ガールズバンドの世界と言ってTV番組が放送されて、ちょっと注目されているガールズバンド。
海外へ出た第一号はなんと言っても少年ナイフなんやな〜。
あの頃から大阪は治外法権。笑
わけわからない文化が渦巻いているのが大阪だったと思う。(知ったかぶり。笑)
メタルにハマっていた奴が、音楽オタクのラーズウルリッヒ(メタリカ)の発言にインスパイアされて
道を踏み外したんだなぁ。
「今絶対聞いた方がいい、この"NEVER MIND"っていうアルバムに収録
されている"SMELLS LIKE TEEN SPIRIT"って曲がいいんだよー。聴かねえなんておかしい。」
っていうような話を某雑誌で語ったから、それでニルヴァーナを聴き、それを機にグランジ・オルタ
ナティブの道にどハマりした。
初めはボンジョビ絡みでシンデレラ、スキッドロウなんかを聴きながら、メタル寄りのアリス・イン・
チェインズやパールジャム、を聴いていたのだが、
サブポップとかインディーズレーベルブームにも火がつきエピタフやディスコード、グランドロイヤル
というレーベルに興味をもち、バッドレリジョン、フガジ、ロリンズバンド、ビィスティーボーイズなんかを
聴くようになる。
そうなるとそのレーベル相互交友関係なんかで音楽の雰囲気が似て来て塊で聴き始める。
ニルバーナからソニックユース、ダイナソーJr、ペイブメント、チボマット、メルトバナナ、少年ナイフ、
ボアダムズ・・。
少年ナイフの可愛さとクールさは、初めは中々理解できないものだったけれど、カートがやたら気に入ってて、
結局一緒にツアーまでしたとか、ナイフを軸に若手の新進気鋭な若者たちがアメリカのインディーズに飛び込んで
いく様はすごくカッコ良かった。それでいつの間にか・・
それまではアメリカがカッコよく日本はカッコよくない的なレッテルがそこ彼処にあったし、自分の中にもあった
けれど、それが幻想で、僕らもかっこいいねって思い始めたのが、まさにこの時、それがナイフの時代。
結局、カートがショットガンで頭を吹き飛ばして、このメインストリームも廃れてしまったけれど、そんなこと
に惑わされることなく、ナイフはナイフ。今も変わらず活動を続くている少年ナイフは本物のかっこ良さと強さを
兼ね備えている。
メジャーの良さは即効性、資本力で売れるのが速くて良いのだけれど、早々に潰れてしまったり、整理されたりする。
インディーズの良さは、様々な縛りが取れて、自分にあった配分で活動を続けられるというメリットがあるのかな。
本当に音楽が好きならやっぱりナイフみたいに続けること、音楽をやり続けること、そこが何よりも大切な気がする。
今年40年を迎えた少年ナイフ。”712DAY PARTY 2021 40th Anniversaryツアー”で全国を周っている。
その皮切りが福岡だった。コロナ禍で久しぶりの有観客ライブ活動を再開した少年ナイフ。大阪やなーって感じなMC。笑
NAOKO「マスクつけ忘れてなんか恥ずかしいなーって感じ、まるでパンツを履いて来なかったみたい・・・。」
ATSUKO「パンツは履いてます。」
観客「爆笑」
自然体の少年ナイフを見るとまだまだ頑張らなきゃって思うね。
カッコ良かった。
712に収録の"MY FAVORITE TOWN "がご当地仕様になっていて「福岡一番!福岡一番!」になってるというレアさ。笑
ツアファイの大阪ではオリジナルが聞けるんだな!素晴らしい!
これからも頑張ってほしいね!
by 眠れないひな猫