一杯のカップラーメン | 愛しき日々

愛しき日々

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 今週はへこむことが続いたりする。こんなこともあるさ。

 

   今日の残業食は、カップヌードル。ビッグサイズは300円近くする。随分値上がりしたものだ。いつもは食べないけれど、朝の連続テレビ小説「まんぷく」をBSで再放送しているので。

 

 日清食品の創業者、安藤百福がモデルの「まんぷく」は立花萬平と妻・福子の物語。戦後、製塩からスタートし、栄養食品ダネイホン、そして即席めん、カップラーメンと食を通じた発明を繰り返していく。

 常に発明は産みの苦しみがあり、販売にも困難が伴う。脱税容疑で逮捕されたり、品質の低い類似品に悩まされたりと次々と苦難がやってくるが、福子や周辺の理解者と協力で乗りこえていく。

 

 普段の仕事を振り返ってみても、予期せぬ苦難の連続だ。そんなこんなもありながら、それでも楽しかったり苦労が報われたりするから何とかやっていける。それも決して一人ではなく、まわりの協力してくれる人たちがいるからやっていけるのだ。常に感謝の気持ちを忘れてはならない。

 

 日清食品は創業時から「食足世平」食が足りて世は平らかという理念を打ち立てている。決して自社のみの利益にとどまらない理念と創造性を持ったからこそ、現代でも第一線の企業として続いているのだろう。世界では飢餓が無くならないどころか、人口が増えるごとに拡大している地域もある。即席麺がこれまで多くの難民地域などで食の部分で貢献してきていることも忘れてはならないだろう。