Wordpressのためのレンタルサーバーの選び方 -28ページ目

レンタルサーバーのハードスペックは同じ?

レンタルサーバーのハードスペックは同じ?

レンタルサーバーのハードスペックは同じ?でしょうか?

実は、ハードスペックを公開していない場合は、必ずしも同じとは限りません。

特に老舗と呼ばれるような古くからレンタルサーバーを営むところでは、どうしても古いサーバーが残っています。

残念ながら、このように、このレンタルサーバーの世界では、

老舗だから安心とは言えない

ところが難しいところなんですよね。

老舗の良い点は、安定感なんですが、ハードウェアを含めた環境は、古いこともあります。

安定性と古さは、ある程度、相関関係がありますが、あまりに古すぎるのもどうかと思いますね。

このコンピュータの世界では、3年もすれば、かなりの古めかしいハードウェアになってしまいます。

そのハードウェアをいつまでも使っていると、大事な有料顧客が離れてしまうのも現実です。

逆に、ホイホイと新しいハードウェアへ切り替えるためのお金もばかにならないのも現実です。

そこをうまく切り替えていくレンタルサーバーだけが、これから残って行くんでしょうね。

いまや老舗と呼ばれるさくらインターネットは、こういう点ではマイナスイメージが避けられませんね。

お試し期間がある場合は、必ず、複数のサーバーを借りてみることをおすすめします。

参考記事:「さくらインターネットのプランの違い(1) スペックとパフォーマンスの違い

VPS、専用サーバーを借りる前に

VPS、専用サーバーを借りる前に

前回の記事で、レンタルサーバーの種類について、簡単に解説してみました。

もし、それを読んで、VPS、専用サーバーを借りたいと思ったら、まず、この記事を読んでからにしましょう。

VPS、専用サーバーは、root権限が付与されます。

つまり、サーバーの管理者になれるわけです。

おそらく、VPS、専用サーバーを借りたいと思われる一番の理由は、これですよね。

自由に自分が思ったとおりのサーバーを構築できますからね。

ただ、わすれちゃいけないのが、

自由には責任も伴うんです。

そうです。

サーバーを管理しなければならないという責任が伴います。

基本的にハード障害以外は、全て自己責任になります。

サーバーがダウンしても誰も助けてくれません。

サーバーのセッティングがうまくいかなくても誰も助けてくれません。


トラブルが発生したら、自分でなんとか解決しないといけないんですね。

ウェブや本や友人・知人を頼って、なんとか解決しないといけなません。

つまり、
それだけ自分の時間が奪われることに注意しないといけません。

時間がたっぷりある学生さんや、技術に自信のある方、趣味でやりたい方はともかく、

ビジネスとして考えておられる方は、
ちょっと、足を止めて冷静に考えてみられてはいかがでしょうか。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーの種類

前回の記事で、格安の専用サーバーが出たことを紹介しました。

ついに月額6000円を切ったんですからスゴイです。

さて、今回は、レンタルサーバーには、いろんな種類があります。

レンタルサーバーを選ぶとき、この種類をちゃんとおさえて、自分にあったレンタルサーバーを選びましょう。

大きくわけて以下の4つですね。最近めざましく発展しているのがVPSです。


共有サーバー
いわゆる複数のユーザで1つのサーバーをシェア(共有)するサーバーで、ウェブサーバー、メールサーバーなどは、ユーザみんなで使うことになります。格安レンタルサーバーのほとんどは、この共有型のレンタルサーバーになります。
サーバーの管理は、レンタルサーバー会社側で行われますので、システム障害など難しいサーバー知識は、一切必要ありません。

マネージドサーバー
これは、共有サーバーと同じようにサーバーの管理は、レンタルサーバー会社側で行われますので、システム障害など難しいサーバー知識は、一切必要ありません。
しかし、共有サーバーが複数のユーザで1つのサーバーをシェア(共有)しているのに対して、マネージドサーバーのユーザは一人です。つまり、専用サーバーのように自分で管理する必要のない専用サーバー?のようなものですね。

VPS
仮想専用サーバーと呼ばれるもので、これも共有サーバーと同じように複数のユーザで1つのサーバーをシェア(共有)するサーバーになります。しかし、最近発展した仮想化技術を使って、利用しているユーザは、あたかも自分専用のサーバーのように使うことができるのが特徴です。
自分専用のエリア(メモリ、ディスクなど)があり、同一サーバーであっても他のユーザ間との共有などは、ハードウェアのみで、ウェブサーバー、メールサーバーなど共有は一切ありません。専用サーバーと同じようにroot権限も付加され、自分で好きなようにサーバーを構築することができます。また、仮想化技術によっては、OSの入れ替えもできます。

専用サーバー
これは、単純にサーバー(ハードウェア)1台を丸ごとレンタルすることになります。OSの初期インストールは、やってもらえますが、それ以外は、root権限も付加され、全て自分でセッティングすることになります。
もちろん(ハードウェアの障害を除き)サーバーの障害なども自分で対処することになります。





価格は、概ね以下のような感じです。
共有サーバー < VPS < 専用サーバー < マネージドサーバー


初級者向けは、概ね以下のような感じです。(左が初級者向け)
共有サーバー < マネージドサーバー < VPS < 専用サーバー



こんな感じです。
どうですか?あなたは、どのレンタルサーバーがあってますか?

もし、初めてのレンタルサーバーなら共有サーバーで十分です。

サーバーに関する知識が十分おありな方なら、VPS、専用サーバーなども選択肢としてありますね。