書きたかった出来事はほぼ残せました。大雑把ですがテーマ「まとめ」にまとめてあります。すべて読む場合はテーマ「昔話」へ。
ここに書いた多くの偶然と夢の出来事に当時の私はその時々で恐怖したり、あっさり受け入れたり、抵抗したりと、落ち着いてはいられなかった。不可思議なことが起きてばかりで不安だったのだ。頭がおかしくなっているんじゃないかと。
でもこうして1年5か月かけてブログに綴りながら振り返ったことで点を線で繋ぐことができたように思う。
つい先日にあった出来事だ。大変お世話になったジムのインストラクターが退職されるので最後にご挨拶をした。この彼ともまた少し不思議な偶然があって(私の職場で遭遇するなど)親しみを覚えていたのだが、別れ際に握手をしてくれた。彼とは職場の同僚並みに顔を合わせていただけに離れがたく、また彼も手を離さないのでしばらく見つめ合ってしまったんだけれど、すると私の頭の中であの時の思い出がフラッシュバックのごとく甦って、彼の瞳にAさんが重なって見えてしまった。
その帰り道、私は独り歩きながら周りの目も気にせず泣いた。
気に入っているとか好感が持てるとかその程度の好意でも、純粋に彼は私を好きになってくれていて別れが惜しいというのが握手を通して伝わってきた。そして何年も前に、楽屋口で握手をしてくれたAさんもきっと同じように温かい気持ちで思ってくれていたのだろうと今さらながら直感したからだ。
今まで現実的とは思えないこんな直感(または感受性)を怖れて、相手の気持ちも受け入れられなければ自分の価値も受け入れられない幼稚さに閉ざされた私に偶然はドアを叩き続けていた。
人を好きになること、感情が共鳴すること、そういうことは相手が何者であろうとも起こり得る。
私は自分を許すことをやっと理解した。
