昨日の記事は読んでもらえましたか?(*^-^*)
この記事はその続きになりますのでまだ読んでない方はこちらから読んでおいてくださいね!
では、続きと行きましょう。
僕が今感じていることの2つ目は講師として。
木彫り教室と通信講座をスタートして8年。
当初は僕が木彫り教室の先生なんて出来るんだろうかってめちゃくちゃ不安でした(笑)
そもそも先生っていうイメージが自分になかったんですよ(^-^;
でも教えて欲しいという声もあり、
思い切ってスタートした木彫り初心者向けの教室と通信講座。
最初は上手く行ってなくて、
試行錯誤しながらですけど、
徐々に生徒さんも増え、今では入りたくても入れないくらい(>_<)
有難い話です。
ありきたりな言葉かもしれませんけど、
生徒さんが来てくれるから僕自身が講師として存在できているともいえる。
自分は先生に向いてないんじゃないかと思いながらも始めた講座が
なんでこうやって続いてきて、人気になっているのか。
振り返ってみるとこれは僕の資質の1つである分析力が大きい気がします。
木彫りって感覚的な要素が多いんで、
こうしますって言っても同じように出来ないっていう事も少なくない。
それを分析し、図と言葉に落とし込むことが出来るからこそ、
ただやり方を見せられるだけの指導法よりも理解が深まるんですよね(*^_^*)
木彫りを職業にしている人もそうですが、
技術を身に着けている人って感覚的にやってたり無意識にやってることが多いはずなんです。
それは僕もそう。
特に木彫り講座をはじめた当初、
こうやって彫りますって僕が伝えて、同じようにやってもらうんですけど、
僕が彫ったところと生徒さんが彫ったところが、
同じようにならないという不思議体験がいっぱい(笑)
最初は不思議でしょうがなかったんですけど、
これが感覚の違いなんですよね。
同じ彫刻刀を同じように持ち、
僕がやって見せたのと同じ動きで同じ場所を彫ってもらう。
スルスルと彫る僕に対して、
刃が前に進まない生徒さん。
木を彫るということ、刃の扱いによる感覚の違いだったんです。
そういう違いを分析しながら僕自身も学び、
どうやってこの感覚を言葉にして伝えれば良いのかを考え、
図と文章、動画などを使って伝えてきたわけです。
木彫りがいかに上手くても、
感覚的要素をどう伝えられるかが講師としての技量だと思ってます。
分析力という僕が持ってた素質があったからこそ、
講師としての技量が身に付き、
生徒さんが結果的に木彫りの技術を身に付けていくことが出来ている(*^_^*)
講師に向いてないと思ってた自分が、
思いもよらず講師に向いていたというわけ(笑)
この事実に改めて気づいたこと。
そして昨日の記事でも書いたように
売るための木彫り作品の制作に向いていないという事実。
この結果、
僕が今進むべき道が見えて来たんです(*^^)v
癒しをテーマにしたオリジナルデザインの木彫り作品を好きなだけ時間を掛けて
楽しく彫ってカタチにしていくこと。
そしてその作品を彫ることが木彫り初心者向け講座の生徒さんの見本となり、目標となる。
僕のオリジナルデザインの木彫り作品を通して癒しを感じる人もいれば、
それを見て自分も彫ってみたいと講座に入られる方も居る。
こうして僕は僕が作りたい作品を作り、
木彫りを楽しみたいという方のサポートを今まで以上に質を高めながら続けて行く!
これがフルオーダーをやめたことで見えて来た僕のこれからの木彫りのカタチ(*^_^*)
今ワクワクしてます(*^-^*)
もっと木彫り作品も作りたい!
もっと木彫り講座も進化させたい!
僕にしか出来ないことが、
この道の向こうにあるような気がするんです(*^_^*)
というか今はまだ道らしい道なんてないので
自分が信じた方向へ切り開いていく感じかもしれませんね!(*^_^*)
最高に楽しい木彫りと共に、僕らしく進んでいきたいと思います!(*^^)v