さてさて。
さてさてさて。
さてさてさてさて！！！
飛行機。
乗り遅れたっちゅーねん。
ちょっと。
ちょっとちょっと。
ちょっとちょっとちょっと！！！
今パソコンの前で爆笑したでしょ？
んとにもー、にしやん！！
あんたほんとに人の不幸が大好きなんだから。
（↑↑いきなり名指しか！！）
いや、まさか自分が
THE・カピパラ
こと
麦わらのぼうさん
と、
同じ過ちを犯してしまうとは、
思いもしませんでした。
☆ぼうさんについてはコチラをクリック☆
ま、ぼうさんの話は置いておき。
あれはそう、タイの空港で、ヤギと別れた後の事です。
出発４５分前まで喫茶店で話をしていた僕達。
ヤギ曰く、４５分前でも全然余裕という事だったので、
出国審査に長蛇の列が出来ていようと、特にあわてる事もなく、
カメ
『じゃあな、ヤギ、日本ついたらメールするわ！
東京からヒッチハイクで帰るから、
連絡遅くなるかもしれんけど』
なんて、悠長に別れの挨拶をしました。
乗り遅れるという心配は、この時僕の心には微塵もなかったのです。
そんな事より日本に到着してからの、
東京→大阪間の移動をどうするかという事の方が、
僕にとって、遥かに大きい問題でした。
（この時本当にヒッチハイクしか考えてませんでした。バスがフルだった為）
しかし。
思ったよりも出国審査が長引き・・・
どんどん時間はなくなっていって・・・
今度は乗り遅れるという心配の方が、大きくなっていました。
審査を通過した時には出発１０分前。
その時ばかりは流石の僕も顔面蒼白で、
手荷物検査のオバチャンに、これまた長蛇の列をかきわけ、
『i don't have a time!!!!!!』
と中学生レベルの英語を若干キレ気味に言いながら、
きちんと列に並んでいた人達に白い目で見られつつ、
マッハで手荷物検査を終えました。
時計を見ると、５分前。
よっしゃ！
なんとか間に合った！！
急ぎ足で出発ゲートへ向かう僕。
そこへ示し合わせたように、JALスタッフがやってきて・・・
『成田行きの方ですか！！なんてことを・・・！！もう出発しちゃいましたよ！！』
唐突に告白してきました。
ば・・・ばかな！！
ティラリ～♪鼻から牛乳～♪
気が動転しそうになりながら、
『つ、次のフライトに変更してください！！』
またまた若干キレ気味でスタッフに抗議する僕。
すると、
『次のフライトは大阪行きがあるので、そちらでどうですか。』
と、思いもよらない提案をしてきた。
・・・・・
・・・・・・・・・！！
どうですかも何も、本当は大阪に行きたかった僕。
ちょっとした手違いで成田行きになってしまっていた為、これはかなり嬉しい！！
有無を言わさずその場でOKを出し、早速その便に乗車！！
これまさしく、
災いを転じて福となす！！
程なくして、
僕を乗せた飛行機は、
闇夜の空へと飛び立った。
微笑みの国、
タイを後にして。
勿論この時僕の顔は、
微笑みで溢れてました。
まあ、ラッキーみたいな感じの。
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