"「困った…」を「できた!」に変える支援の場"、トータスキッズ指導員の伊藤です。
急に季節が進み冬が近づいてきましたね。もこもこふわふわのお洋服で来所されるお子さんたちが増え、可愛らしさに癒される日々です♪
今日は指導の際に、
“ご家族の皆さまから得るお子様の情報は、支援をする上でとても偉大だ…!”
と改めて感じた出来事があったので、そのおはなしを。
先日から新担当として指導に入らせていただいているTくん。
遊びが楽しいと”もっとやりたい!”という気持ちが強くなり怒ってしまうことがあるため、
“スムーズに切り上げること”
が目標のひとつです。その取り組みとして、
“課題を◯個し終わったら、タイマーが鳴るまで好きな遊びができる!”
というルールで概ね切り上げられることが増えてきていました。
さて、その日も最初の課題はバッチリこなし、好きなタブレットで楽しく遊んでいたTくん。タイマーが鳴って、
「鳴ったから終わりにしよう」
と声をかけると、いつもだったらすんなり切り上げてくれるT君が、この日は
「もっと遊びたい~!!」に。
タブレットを取られないよう自分の方へ引き寄せるTくんと
タブレットを回収して次の課題に移りたい私で、
引っ張り合いのようになってしまいました。
画面を見ると、確かにやっていたアプリは途中のようで、
<続きをしたい気持ちはとってもわかる…>
という状況。一方で、普段ならここまで意固地にならず、次に切り替えられるのに……。と少々困惑しました。
そんな時、お母様が他の指導員とTくんのおうちでの切り替えについてお話して下さっている声が聞こえてきました。
それによると、
“サッと玩具を回収した方がTくんも引きずりにくく切り替えがしやすい”
とのこと…!
そのお話を聞き、なるほど!と思った私は、次のターンの遊びからの切り上げの際に、教えていただいた方法で再チャレンジをしてみました。
すると、先ほどよりもスムーズに切り上げることができ、その後の課題⇔遊びのサイクルも気持ちが崩れることなく取り組めることがほとんどになったのです!
指導員である私たちも、お子さんたちに合うのはどんな関わり方や方法だろう…!と日々考えながら指導に入らせていただくのですが、やはりお子さんの1番の理解者はご家族なのだなあ…!と改めて感じました。
そして、その日のTくんの変化を見て、日々成長していくお子さんの情報をお聞きし、指導に取り入れて活かしていくことで、より成長や成功体験に繋げていける!という実感も強くなりました。
私たちは療育の専門家ですが、お子さんの専門家はあくまでもご家族の皆さま。
「今日この子ちょっと機嫌が悪いかも」
「ここ最近で、折り紙に興味を持ち始めた」
「自分で髪をとかすようになった」
「自分のことをよく話すようになった」
など。
そんな、“ちょっとした変化”に気がつくのも長く寄り添って過ごされているご家族の皆さまのことが多く、それはとても大事な情報です。
ぜひ、些細なことと思っても、私たちに共有してください。私たちは療育の専門家として、それを指導に活かしていきます。
私たちトータスキッズの指導員も、ご家族の皆さまとお子さんのご成長を見守っていくパートナーとして、たくさんの情報を共有していけたらと思います^^
もちろん、こんなことがあって家族で大笑いしました!など、お子さんの日々のトピックを教えて頂くのもとても嬉しいです♪ぜひお気軽にお声がけくださいね。
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