ワーコラ5周年記念「わたしたちで作る放課後のカタチ」第2弾のご報告 | イベント・講座のレポート!(ワーコラスタッフのブログ)

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1月31日(土)、ワーコラ5周年記念第2弾として、トークイベントを開催いたしました!


第16回コムズフェスティバル市民企画分科会に参加してのイベントです。


子ども5人、大人24人の皆さんにご参加いただきました。


テーマは、


わたしたちでつくる放課後のカタチ
~子どもの成長は放課後にあり!共働き時代の子の育ちと地域づくりを考えませんか?~


でした。






講師に、東京から放課後NPOアフタースクールの平岩国泰さんをお迎えし、日本の放課後の今とこれからを、平岩さんのトークと、子どもたちを交えてのワークショップの2部構成で行いました。


まず、日本の放課後の昔と今。


・過去の日本の放課後は、外遊びが中心。
・駄菓子屋へ行き、秘密基地をつくり、かみなりおやじに叱られたりなど、地域で子どもは育っていた。

・現在の日本の放課後は、「子どもの犯罪の発生時間帯」となってしまい「魔の時間帯」とも言われるように。

・塾に追われる日々、ひとりでも遊べるゲーム、子どもたちから「時間」「空間」「仲間」が失われたと言われている。


そんな平岩さんのお話の中で特に衝撃を受けたのは、「自分は孤独である」と答えた子どもたちの割合が約3割もいて、
他国の群を抜いていたことでした。


保育園卒園後、働く親の不安は、小学校の放課後の過ごし方にあります。


共働き時代の今、子どもたちの放課後をどう守って行けばいいのでしょう。


平岩さんは、アメリカのアフタースクールを例にあげ、特徴として次の3つをあげていました。


①多様なプログラムが選択できること
②スタッフの意識が高いこと
③学校との連携


です。


平岩さんは、学校施設を活用したアフタースクールのモデルをまず私立の小学校で構築され、

今後公立の小学校でも本格的に活動を開始し、
アフタースクールを全国に広げようとおっしゃいます。




2部のワークショップでは、「放課後のおもしろい遊びを考えよう」というテーマで、

子どもたちも大人も、それぞれグループごとに考えて発表しました。


ワクワクするような遊びがたくさん出され、皆さんのアイデアに感動!





審査員の子どもたちは、やはり、自分たちが考えた「ふうせんバスケット」を選びました!


今回、児童クラブ運営者や支援の方も参加されていて、運営していく上での資金面などの課題点を上げられていました。


私がこのセミナーで学んだことは・・・


これからの日本の放課後の理想のカタチは、

学校施設を活用したものであり、そのためには学校や行政との連携が必要であること。


そのためにはいかに市民を巻き込めるか。いかに資金を集められるかであり、

それをコーディネートする力が重要であることも教えていただいた有意義な時間となりました。



ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!