びわ湖タワー大観覧車廃墟「イーゴス108」
仕事で滋賀県の大津に行ってきた際、有名な廃観覧車を撮影してきた。名前は「イーゴス108」。デビュー当時は108メートルという世界最大の大きさが売りだった。子供の頃に何度も乗った人の話では山岳地帯に囲まれた滋賀県を丸ごと一望できたという。ちなみに「イーゴスってなんだろう?」と思って調べてみたら、「スゴイ」を逆にしただけだった。うっかり「ナオンとシーメ」みたいな会話を聞いてしまったぐらいガッカリ。この周辺は「びわ湖タワー」という一大リゾートとまではいかないものの、ちょっとしたローカル遊園地だった。当時はテレビCMまで行っていて、現在もyoutubeで見ることができる。観覧車は1992年に作られた目玉アトラクションの一つだったが、客足は次第に減少し、2001年に惜しくも廃園となってしまった。このイーゴスを作ったせいで負債が膨らみ閉園という話もあるが、この厳しいご時世ローカル遊園地が生き残れるほど世の中は甘くもなく、どのみち閉園に追い込まれていたのかもしれない。跡地の大部分はイズミヤスーパーセンター堅田店とヤマダ電機テックランド大津堅田店になっているが、観覧車のところだけはいまだに残されている。観覧車の復活が計画されたこともあったが頓挫し、廃墟として現在もそのまま放置されている。鉄骨がさび、塗装がはがれても、メカニカルな構造は健在。そしてなにより、巨大建築物が発揮する圧倒的な質量感が、かなりグッとくる建築物だった。 今も誇らしげな「びわ湖タワー」の看板そしてメカニカルな鉄骨の造形まさに錆びた鉄骨が作り出した結果的アート作品ひたすら鉄骨それでいてメカニカル動力部青空に向かうゴンドラヤマダ電機の大型店や、ゴルフ練習場よりもでかい。さすが高さ108メートル。