過剰と消滅 | 愛しき日々

愛しき日々

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 連休が明けてビンボ暇なし生活が再開した。5月もやらねばならぬこと一杯。幸いに体調は良い。一日一日着実に行こう。

 

 最近の話題2つ。

 一つはオーバーツーリズム。コロナ明けで初の5月連休だったが、円安でインバウンドたくさん来日と、国内お安く旅行ニーズで行楽地はごった返したようだ。私はとても混雑する時期に人気のスポットなど行く勇気はない。

 この「愛しきブログ」を始めた頃にオーバーツーリズムについて書いたことがあった。5年前の7月だ。コロナでひと休みしてたけど、結局この5年間対策らしい対策もなく、本当に必要なお店?メニュー?みたいなのが幅を利かせてしまって本来求められるツーリズムとは程遠い。今後、いかに集中を避け、分散させるかの対策が始まらねばならないだろう。

 

 今、外国人に人気の富士山の下にローソンがある風景。映えるんだそうだ。時間がたって、撮った写真見てどんな風に思えるのか?

 

 もう一つは「消滅可能性自治体」。人口戦略会議という有識者で構成されたところが発表した分類で、20~39歳の女性人口が急激に減っているという自治体が全国に744ある、のを消滅可能性自治体と呼ぶそうだ。

 何というかねえ。上から目線な感じだよねえ。他にも人口流入を他の地域から依存していて、しかも出生率が低い自治体を「ブラックホール型自治体」と分類している。このネーミング!!

 10年前に某氏の書いた「地方消滅」という本が話題になった。この当時消滅可能性都市とされたのが896自治体。私の住んでいる町はこの896に入っていたが、今回の消滅可能性自治体744には入っていない脱却自治体になっている。でも実感としては多少の数字が改善しても厳しいのには変わりない。マクロのざっくりとした分類だけじゃ現場は見えてこない。

 多かれ少なかれローカル地域は人口が減少していくのに変わりはない。その先に何があるのか、に関心はある。少数派のユートピア?外国人大量移住社会?あまり悲観せずに、ふるさと愛を持つ人たちがある程度いれば、私はこれから先も何とかなると信じている派だ。