トータスキッズ指導員・牛島です。
先日高橋さんと個別にMBO(Management by Objectives:目標管理制度)の面談をして、個人的な一年の振り返りや来年度の目標・そのためにどのように取り組んで行くかについてお話する機会がありました。
積み重ねて来られたものもあるはずだけれど、今回は自分ができなかった部分が特に目につきました。
〝もっと遊びの幅を広げたり柔軟性を持たせられるように成長できたはず〟
〝もっと基本を一つ一つ押さえる努力ができたはず〟
〝原因・行動・結果を整理・分析し言語化する努力ができなかった〟
〝ターゲットの意識がまだまだ弱く、感覚で動いてしまっている〟。。。
など。
ただ、一見ネガティブに見えるそれらの思いと課題は、同時に
“そこを伸ばしたい!”
という今の私のモチベーションでもあります^^。
そして今私がそれらの具体的な課題に気付けるようになったのは、私がこの一年成長してきたからこそでもありました。
私は以前販売員をしていた時代があったのですが、その時
「自分のファン(顧客)をたくさん作りましょう」
と言われていました。でも実際は、私でなければいけないお客さんはあまりいなかったように思います。
〝私より他の販売員の方がこのお客さんの為になるのではないか〟
〝私はどこか表面的なことしかできていない〟
〝ある程度はできても本当に役に立てる自分、私でなければできない仕事ができる自分にはなれていない〟
。。。
そんな思いを抱えて自分の接客に自信を持てずに、結局最後までそこを乗り越えられなかったように思います。
そして今、同じ課題と向き合っているような気がします。
人と比べてしまったり自分に自信を持てないことがあっても、それもまたある意味自然なことかも知れません。そして、そんなことも含めながら、人(先輩や他のスタッフ)から学んだり自分でも考え実践しながら自信が持てる指導をしたい。
“完璧を目指すのではなく、粘り強く自分の課題を具体的に地道に克服していきたい。”
今、そんな思いが生まれています。そして、
“今自分にできることを着実に取り組む”
そのことが自信につながるのかもしれないと思いました。
高橋さんに
「自分の良さってなんだと思う?」
と聞かれ、なんだろう…と、まとまらない頭と心の中から出て来たのは「情熱」という言葉でした。
「どういうところに?」
と聞かれ、どういうこところだろう。。と考えてみると、それは
「自分らしく生きたい」
という思いでした。
それは私の中にずっとあるもので、私がトータスでのお仕事とは別に表現アートセラピーというものを学びながら取り組んでいるのもその思いからです。
誰かと比べてではなく、
何かができるからではなく、
自信がない自分も含めて
あるがまま今の自分のことを
もっと認められるようになりたい。
そしてそれと同時に、
社会の中で具体的な活動を通して
みんなと響き合える自分を育てていきたい。
それは、そこでやっとあるがままの自分らしさが息づき輝き始めるようにも思うからです。
トータスキッズは、私にとってそんな両者の自分を育んでいける成長の場でもあります。
そして成長することで、または成長する過程に取り組むことで、今の私にしかできない支援ができる気がします。今の自分だから気付ける視点があり、スタッフや子どもたち・保護者の方といった周りの仲間の存在がある私だからこそできる支援があります。
トータスキッズとその母体であるWonder Forestは、一人ひとりが自分らしく成長し輝き合える社会づくりの為に活動しています。
今ある状況を活かして&小さな一歩一歩を大切に、
そんな自分と社会をみんなと一緒に作っていく、
そんな新しい一年をまた少しずつ切り拓いて行きたいと思います。