今回は、最近読んだ本の内容から、人材定着について書いてみます。
「真に生産的になるのに必要なのは、効率性を捨て
かわりに毎日、結果を出せるとびきり最高の2時間をつくる
条件をそろえる、ただそれだけでいいのです」
「成功する人は、2時間しか働かない」
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「仕事を効率的に行いたい」
おそらく誰もが願っていることでしょう。
では、どうするか?
多くの人が「いかに無駄を省くか」を
考えるのではないでしょうか。
その無駄の中には「じっくり考える時間」
も含まれます。
「即断即決」という言葉がある種の褒め言葉として
使われるように、いかに早く決めて、行動するかが
効率性には直結するように考える人が多いのでは
ないでしょうか。
(私もそう思っていました)
ところが、本書では全く逆のことを言っています。
行動に移す前に、そのじっくり考える時間を
取ることこそが大切なのだと言うのです。
なぜか?
その時間こそが、その後どういう行動をすることが
一番有効かを考えることができるときだからです。
それを無しに、ほぼ無意識的に次の作業に移ってしまうと
結果として非効率な作業の順番になってしまったり、
重要な作業に集中できないことで余計に時間がかかったり
してしまうことになります。
気になった部分を具体的にあげてみます。
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●私たちが毎日していることの大半は習慣に導かれて機械的に
行っていて、ほとんど意識する必要もないのです。
それは決して悪いことではありません(中略)
問題なのは、次に何をすべきか深く考えもせずに、
あるタスクから次のタスクにさっさと移る場合が多いことです。
●何に取り組むべきか時間をかけて考えて判断した結果、
自分にとって重要な仕事か、もしくはその時間に見合った
仕事をきっとあなたは選んだことでしょう。
それとは反対に「効率的」になろうとして、この決断の瞬間
つまりこの「非生産的な」時間をスルーしたらどうなるでしょう。
取るに足らない仕事か、その瞬間に適さない仕事をするのは
目に見えています。
●感情は、たとえ不安などのマイナスに思えるものでも、
目の前の仕事にやる気を出し、集中するためのすばらしい
ツールになります。
●あなたの脳が小さな決断をたくさんして疲れる前に、
もっとも重要な仕事を朝いちばんに終わらせましょう。
●私たちの仕事は集中力を必要としますが、それでも
脳は気を散らすよう配線されています。ですから、
仕事をうまくこなすとびきりの戦略は、必要以上に
私たちの気を散らす要因を取り除くことです。
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社員が定着しない大きな理由のうちの1つが
「人事評価への不満」があります。
例えば、次のような2人の社員がいたとします。
みなさんだったらどちらを評価するでしょうか。
社員Aさん:業務評価100点、残業0時間/月
社員Bさん:業績評価80点、残業50時間/月
これは誰が考えてもAさんですよね。
(なぜかは言うまでもないので省略します)
では、次の場合はいかがでしょうか。
社員Aさん:業務評価80点、残業0時間/月
社員Bさん:業績評価100点、残業50時間/月
これは、Bさんが多いでしょうか。
では、最後です。
社員Aさん:業務評価100点、残業0時間/月
社員Bさん:業績評価100点、残業50時間/月
これは、正解を言います。
評価されるべきは、議論の余地は全く無くAさんです。
ただ、もしかしたらここで
Bさんのほうを評価する会社もあるかも知れません。
「Bさんはいつも遅くまで頑張っているから」
これでは、本当に優秀な社員は定着しません。
(なぜかは言うまでもないので省略します)
この本の題名のように「2時間しか働かない」は
極端ですが、時間を効率的に使い、確実なアウトプットを
していく社員をいかに育成していくかは、
今後の会社にとって非常に重要なことでしょう。
時間効率を考えるすべての人にオススメの本です。
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