聞く、問う、触るといった四診をもって診断を下す。
爪
爪が割れやすいのは、肝臓疾患の疑いがある。肝臓の働きが悪いと、爪に十分なタンパク質がいかずに弱って、割れやすくなる。
指先が押しつぶされたようにスプーン状の爪になるのは、心臓疾患のシグナルである。
目が疲れやすい、ぼやける、目の下のクマやくすみ、視力低下、ドライアイ、
目のかすみなどがある時は、肝臓の働きが弱くなっているシグナル。
漢方では肝臓と目には密接な関係があるといわれている。
目は顔の中でエネルギーを最も消耗する器官である。
そのためエネルギーとなる血液を大量に必要とする。
肝臓は血の貯蔵庫であるので、肝臓の状態が目に反映される。
目の下のクマは、腎臓が弱っている時も関係する。