「書く」だけじゃない! ブックライターの仕事 | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

寒いですなー。

お正月あたりのキーンキラキラとした空気。

今シーズン初めて床暖房をつけました。

 

ところで、ブックライターの仕事ってなんだろうなと

考える今日この頃。

 

まあ、文字通り、

本(book)の原稿を書く(writer)のが仕事なのですが、

それとは別の働きもあり、

もしかしたらそっちの方が大きいかもしれないな、と。

 

 

 

 

ブックライターのもう1つの働きというのは、

「著者さんに取材する」

ことです。

 
自分のコンテンツについて、誰かに質問されると
自分の中にある引き出しが次々に開いていき、
すっかり忘れていたことを思い出したり、
あのネタとこのネタがつながったりして
どんどん深掘りされていきます。
 
これ、一度でも取材されたことがある人なら
きっとおわかりになるはず。
 
私たちブックライターは、著者さんの引き出しを
なるべくたくさん開くべく、
事前に質問を考えて
取材に臨んでいるんです照れ
 
「文章は自分で書きます」という著者さんも
ご自身の書いた原稿に取材が入ると
・さらにコンテンツが具体的になったり
・よりわかりやすい説明になったり、
・論拠の弱い点を補強できたりします。
 
ライターを入れない場合も、
編集者さんが原稿を読んで、
上記のポイントなどに赤を入れながら
進めていくのだと思います。
 
 
もしかしたら今後は、
質問することが仕事のメインになる日が来るかも。
 
……なんて思ったり。