お疲れ様ですWOOD赤松です。
当社ではオスモカラー塗装時基本的に拭き取りは行わない方向で作業します。
当然ながらムラや塗りすぎた場合など、余剰塗料を多少拭き取る場合もあります。
拭き取りせずに綺麗にムラなく塗料を伸ばすには、
なんと言えば良いのだろうか?正式名はあるのかな?
コテバケが最初に着地する添え木みたいな感じの板を用意します。
コテバケが最初に木に着地した箇所は少なからず塗料が多く乗るのでそれを回避するために同じ厚みのカットサンプルを用意して塗装補助として使います。
今回パネリングの塗装だったので、同じ厚さのレッドシダーを使いました。
塗装したのは、180枚で当然その回数コテバケが通ります。
オスモカラーは最大3回までとされていますので100回以上の過剰塗装。
当然ウレタン塗装を大きく超える被膜ができます。
でも見た目は悪くないですよね・・・
その板を塗装後ある場所に放置してたらその個所に偶然結露が大量に発生したようで、大量の水滴が
圧倒的撥水性ですね。当然といえば当然ですが・・・
撥水言えば、アウロ No.171 撥水ワックス
これもそこそこ強力です。
左:アウロ No.171塗装 水道水のシャワーをぶっかけた後です。
自然オイル塗装は、完全被膜の塗料ではないので、ワックス成分と乾燥した油分で撥水効果はありますが、基本木が呼吸できるような浸透型ワックスなので水はある程度染み込みます。ただし、そのあと跡になりにくく、また何かをこぼした直後だとすぐ拭けば綺麗に拭けます。無塗装や弱い塗料だと直後でもシミになります。