スタッフのやまです。
ツタヤでDVDをレンタルして映画「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督)を観ました。
説明を省いた乾いた映像で、淡々と展開していく作りなので、
細部を気にせずに観れました。
複数のストーリーを最後の方へ向けて、少しづつ場面を
積み重ねて作る構成の方法が良かったです。
歴史を知る為に見たら、肩透かしを食いそうですが、
空気感を味わうのにはいいと思います。
最近は何かと論拠やエビデンスを示して解りやすく、
という風潮ですが、それとは逆を行く作り方です。
戦争映画ですが、アクション映画より静かな映画が好きという人に
合いそうです。
クリストファー・ノーラン監督はSF映画「インターステラー」が良かった
ですが、この映画は「インターステラー」よりさらに静かで感覚的な
映画になっています。
イギリスと言えば、第二次大戦が終わった時には政府債務は
GDPの2.4倍あったのですが、緊縮せずに社会保障に
積極的に投資して、ゆりかごから墓場までの社会保障制度を
作り上げ、植民地を失ったにも関わらず、
経済規模が拡大したため、政府債務が相対的に小さくなり、
大きな問題ではなくなったとのことです。
今から考えると戦後の復興期とはいえ、イギリスは何を外国に
売って、それだけ経済規模を拡大できたのかが、
歴史を知らない人間には不思議に思えます。
一方的に収奪できる植民地が無くなれば、経済力も国力も
大幅に低下しそうですが経済規模を大幅に拡大できたというのが
意外です。
イタリアでは反緊縮、EU懐疑派の政党が票を集め政権の一部になりましたが、そのような欧州の歴史とも関係あるのでしょう。
ブレイディみかこ
そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学
afp通信の記事:http://www.afpbb.com/articles/-/3177522?cx_position=12
Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20180605-00086083/