まり医療ドラマは昔から好きで見ていたけれど、高齢化社会が医療費を圧迫して国民皆保険を崩壊させないためにも、なるべく病院へ行かない生活をしたいものだ。

 

最近の大規模病院は院内にスターバックスやらタリーズやらコーヒーショップが入っている。こちらには本国で破産申請後、日本でガラパゴス化して拡大中のDean & Deluca。