インターンシップ生が法人会員企業を取材しました パートⅢ | イベント・講座のレポート!(ワーコラスタッフのブログ)

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NPO法人ワークライフ・コラボの自主事業レポートをお届けします。
愛媛県でワークライフバランスをテーマに「シゴト×生活=more happiness!」を目指して活動しています。
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ワークライフ・コラボ 社会人インターンシップ研修生の檜垣です。

 

 平成29年8月25日に

小規模保育園みその、親子通園みのり、コミュニティサロンさくらを運営している

はじめて広場(株式会社中川)さんの

役員の中川あゆみさん、

園長の浅井江美さんにお話を伺いました。

 

 

「はじめて広場」を立ち上げるきっかけを中川さんに伺いました。

自身のお子さんの保育園探しの時に、子供を安心して預けられる園が「見つからない」保育園があったとしても「中々入れない」と苦心され、「こんな保育園があったらいいな。…無いなら作ればいい」との思いからのスタートだったそうです。

 

中川さんは「大切な幼児期を安心して成長していける環境を提供したい」その為に「専門的フォローができる保育が不可欠」と考えていました。そんな時、保育園、幼稚園の経験を持ち、自身も子育て中の浅井さんに出会いました。当時、浅井さんは多忙な保育士の仕事と私生活の両立に、葛藤を抱えていました。「今の共働きが当たり前の時代のニーズ、親のニーズに応えられる園を作っていきたい」と中川さんに共感し、創設時から関わることになりました。現在は、働くスタッフが、仕事と私生活がきちんと充実していることの大切さに気づき、業務の効率化を図り、周囲の理解のもと、実現させています。

 

保育士業務の効率化の一つは、書類の電子化導入です。浅井さんは「時間の余裕ができたことにより、園児と密にゆったりと関わることができる」「仕事の区切りができると、我が子と向き合う時間を大切にできている」と時間の余裕が心のゆとりに繋がることを実感されたそうです。

 

保育園行事は保護者負担を最小限におさえつつ、園児の様子は、毎日更新するプログでいつでも見られるように。また、連絡ノートや送り迎えでのやり取りを大切にし、保護者の不安解消になればと、子育て相談も行っています。小さなことの積み重ねが、園児や保護者の安心感につながればという、浅井さんの気持ちを感じました。

 

子どもにとっても大人にとっても

 

「今日の出来事がすべてのはじめて」

 

それが「はじめて広場」です。

 

最後にお二人の今後のビジョンを伺いました。

中川さんは「保育園の上の世代の子もフォローできる場作りをしていきたい」と次のステップへの夢を持っておられました。

浅井さんは「今がすべて。今、自分ができることをする」と“今”の連続が未来になると話されていました。

 

今回のお話では、お二人ともワークライフバランスの大切さに気づき、いきいきと仕事と生活を楽しんでいる姿に、とても共感しました。

また、常識にとらわれることなく、変化する柔軟性を持ってワークライフバランスを考え、みのり豊かな人生を送りたいと思いました。

 

今回の取材で貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

 

はじめて広場(運営会社:株式会社中川)

〒790-0045 松山市余戸中3丁目10番35号

℡:089-972-3250

FAX:089-989-6685

HP:http://hajimete-hiroba.net/