人気歌手、西野カナさんの曲に

「トリセツ」というのがあります。


桐谷美玲さん主演の映画「ヒロイン失格」の

主題歌になった曲です。


※ご参考

「トリセツ」

http://goo.gl/t9pXq8


「ヒロイン失格」

http://goo.gl/4Wvusd



乙女心を上手に描くことで定評のある

西野カナさんですが、この曲の説明としても


「男性になかなか理解してもらえない

 女性の内面、乙女心を取り扱い説明書に

 なぞらえて描いたラブソング」


とあります。


「女性と男性。

 果たして、お互いはわかりあえるのか?」


とは、恋愛論ではよく言われることですが、

これは経営者と社員についても同じことが言えます。


私がよく頂くご相談の中に

「就業規則を作成したのに、社員に浸透しない」

という内容のものがあります。


確かに、せっかく就業規則を作成しても

社員にその内容が浸透していないのであれば

意味がありません。


では、どうすれば良いか?


その方法として、

社員全員に就業規則を配布して

各自で読むように言っている会社もありますが

私はあまりオススメをしません。


なぜか?


その理由は2つあります。


まず1つ目は、就業規則の中身が面白くないため、

しっかり読む社員はほぼいないこと。


ただでさえ、「活字離れ」が言われるこの時代に

硬い法律用語も多く、なんのストーリー性もない

就業規則を読むことは、社員にとっては

苦痛でしかないでしょう。


(もちろん仕事ですから、面白くなければ

 読まなくて良いというわけではありませんが)


もう1つが、

就業規則にはルールしか書いていないため

納得感をもって理解するのが難しいこと。


通常の就業規則には、

「社員は◯◯しなければならない」

「社員は◯◯してはいけない」

などのルールは書いてあっても、

「なぜ、そうなのか?」という意図は

書いてありません。


そのため、社員にとっては納得感がないのです。


(これももちろん、会社のルールであれば

 納得感があろうとなかろうと、

 守らなければならないのは当たり前ですが)


では、どうすれば浸透させられるのか?


そこで私がオススメしているのが

就業規則の「トリセツ」の作成です。


就業規則とは別に、社員にも読みやすく

かつ納得感のある内容の冊子を

作ってしまうのです。


就業規則は、法律的に漏れがなく、

誤りがないことが求められるため

どうしても硬い言葉や文章になりがちです。


ただ、この「トリセツ」には

そういった制約がありません。


また、

ルールにその意図を合わせて載せることで

社員の納得感を得やすい内容にすることも

できます。


その意図とは、

「なぜそのルールが必要なのか?」

ということです。


例えば、「試用期間3ヶ月」とあったとします。


この期間はその人の人物や能力が

自社の社員としてふさわしいかをどうか評価し

本採用するかどうかを決める重要な期間です。


当然、その期間は緊張感をもって

真剣に取り組んでもらいたいわけです。


ただ、単に「試用期間3ヶ月」だけだと

「3ヶ月すぎたら本採用になる」くらいに

考える社員も出てきかねません。


そこで、その意図をトリセツに載せるのです。


また、福利厚生にしてもそうです。


福利厚生については、法律上は必要なくても

「社員のために」という思いで

規定していることも多いでしょう。


そのせっかく規定した内容でも

その思いが伝わらなければ、

良さが半減してしまいます。


これもトリセツに載せることで

社員にその思いを伝えることができます。


何事も、社員に浸透させるというのは

非常に難しいものですが、

その方法を工夫することで

それを促進させることはできるのです。




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※このブログはわかりやすさを最優先しています。

そのため、法律等の一部の例外については

省略している場合があります。


また、すべての会社において同じパターンが

当てはまるわけではありません。


このブログの内容について実行される場合は、

事前に専門家にご相談の上、

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(万が一、損害が発生した場合の責任は負いかねます)