見逃した人へ 所英男vsキムジョンマン
所英男vsキムジョンマン
所 英男(ところ ひでお、男性、1977年8月22日 - )は、日本の総合格闘家。岐阜県揖斐郡揖斐川町出身。チームゼスト所属。
グラウンド中心のファイトスタイルながら、豊富なスタミナを生かして、非常に激しく動き回る上、極めの強さも持ち合わせ、滅多に試合を膠着させない。「小さなヴォルク・ハン」、「戦うフリーター」、「リングの魔術師」などの異名を持つ。
揖斐高校時代までは野球部に所属していた。
1999年、山本喧一が当時主宰していたジムである「パワー・オブ・ドリーム」に入門。
2001年に総合格闘技のアマチュア大会で実績をあげプロに転向、会社を辞めてアルバイトをしながら活動する。プロ・アマ問わずの大会「タイタンファイト」で好成績を上げ、その後「STAND」所属としてコンテンターズ、パンクラスなどへの活動を開始。2001年に行われ、所にとっては初の大型大会となったプレミアムチャレンジでは、矢野卓見に勝利する金星を上げ、プロ選手としての認知度を高めた。
2002年からリングスの流れを継ぐ総合格闘技イベントZSTに参戦。「ZST四兄弟」(長男:矢野卓見、二男:今成正和、三男:所英男、四男:小谷直之)の1人として活躍。
2004年3月7日、ZST GT-F(フェザー級グラップリングトーナメント)に出場し、優勝を果たした。
2005年7月6日、HERO'Sに初参戦。HERO'Sミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦において、修斗世界ライト級王座を6年間5回防衛をしているアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラを延長1R、バックスピンブロー(回転式裏拳)からのパウンド連打でTKOする大金星を挙げ、一躍シンデレラボーイとして、脚光を浴びることになった。
2005年9月7日、HERO'Sミドル級トーナメント準々決勝では、所の憧れの選手でもある宇野薫と対戦。ハイレベルな攻防を演じ、大会のベストバウトといわれるほどの好勝負を展開するも判定負け。
2005年12月31日、K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!で、ホイス・グレイシーと判定決着無しの特別ルールで対戦。結果は2Rでも決着がつかずドロー。この大会より所属がスタンドよりリバーサルへ変更。
2006年5月3日、HERO'Sミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦でブラックマンバと対戦。開始43秒右膝蹴りで失神KO負け。
2006年5月27日、ZST GT-F2(第2回フェザー級グラップリングトーナメント)に出場。1回戦で今泉堅太郎に判定勝ち、準決勝で勝村周一朗に三角絞めで失神TKO負け。
2006年8月5日、HERO'Sにトーナメント推薦枠として急遽参戦するも、アイヴァン・メンジバーに攻め込まれ判定負け。
2006年10月8日、HERO'Sで元俳優の金子賢と対戦。1R一本勝ち。
2006年12月31日、K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!でホイラー・グレイシーと対戦。全体的に関節技メインの試合だったが、2Rに所が打撃からペースを掴み3-0で判定勝ちを収めた。
2007年3月12日、「HERO'S 2007 開幕戦~名古屋初上陸~」では永田克彦と対戦予定だったが、永田側の負傷欠場により急遽安廣一哉に変更。試合は腕ひしぎ十字固めで1R一本勝ち。
2007年6月2日、Dynamite!! USAでブラッド・ピケットと対戦。腕ひしぎ十字固めで1R一本勝ち。アメリカでの初試合を白星で飾った。
2007年7月16日、HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦において、ブラックマンバと再戦するも、グラウンドでパンチを浴び続けレフェリーストップによりTKO負け。
2007年11月23日、ZST.15で稲津航と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。試合後、リング上でK-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!への参戦、ミノワマンとの対戦をアピールした[1]。
2007年12月31日、「K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」で憧れの選手であった田村潔司と対戦、ストレートアームバーで一本負け。試合開始直前に田村の左頬に張り手を見舞い、口頭注意が与えられた[2]。
2008年6月15日、DREAM初参戦となるDREAM.4でダレン・ウエノヤマと対戦し、判定勝ち。
2008年9月23日、DREAM.6で山本篤と対戦し、鼻から出血させられるなどして判定負け。山本"KID"徳郁との対戦を望んでいたが、その前に弟子に負けてしまう結果となった。
2008年12月31日、Dynamite!! ~勇気のチカラ2008~で中村大介と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した。この試合で右腕尺骨を骨折した[3]。
2009年4月5日、DREAM.8のフェザー級グランプリ1回戦でDJ.taikiと対戦し、判定負け。勝利したDJ.taikiの負傷により2回戦出場が決まり、5月26日のDREAM.9でエイブル・カラムに一本勝ち。
2009年10月6日、DREAM.11のフェザー級グランプリ準決勝で高谷裕之と対戦し、パウンドでKO負け。
キム・ジョンマン(김종만、Kim Jong-Man、男性、1978年3月3日 - )は、韓国出身の総合格闘家。コリアン・トップチーム所属。
韓国軍の特殊戦闘部隊司令部に在籍していた。柔道とムエタイ、ボクシングがバックボーン。
2005年11月5日、HERO'S 2005 in SEOULにて山本篤と対戦し、2RにグラウンドパンチでTKO勝ち。
2007年12月22日、DEEP PROTECT IMPACT in OSAKAのメインイベントで前田吉朗と対戦、引き分けに終わる。
2008年2月11日、CAGE FORCE EX -eastern bound-のフェザー級トーナメント1回戦でウィッキー聡生と対戦。右フックでKO負け。
2009年3月20日、「戦極 ~第七陣~」で戦極フェザー級グランプリ1回戦に出場、金原正徳に判定負け。
2009年12月31日、Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~のDREAM vs SRC 対抗戦で所英男と対戦し、この試合で右眼窩底を骨折した。