ども^^

 

今日は久々の「美人女優列伝」

 

第1回/ヴィヴィアン・リー

第2回/エリザベス・テイラー

第3回/イングリッド・バーグマン

 

と続いて、さて誰にするか迷っておりましたが、今は亡きオヤジが「あごのラインは世界一だ!」と絶賛したこの人にしました(笑)

 

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美人女優列伝(海外編)/第4回

グレタ・ガルボ

(スウェーデン)

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1905年~1990年/享年84才

 

 

 

スウェーデン・ストックホルム生まれ

 

サイレント映画からトーキー映画初期の代表的な女優!

 

幼い頃は、貧困で苦労したと言われ、さまざまな職業を転々としながら、持ち前の美貌からファションモデルから女優へと駆け上がり「肉体の悪魔」(26年)でミステリアスな美貌で人気を博し、女優としての地位を築き、「サイレントの象徴」と言われました

 

全米映画協会における「映画スターベスト100」の女優部門には、イングリッド・バーグマンについで5位にランクされています

 

 

1930年代に活躍したハリウッドの大スター!

 

「ガルボの前にガルボなし、ガルボの後にガルボなし!」

 

と、言わしめた歴史に残る美女です。ただ、美人というだけでなく、どんな作品にも圧倒的な存在感を放つ今だに伝説的な女優です。マスコミ嫌いとして有名で、私生活はほとんど知られず、謎多き女優と言われていました

 

「ニノチカ」で彼女が演じた女スパイのセリフが、人嫌いでありながら周囲に誤解されるガルボの本音を語っているようで印象的です

 

「独りになりたいなんて言ってないわ。そっとしておいて欲しいと言っただけよ」

 

 

「ニノチカ」

あのビリー・ワイルダーが脚本で、彼女の初めてのコメディ!笑わない女優として有名な彼女が「ガルボが笑う~」のキャッチ・コピーがつけられたくらい珍しい映画です

 

 

「マタ・ハリ」

第一次世界大戦中、スパイ容疑で逮捕、処刑されたダンサーの物語です!デートリッヒ主演の「間諜X27」で、同年マタ・ハリを題材にした映画がつくられています。お金持ちのお嬢さんで、自分の好きなように生きて来たデートリッヒと、貧困にあえぎデパートの売り子から這い上がってきたガルボは何かと比較されてきたようです。MGMのガルボとパラマウントのデートリッヒはトーキー映画初期に人気を二分する女優でした

 

 

「椿姫」

ジョージ・キューカー監督で、この作品は何度もリメイクされています。残念ながら他の「椿姫」は観ていないので比較できませんが、気品に満ちたガルボは美しかったです。さらにラストで、よろよろの身体で化粧台に向かうシーンは言葉が出ないほどで「有無を言わせない演技」とは、こういうことなんだろうと思いました

 

 

「肉体と悪魔」

ガルボの女優としての地位を確立した記念碑的な作品!ミステリアスな美貌に目を奪われますね。残念ながら未見ですが、オヤジがその美しさを絶賛した映画です

 

 

フランスの詩人ジャン・コクトーは

「ガルボこそエレガントな美人のきわみ」

と、称えたといいます

 

そんなガルボも「奥様は顔が二つ」(41年)を最後に36才で引退。その後、彼女のもとには多くのオファーあったにもかかわらず実現せず、マンハッタンのアパートで生涯独身を貫いています

 

「私はハリウッドに疲れ果てた」

 

人嫌いで有名で、ファンにサインをしたこともなく、アカデミーの主演女優賞にノミネートされても姿を見せることはなかったそうです

 

 

最後に彼女の名言をひとつ・・・

 

「結婚してようがしてまいが、あなたが幸せならそれが幸せなのよ!」

 

なんともガルボらしいセリフですね

 

実は、彼女の映画は数本しか観ておりません!ただ、その美しさや存在感は目を見張るばかりです。映画を観るというより、彼女の生きざまをじっくり観てみたいですね

  

<グレタ・ガルボの出演作品> 

イェスタ・ベルリングの伝説/1924年

喜びなき街/1925年

イバニエズの激流/1926年

明眸罪あり/1926年

肉体と悪魔/1926年

アンナ・カレニナ/1927年

女の秘密/1928年

恋多き女/1928年

野性の蘭/1928年

船出の朝/1929年

接吻/1929年

アンナ・クリスティ/1930年

ロマンス/1930年

インスピレーション/1931年

スザン・レノックス/1931年

マタ・ハリ/1931年

グランドホテル/1932年

お気に召すまま/1932年

クリスチナ女王/1933年

彩られし女性/1934年

アンナ・カレニナ/1935年

椿姫/1937年

征服/1937年

ニノチカ/1939年

奥様は顔が二つ/1941年

 

 

第1回/ヴィヴィアン・リー

http://ameblo.jp/wonda007/entry-12146785488.html

第2回/エリザベス・テイラー

http://ameblo.jp/wonda007/entry-12164471537.html

第3回/イングリッド・バーグマン

http://ameblo.jp/wonda007/entry-12180866353.html