Wonder Forest ブログ

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子どもと家族の支援への想いとノウハウが詰まったブログです。

トータスキッズαの子どもたちが、
取材・編集を担当した「ウィンドサーフィンW杯」冊子が完成。

取材にご協力いただいた皆さまへ、
子どもたちの手で仕上げた冊子を、無事お渡しすることができました。

<「聞く」「まとめる」「伝える」:一つの仕事を、やりきる経験>
今回のプロジェクトを通して、子どもたちは、

・さまざまな職業があることを知る
・相手の話を聞き、要点を整理する
・文章や構成として“伝わる形”にまとめる
・チームで一つのものを完成させる

そんな、生きる力の土台になる経験を重ねていきました。

「ただ体験する」だけではなく、
自分たちのActionが、実際に“形”となり、人の手に届く。

この実感が、
子どもたちの中に小さな自信を芽生えさせていきます。

ご協力くださった皆さまへ──心より感謝を込めて
(※子どもたちの編集順)
小林悠馬選手
ぬだいくわたい・宮城様
ボランティア・大川様
ANA・加藤様
京急電鉄・鈴木様
つくいはまーけっと内
KIMAGULE工房・LYRA(ライラ)様
designmimimi・板垣様
北下浦観光協会様
POST STATION・久保木様
YOKOSUKA OUTDOORS・原様

お忙しい中、子どもたちの取材に真摯に向き合ってくださり、
本当にありがとうございました。

<トータスキッズαとは?>
トータスキッズαは、
発達に凸凹のある子どもたちが、ICTを入り口に

・自分の「好き」
・自分の「強み」

を見つけながら、

✔ 他者との関わり方
✔ 役割意識
✔ 最後までやりきる経験

を、小集団の中で育てていくクラスです。

今回のような
ウィンドサーフィンW杯取材・冊子制作などの地域連携プロジェクトでは、

自分の制作物が
「地域の人に届く」
「役に立つ」

という体験を通して、
「自分にもできることがある」という感覚を育んでいます。

<IT × 小集団で広げる「生きる力」>
プログラミングやICTは、あくまで入口。
本当に育てたいのは、

「やってみよう」
「失敗しても、もう一回」
「誰かのために、考えてみる」

そんな、これからの社会を生きる力です。

トータスキッズαは、こんなご家庭におすすめです

✔ 発達に凸凹があり、集団が少し苦手
✔ 好きなこと・得意なことを伸ばしたい
✔ ICTやプログラミングに興味がある
✔ 将来につながる経験を、小学生のうちから積ませたい
✔ 「できた!」を積み重ねて自己肯定感を育てたい

2026年も、子どもたちの
「できたっ!」と「もっとやってみたい!」を
ご家族と一緒に育てていきます。
教室の詳細・体験のお申し込みはこちら

▶ トータスキッズα 紹介ページ
https://wonderforest.co.jp/information/?p=563

見学・体験・ご相談、
どうぞお気軽にお問い合わせください。


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「困った…」を
「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ
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こんにちは。

トータスキッズ指導員の古山です。

 

私は、幼稚園・保育所で14年間、担任として勤務してきました。

その後、出産を経て再び保育現場に戻り、パートとして4年間。

そして現在、トータスキッズで療育指導に携わり、5年目になります。

 

これまで本当にたくさんの子どもたちと関わってきた中で、

今、目の前で支援しているお子さんの姿から、

かつて保育現場で出会ったお子さんの姿を思い出すことがよくあります。

 

<保育現場で感じていた「もどかしさ」>

担任として働いていた頃は、

発達段階や五領域を踏まえながら活動を計画し、

クラス全体の経験を広げることを大切にしていました。

 

一斉保育・自由保育、どちらの園も経験しましたが、

特に一斉保育が中心の園では、

どうしても「クラス全体の運営」が優先されがちでした。

 

そのため、配慮が必要なお子さんへの個別対応は、

補助の先生にお願いすることも多く、

心の中で、よくもこう思っていました。

 

「あの子の対応、どうしたらいいんだろう?」

 

パートとして働いていた時期は、

さらに“メインの活動から取りこぼされてしまう子”の支援が中心となり、

園の方針と、

「本当はこの子に、こう関わりたい」という思いの間で、

葛藤することもありました。

 

あの時感じていた、

なんとも言えない窮屈さ——

今でも、はっきり覚えています。

 

<トータスキッズで増えてきた「保育所等訪問支援」>

トータスキッズでは近年、

保育所等訪問支援のケースが増え、

ご家庭への伴走だけでなく、

園との連携も、より深く行うようになってきました。

 

今回、私は代表・高橋が担当する

「直接支援」のケースに同行し、

幼稚園に通うお子さんの支援に携わらせていただいています。

 

教室に入ることが難しいお子さんに対して、

私たちがまず大切にしたのは、

 

「嫌ではない活動から始める」

 

という関わり。

 

このケースでも最初に行ったのは、

お子さんにとって「嫌ではない」活動を通して、

大人との関係性を築くこと。

 

そして、

 

「先生の声かけ=嫌なことではない」

 

という経験を、少しずつ積み重ねていくことでした。

(※詳しくは、代表・高橋のブログをご覧ください)

https://note.com/kayotaka/n/n8d929633c138

<同じ方向を向いて支援できるということ>

パート時代に感じていた、

あの苦い経験が、ふと頭をよぎりました。

 

けれど今回は違います。

 

保護者の方の

「教室に入れるようになってほしい」という主訴を、

園も、トータスキッズも、同じように共有できています。

 

その子ができるようになるために、

大人ができる環境づくりを、一緒に考える。

 

園と同じ方向を向き、

手を取り合って支援ができる。

 

研修で理論を学ぶだけでなく、

療育指導員の実践を実際に見ながら、

園の先生方が学び、取り入れていくことができる。

 

これは、

私が保育現場にいた頃、

「こんな制度があったらよかったのに」と

心から思う支援のかたちです。

 

<子ども・保護者・園が「みんなでwin」になる支援を>

保育所等訪問支援は、

保護者の方への伴走という意味合いが強い制度ですが、

受け入れてくださる園や学校にとっても、

 

・クラス全体が動きやすくなる

・対応に迷う場面が整理される

 

といったメリットがあります。

 

つまり、

子どもも、保護者も、園も「win」になる支援。

 

これからも、

今回の「直接支援」の経過を、

少しずつお伝えしていけたらと思っています。

 

*今回のケースのように、園・学校での「困った」を「できた!」に変えていくには?そんなお悩みには通所での個別指導(児童発達支援or放課後等デイサービス)と園・学校での行動観察等(保育所等訪問支援)との組み合わせがおすすめです。個別と集団両面で、できるを増やす支援環境をサポート。

 

トータスキッズの

保育所等訪問支援・療育内容のご相談はこちら ▶

https://www.ts-kids.com

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「困った…」を

「できた!」に変える支援の場

トータスキッズ

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インタビュアー:トータスキッズ代表・高橋嘉誉

 

1月31日に開催する「発達に凸凹のある子どものパパママ交流会」は、行政や福祉の“仕組み”だけでなく、地域の中で、人と人がどうつながっているかを大切にした交流会です。今回お話をうかがったのは、団地の中にある“屋根のある公園”のような場所、津久井浜団地徒歩0分図書館(ツクマル)の横山夏紀さん。「支援する・される」ではなく、一緒に暮らすという感覚で地域と関わる横山さんの言葉には、この交流会の空気感そのものが詰まっていました。

 

<テーマ1:ツクマルが「団地の中」にある意味>

高橋(トータスキッズ代表・高橋):石井さん、今日はありがとうございます。今回、実行委員として関わってくださっているのが、福祉事業所の方が多い中、こうしてツクマルさんとご一緒できることが本当に嬉しくて。交流会も、「どんな人たちが運営しているの?」が伝わると、保護者の方も安心できると思っていて、そのツクマルらしさを、ぜひ保護者の方に伝えたいです。

 

横山(ツクマル):ありがとうございます!

 

高橋:さて、ツクマルって、“団地の中”にあるのがすごく象徴的ですよね。そこにあることの良さって、どんなところだと思いますか?

 

横山:団地の中にあることで、すでに「暮らしのつながり」があるところに、ツクマルが入っていける感覚があります。

 

高橋:輪の中に入るって、逆に入りにくいイメージもあるけど…ツクマルは自然に馴染んでいる感じがします。

 

横山:私たち、ある意味“何者でもない”んですよね(笑)。だからこそ「なんだなんだ?」って興味を持ってもらえて、関わりが生まれていくのかもしれません。

<テーマ2:合言葉は「対等」——支援者でも、利用者でもない>

高橋:ツクマルの空気感って、どこか“フラット”で安心します。

 

横山:代表がずっと言っているのは、「私たちは支援する側でも、支援される側でもない」ということです。対等であること。

 

高橋:それ、トータスキッズとも本当に通じます。

うちも「支援者と利用者」じゃなくて、子どもを真ん中にした“パートナー”として一緒に子どもと社会を育んでいく、という話を最初に必ずします。

 

横山:「みんなで作る、みんなの図書館」っていう感覚です。場も図書館も、特定の誰かのものじゃなくて、みんなのもの。

 

<テーマ3:団地の“ご近所力”が、やさしいセーフティネットになる>

高橋:この3年で「やっててよかったな」と感じるエピソードはありますか?

 

横山:いっぱいあるけど…例えば「大掃除したい」って言ったら、ご近所さんが雑巾を持って駆けつけてくれる。

「雑巾ないのよ」って言ったら「縫ってくる!」って大量に縫って持ってきてくれる(笑)。

 

高橋:最高ですね…!それって運営メンバーじゃなくて、自然に?

 

横山:自然にです。困ってると、出てきてくれる人がいる。

あと、外から来た子がケガしちゃって絆創膏がなかった時、上の階に「すみません…」って行ったらすぐ助けてくれたり。

“お隣さんがいっぱいいる”っていう感覚です。

 

高橋:昔の「醤油借りに行く」みたいな、あれが残ってる感じ…今の時代だからこそ、じんわり沁みます。

<テーマ4:「屋根のある公園」——静かにしなくていい、出入りできる居場所>

高橋:保護者の困り感で多いのって、「行き場がない」「気を遣いすぎて疲れる」だと思うんです。ツクマルができることって、どんなことですか?

 

横山:団地の方が寛容で、図書館だけど静かにしなくていい。

公園が目の前にあるので、体を動かしたくなったら外へ、落ち着きたくなったら中へ。

私たちは「屋根のある公園」って呼んでいます。

 

高橋:いい言葉…。

「うるさくしちゃダメ」って言われる場所が増えて、遊具も減って、公園も“ダメ”が増えて…その受け皿になってるんですね。

<テーマ5:本は「旅をしていい」——ゆるさが生む、優しい循環>

高橋:ツクマルの“ゆるっと感”がすごく好きです。開いてる時間も、いい意味で自由というか。

 

横山:見守りさんが「来られる時に来て、帰りたい時に帰る」感じです。

「15時から開くって書いてあるのに?」って言われることもあるけど、「今向かってます」みたいな(笑)。

 

高橋:その“お互い様”がいいんですよね。

本の貸し出しも独特ですよね。

 

横山:基本、厳密に管理していなくて。「本が旅したいところに行けばいい」っていう考え方で。

気に入った人が「自分の本と交換して持って帰っていいですか?」って言うこともあります。

 

高橋:その発想、すごくいい…。「返さなきゃ」に縛られない。

 

<テーマ6:訪問看護の取り組み——団地の“孤立”に、こんにちはから入っていく>

 

高橋:今回は訪問看護の側面もあると思うのですが、ツクマルとしての取り組み、可能な範囲で教えてください。

 

横山:団地の全戸にご挨拶にまわる「全戸訪問」を行いました。

孤立していないか、困りごとはないか、ヤングケアラーの心配がないか…そういう視点で。

行政につながっていない方を、必要に応じてつなげられたケースもありましたし、タイミングよく異変に気づけたこともありました。

 

高橋:「怪しく見えない」って大事ですよね…。ツクマルという“場”があるから受け入れてもらえた面もありそう。

 

横山:そうですね。「ツクマルの訪問看護」だから開けてくれた、という話も聞きました。

 

<テーマ7:目指すのは「ご縁のバリアフリー」——知らないから怖い、をほどく>

高橋:この地域がどんなふうになっていったらいいか、未来像はありますか?

 

横山:障害があるなしに関わらず、誰でも来てほしい。

物理的なバリアフリーだけじゃなくて、「人とのバリアフリー」…というか、“ご縁のバリアフリー”が進むといいなって思っています。

知らないから緊張するけれど、一度出会ってしまえば、安心して過ごせるようになる。

 

<最後に:初めての保護者へ、横山さんから一言>

高橋:交流会で初めてツクマルに触れる方も多いと思います。最後にメッセージをお願いします。

 

横山:公園に遊びに来るような感覚で、ふらっと来てほしいです。

「来るもの拒まず」で、お待ちしています。

 

高橋:ありがとうございます。もうそれだけで、救われる方がいると思います。

 

基本情報

津久井浜団地徒歩0分図書館(ツクマル)

横須賀市津久井2-9 県営津久井浜団地1-101/8-105

TEL:080-3274-9008

Mail:info@platfarm.org

詳しくは下記HPをご確認ください。

HP: https://tsukumaru.platfarm.org/

 

 

<1月31日 パパママ交流会のご案内>

子どものことを一緒に考えたり、情報交換をしながら、

少し元気になれる時間、元気になれる仲間をつくりませんか。

 

「診断はついていないけれど、ちょっと気になるところがあって…」

そんな方も、もちろん大丈夫です。

 

今回は、パパ同士のつながりづくりや、

地域の支援サービス紹介のコーナーに加えて、

ツクマルさんによる“パパとママのための絵本広場(移動図書館)”もやってきます。

公園に遊びに行くような気持ちで、どうぞ気軽にいらしてください。

 

日時: 2026年1月31日(土)14:00〜16:00(受付13:45~)

会場: チェルSeaみうら(南下浦コミュニティセンター)多目的ホール

    神奈川県三浦市南下浦町上宮田3258番地4/京急「三浦海岸駅」徒歩2分

対象: 未就学〜小学校低学年の発達に凸凹のあるお子さまの保護者

※プログラム・申込などの詳細は下記交流会HP参照。

https://wonderforest.co.jp/information/?p=1084

 

必要な方に、必要なつながりと一歩が届きますように。

当日、お会いできるのを楽しみにしています。

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トータスキッズアートクラス。11月は、身近な「歯ブラシ」をアートの道具にしました。

 

毎日当たり前のように使っている歯ブラシ。

その一本が、今日は“表現する道具”に変わります。

 

星屑は、歯ブラシと網を使って。

絵の具を霧のように飛ばし、夜空に散る光を表現しました。

 

月は、歯ブラシを筆のように使って。

こすり、重ねることで、

月の表面にクレーターのような凸凹が浮かび上がります。

 

特別な画材は使っていません。

あるのは、身近な道具と、

「やってみたい」という気持ちだけ。

 

「これは、こう使うもの」

そんな固定された見方が、ふっとほどけて、

「こんなことにも使える!」に変わる瞬間。

 

その体験が、

子どもたちの世界を、静かに、でも確実に広げていきます。

 

うまく描くことよりも、

試してみること。

自分なりのやり方を見つけること。

 

トータスキッズのアートクラスは、

そんな“発見の時間”も大切にしています。

こんな方におすすめ

✔ 絵を描いたり、ものづくりが好き!

✔ 社会で活躍するための力を楽しく身につけたい!

✔ ソーシャルスキルを伸ばしたい!

✔ 新しいことに挑戦したい、好きなことを見つけたい!

 

「うちの子、合うかもしれない」

そう感じた方は、ぜひ一度、活動の様子をご覧ください。

【詳細・お申し込み】

 

見学・ご相談は

トータスキッズ公式HPから ▶

https://www.ts-kids.com

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「困った…」を

「できた!」に変える支援の場

トータスキッズ

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インタビュアー:トータスキッズ代表・高橋嘉誉

 

2026年1月31日開催予定「発達に凸凹のある子どものパパ・ママ交流会」を支え、当日会場でもお話しできる実行委員のみなさまの魅力をお伝えするシリーズインタビュー。

今回は、児童発達支援・放課後等デイサービス「びびっど」で、児童発達支援管理責任者兼管理者として現場を支える石井しのぶさんにお話をうかがいました。

 

<はじめに:この交流会は「安心が増える入口」>

高橋(トータスキッズ代表・高橋):石井さん、今日はありがとうございます。1月31日の交流会に向けて、「どんな人たちが運営しているの?」が伝わると、保護者の方も安心できると思っていて。まずは、びびっどさんらしさを教えてください。

 

石井しのぶ(児童発達支援管理責任者兼管理者):こちらこそよろしくお願いします。

びびっどは決して大きい団体ではないんですが、法人として高齢分野の支援などもやりながら、周囲からの要望もあり「子どもの支援も必要だよね」という流れで立ち上がった経緯があります。

 

高橋:なるほど。高齢の支援から、子どもの支援へ。そこで大事にしている価値観って、どんなところですか?

 

<テーマ1:びびっどの合言葉は「その子のタイミングに合わせる」>

石井:一番大事にしているのは、「タイミングを待つ」ということですね。

子どもたちのタイミングを待つ。それを大切にしています。

 

高橋:「待つ」って、言葉にすると簡単だけど、実はすごく難しいですよね。

“急がせた方が早く育つ”みたいな空気もある中で、待つことを選ぶ。

 

石井:そうですね。保護者の方にも子どもにも、「今はここまででいい」って思えることが、結果的に安心につながると思っていて。

 

<テーマ2:三浦らしさは“持ち寄り”――地域とつながる体験づくり>

高橋:びびっどさんって、地域とのつながりが自然にある印象があります。

 

石井:三浦はそれが本当に強いですね。

職員のつながりで農家さんと出会って、「みかん採りにおいで」「大根抜けるようになったらまたおいで」って声をかけてもらったり。

 

高橋:それ、三浦の“持ち寄り文化”ですよね。

「やらせてあげたい」「経験させてあげたい」っていう大人側の気持ちが、地域の人の温かさとつながって、体験が実現していく。

 

石井:まさにそれです。今年は“人とのつながり”でみかん狩りが実現できて、すごく印象に残っています。

<テーマ3:「子どもだけの支援」では届かないものがある――家族支援の日>

高橋:取り組みの中で、「これはやって良かった」と感じることは何ですか?

 

石井:いろいろありますが、家族支援の日をつくったことでしょうか。

子どもの支援とは別に、保護者の方が集まれる時間を定期的につくりました。

 

高橋:それ、すごくいい…。具体的にはどんなことをされているんですか?

 

石井:最初は「お家での様子」など情報共有から始めたんですけど、自然と話題が就学の話に広がって。

それなら、と教育委員会の先生に来てもらったり、先輩ママに体験談(失敗談も含めて)を話してもらったりしました。

 

高橋:保護者が一番聞きたいのって、“制度の説明”よりも、“実際どうだった?”ですもんね。

 

石井:そうなんです。話を聞いて「考えていたのと違った」と方向転換する方もいれば、「悩んだけど、今は良かった」と言ってくれる方もいる。

その場があることで、少し呼吸ができるというか。

 

高橋:家族支援の日って、どれくらいの頻度と時間ですか?

 

石井:月1回、1時間半〜2時間くらい。午前中です。

参加はだいたい5〜6人くらいですね。

 

高橋:ちょうどいい人数。深い話ができるサイズ感ですね。

 

<テーマ4:保護者の悩みは“中間がない”――就学、集団、そして行きしぶり>

高橋:最近、保護者の困りごとで増えていると感じることはありますか?

 

石井:やっぱり就学は大きいです。

それから、ご家庭では特に困りごとが目立たないけれど、園や集団の場面になると刺激が多く、戸惑ってしまうお子さんのケースも増えていると感じます。

 

高橋:ありますね…。

保護者の方は、長く一緒に過ごしている分、無意識のうちにお子さんに合わせて家庭環境を整えていることも多く、家では落ち着いて過ごせていても、園では刺激が多くて混乱してしまう、ということがあります。

トータスキッズでは、保育所等訪問支援という事業を通して、園・学校での行動観察や直接支援を行い、そうした差を分析しながら、家庭と園の間の相互理解や集団行動への支援につなげていますが、こうした“間(はざま)”の支援はとても大事だと感じています。

 

石井:そうなんです。

あとは、支援学校・支援級・通常級の間にいるお子さんについて、「その中間の選択肢があれば」という声も、よく耳にします。

 

高橋:「中間」がないことで、悩みが一気に“決断”になってしまう。

本来は、様子を見ながら、試しながら、段階を踏んでいけるといいのですが…。

 

石井:さらに年齢が上がってくると、本人が周囲との違いに気づき始め、言葉にしにくい不安や戸惑いを抱えることもあります。

その結果、学校生活での困りごとが増え、学校側も対応に悩みながら、保護者に状況を伝える場面が増えていく。

お母さんが頻繁に連絡を受けたり、迎えのたびに気を遣わなければならなかったりする中で、保護者もお子さんも、どちらもつらくなってしまうことがあります。

 

高橋:行きしぶりが表れてから立て直すには、かなりのエネルギーが必要になりますよね…。

だからこそ、困りごとが大きくなる前に、気軽につながれる場所があることが大切だと感じます。

 

<テーマ5:この交流会に期待すること――「知らなかった」を減らし、心がほっとする場へ>

高橋:今回の交流会、実行委員としてご一緒することになりました。どんな場になっていくといいと思いますか?

 

石井:正直、お母さんたちは受け身になりやすくて、

「知らなかった」「どうして教えてくれなかった」って気持ちを抱えている方も多いです。

でも、わからないことがわからない人もたくさんいる。

だから、ここに来れば「情報がもらえる」「つながれる」って思える場だといいなと思っています。

 

高橋:それだけで、救われる人がいますよね。

「自分だけじゃなかった」って気づけたり、先輩ママの話を聞いて心が少し休まったり。

 

石井:そう。ほっとできる場所。

笑ってもいいし、泣いてもいい。

「また次も行ってみよう」って思える場になったらいいなと思います。

 

<テーマ6:三浦の子育てが「選べる」ように――移動、資源、18歳以降の居場所>

高橋:三浦の子育てが、今後どんな風になっていったらいいと思いますか?

 

石井:まず、就学先など選択肢が少なくて困ることが減ってほしいです。

それと、横須賀・三浦が近いのに、行政の壁で「行けない」になってしまうのはもったいないなと感じます。

 

高橋:本当に…。“近いのに遠い”問題ですね。

 

石井:あと、移動手段も。免許がないお母さんもいるし、病院に行くのも大変な方もいる。

そしてもう一つ大きいのが、18歳以降の居場所や支援が少ないこと。

ショートステイも不足していて、横浜まで送迎している方もいる。

レスパイトのために送り迎えしていたら、レスパイトにならないですよね。

 

高橋:とてもよくわかります…。

“知っているだけでも安心”な場所が、地域に増えるといいですよね。

<最後に:まだ出会っていない保護者の方へ、石井さんからのメッセージ>

高橋:最後に、まだびびっどさんに出会っていない保護者の方へ、一言お願いします。

 

石井:契約している・していないに関係なく、

「ここで話を聞いてもらえるよ」っていう場所が一つ増えるといいなと思っています。

困りごとも、嬉しかったことも、「聞いて聞いて」って言いに来ていい。

そういう場所が、びびっどだけじゃなく、地域のあちこちに点在している。

そんな地域になったらいいですね。

 

高橋:ありがとうございます。

「一人で子育てしようと思わなくていい」――今日のお話、全部そこにつながっていました。

 

児童発達支援 放課後等デイサービス びびっど

三浦市南下浦町上宮田3202番地14リステージ三浦海岸104

TEL: 046-046-802-8593

Mail: vivid@kaigo1258-3.jp

詳しくは下記HPをご確認ください。

HP:https://www.instagram.com/vivid.kaigo1258/?hl=ja

 

 

<1月31日 パパママ交流会のご案内>

子どものことを一緒に考えたり、情報交換をしながら、

少し元気になれる時間、元気になれる仲間をつくりませんか。

 

「診断はついていないけれど、ちょっと気になるところがあって…」

そんな方も、もちろん大丈夫です。

 

今回は、パパ同士のつながりづくりや、

地域の支援サービス紹介のコーナーもご用意しています。

 

日時: 2026年1月31日(土)14:00〜16:00(受付13:45~)

会場: チェルSeaみうら(南下浦コミュニティセンター)多目的ホール

   神奈川県三浦市南下浦町上宮田3258番地4

   京急「三浦海岸駅」徒歩2分

対象: 未就学〜小学校低学年の発達に凸凹のあるお子さまの保護者

※プログラム・申込などの詳細は下記交流会HP参照。

https://wonderforest.co.jp/information/?p=1084

 

必要な方に、必要なつながりと一歩が届きますように。

当日、お会いできるのを楽しみにしています。

 

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